園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

歓声

2014-09-04 16:19:21 | 日記

園長です。

 園庭から「歓声」が聞こえてきます。今、午後4時30分。子供たちのお迎えの保護者が三々五々やってきます。駐車場から園庭がすっかり見えるので、玄関に着くころには、お迎えの子が誰かほとんどわかる仕組みになっています。園庭を眺めながら、子供たちがどんな子と、どんな遊びをしているのか一目瞭然です。子供たちは誰がどの子のお迎えなのかよく知っています。子供たちと保護者、保育士とのやり取りも、玄関近くにある園長室からよく聞こえます。元気な子供たちの声は、聴いている誰もの心を癒してくれます。夕方が近いというのに、あの元気はいったいどこから来るのでしょう。もし、元気のスイッチがあるとしたら一度見てみたい気がします。

 9月6日は、当園の第37回目の運動会が開催されます。昨年は雨で一日順延し、私には「雨男」という名前が付けられました。昨年度は卒園するまで「雨男」と呼ばれていましたが、卒園式の時、園長先生に・・・と「傘」をいただきました。保護者の方は「雨男」にちなんで「雨傘」のつもりだったようですが、私が「日傘」をありがとうと言ったことで大笑い。しかし、その効果はてきめん。26年度の行事はすべて快晴、「晴れ男」に変身してしまいました。運動会の日の天気も、2,3日前までの週間天気予報は「雨」でしたが、昨日から土曜日は「晴れ」に変わってきました。気温の予報も23度から27度になっていました。まさに「晴れ男」の面目躍如というところです。外の大きな行事で残っているのは「ライオンズ杯」だけになりました。これも私の念力で晴れにしたいと思います。ちなみにライオンズ杯は10月4日に行われる予定です。

 ここ数日は、運動会の練習で子供たちも楽しそうです。わが園の運動会は、たぶん(よその運動会を見たことがないのでわかりませんが。)とても面白い企画になっているのだと思います。子供たちの成長、育ちが良くわかるように設定されていて、保育士たちの力量の高さがわかります。今年のテーマは「世界を知ろう」ということで、入退場門や競技内容も「世界」で統一されています。保護者や祖父・祖母の方々にも参加しやすい協議になっています。難しい協議はありません。多分、とてもオーソドックスな内容になっていますが、少しだけひねってあり、闘争心に火がつくような仕掛けがたくさん施されています。詳しいことは当日のお楽しみ。子供たちと楽しいひと時を過ごしていただきたいと思います。

 最近、子供たちを見ていると、とても個性が出ていると感心することがあります。この個性が生かせるような保育になっているのか少し心配になりますが、いろんな角度から子供たちを見て、保育をしていこうと思っています。みんなが平均点では人生は楽しくないので、どこかできらりと光る個性が見えるような保育を心がけたいと思います。わが園は「異年齢児保育」に取り組んでいるので、年齢の違う子供たちの取り組みにも注目してもらいたいと思います。何はともあれ、夕方の保育園の園庭は賑やかです。「子どもの園」そのものだと思います。園長室に聞こえる「歓声」は、保育士と子供たちの深いかかわりを感じさせてくれます。   少しだけ心を落ちつけたい最近の園長です。忙しすぎるのかなあ。

コメント
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