園長です。
今日は二十四節季の一つ「大雪」です。先月は「小雪」だったので本格的に雪が降り始める季節です。しかし今年は雪が無い。毎年この時期には「水道凍結注意報」が要注意などと表示され寒さが一段と厳しくなる時期です。ところが今年は「暖冬」らしく、未だに近所のつつじが「狂い咲」している状態です。先日県内のどこかで「桜の狂い咲き」の映像が流れていましたが、やはり気候がいつもと違うような気がします。「小春日和」とよく言いますが、桜も騙されるくらいの天気が続いています。暖冬の年は「大雪が降る」と言われますが、2年前の大雪にならないよう神様にお祈りしたいと思います。
さて、12月5日はわが園の「クリスマス発表会」が開催されました。旧園舎の時はホールに入りきれないくらい観客が多くなり、増築し解消に努めましたが、それでも苦情が出ました。新園舎になり、ホールも広くなり、保育室の作りもオープンにしたので旧園舎の倍近い収容力になりましたが、それでも移動が難しい状態です。5年くらい前からビデオカメラの映像をテレビで違う場所で見てもらうようにしています。昨年から大型テレビを導入して1階の支援センターの部屋に設置していますが、今年はこちらも大勢の観客が集まったようです。1年に一回のイベントとはいえ、子どもたちにも職員にも良い緊張感が漂っています。
発表会が終わると保育園も冬の準備に入ります。別に冬眠するわけではありませんが、落ち着いた保育を心がけます。年内は本格的な「雪」にはならないようですが、やはり冬は「雪」と「氷」との関わりが多くなります。そりもそろそろ小屋から出さなければなりませんが、これがまた大変なのです。少し降ったくらいの時に「そり遊び」をされるとせっかく張った「芝」が痛み、土がむき出しになります。去年は桜の木の根っこまで出てくるくらい地面が痛みました。大雪は困りますが少しくらいの雪であれば(除雪作業をしなくてもいい程度)嬉しい気持ちです。12月22日が「冬至」になっています。1年で一番日が短い日ですが、これを過ぎたあたりからが冬本番となり、気温も下がり、雪も降り始めます。八戸では2月、3月が大雪になる季節です。来年のことを言うと鬼が笑うと言いますが、早く「彼岸じゃらく」が来てほしいと思っています。私はその間「冬眠」したいと思っています。それではおやすみなさい・・・・。