園長です。
本日午後3時半過ぎ、ものすごい雨が降りました。テレビで見た「大雨特別警報」の降り方そのものでした。低気圧と高気圧の戦いの結果だと思いますが、それにしてもものすごい雨と風でした。私は車で役所に行く途中だったのですが、前が見えないくらいの雨で、すべての車がライトを点灯して走っていました。車の屋根はぼこぼこと不気味な音を立てていました。みるみるうちに道路は冠水し水しぶきを上げていました。役所の帰りは、雨が上がっていたのですが、至る所で道路が冠水し、交通渋滞になっていました。いつも通る道路の低いところでは乗用車が50センチくらい冠水し、2台の車が立ち往生していました。小中学生がある職員には学校から「連れて帰れ」コールが入り、忙しい限りでした。学校は「連れて帰れ」で終わりですが、保育園は「遅くなります」のコールが入ります。文部科学省と厚生労働省の力加減なのでしょうか。これから認定子ども園になったら、1号認定の子供には「連れて帰れ」コールをして、2・3号認定の子供は「お迎えが遅くなるそうだからもう少し我慢してね」というのでしょうか。まだまだ分からない「子ども・子育て支援新制度」です。
広島や北海道の雨もこんな雨が、数時間続いたのかと思うと、暗澹たる気持ちになります。八戸には崩れるような山はあまりありませんが、馬淵川という一級河川が時々反乱を起こします。今日は大丈夫だったでしょうか、心配です。最近の天候は掟破りのことが多いので、予想がつきにくいのですが、早く穏やかな秋の天気になってほしいものだと思います。
先月、園庭の水はけが悪いので建設してくれた会社から整備してもらいました。以前は、今日のような雨が降れば、園舎側に大量の雨水がたまり、行き場を失った雨は、玄関の通路を川のように流れ、大変なことになっていましたが、整備以降どんなに降っても10分くらいでほとんど平常の量になりました。これって建設ミス?・・・ということはないでしょうが、時間がたたなければ判明しないことも多々あるんですね。それにしても西の方から黒い雲がモクモクとわきあがり、あっという間に辺りが暗くなった時は、「妖怪が来る」と騒いでいましたが、本当に不気味な雲でした。地球温暖化はやっぱり食い止めなければ、大変なことになりそうです。これが冬だったら・・・「豪雪」になることは間違いありません。昨年の大雪以上の雪はそれこそ「千年に一度」の異常気象になることでしょう。これから日本はどうなっていくのでしょうか。いろんな意味で心配の種が尽きない最近の園長です。