園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

スズメバチの嘆き

2021-06-17 13:13:43 | 日記

園長です。

 やっと夏らしい天気になり、初夏の花が咲きだしました。我が園は、数年前ただだだっ広い園庭だったところをに四季の彩を考えていろんな樹木を植樹しました。最初のころは頼りない姿だった樹木も樹勢を増し、結構丈夫な木になっています。春の桜から秋のモミジまで四季折々の風情を楽しめる園庭になっています。ところが、花が勢い良く咲き始めたころと同時に「困った招かれざる客」も来るようになりました。今の時期に咲く「やまぼうし」と「ソヨゴ」の花に蜂が来るようになりました。ヤマボウシは園内に3本ありますが、ピンクの花がきれいです。ソヨゴの花は、小さく白い花ですが、が「蜜」(密ではありません)が沢山あるようでミツバチがたくさん群がっています。その中に狂暴、凶悪な「スズメバチ」(多分黄色スズメバチ)が来訪するようになりました。今週に入りもう5匹も退治しましたが、収まる気配がありません。保育園は子ども達が遊ぶ場所なので本当は危ない木は切ってしまうのが普通なのでしょうが、反抗精神が渦巻いている私は、逆に「危険な教材」として、殺虫剤を片手に子どもたちに「見本」として展示しています。今日も虫かごに「危険・スズメバ」と書いて3匹のスズメバチが入っています。夕方まで旺盛に飛び回るので、この後、何匹か増えるかもしれません。昆虫の世界は不思議の世界と言われ、蜜のある場所に自然と集まる習性があるようです。我が園の園庭も虫の中では「おいしい蜜のある場所」として記憶されているのかもしれません。しかし、虫の世界では「危ない場所」も申し送りされているといわれます。一度捕まえ損ねたスズメバチが「危険な場所」として登録していれば、こんなに来園することはないだろうに・・・と思ってしまう園長でした。近くに「巣」があると思われますが、まだ発見できていません。昨年は近くの公園にサッカーボール大のスズメバチの巣を見つけ、市へ報告しました。その生き残りが我が園を訪れているのでしょうか。スズメバチジェットは一缶2000円もする高価なものなので大事に使っていますが、たまにスピードに乗り遅れて退治しそこなうことがあります。子ども達には絶対向けて噴射できないのでその分退治する確率は落ちることもあります。「我が園の近くにいるスズメバチの諸君、我が園の園庭は危険がいっぱいなので命が惜しければ近づくな」と忠告したいのですが、だれか翻訳してくれる人はいないでしょうか。

コメント
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