園長です。
保育園の園庭は「秋」真っ盛りです。4本ある金木犀に見事な花が咲きました。オレンジ色に光る金木犀の花は、子ども達の格好のままごと遊びの材料になっています。せっかく咲いたのに・・と思いますが、子ども達にために植樹したので大目に見ています。保育園を改築した時に植えたのでかれこれ10年になろうとしています。毎日見ているので、木の成長はそれほど感じませんが、この時期に咲く黄金色の花は見事になりました。香りも1メーターくらいは飛んでいるようで、「この花、いい匂い~」と子ども達の声が聞こえます。手入れを全然していないのですが、毎年この時期になれば見事に咲いてくれるので楽しみです。
また、園ての隅にある「非常階段」には「ミツバアケビ」が植えられていて、紫の実が大きく実っています。アケビ自体は甘いだけで、おいしくもなんともないのですが、もうじき口を空けそうなアケビを見ると、「秋なんだなあ」と思います。昔は山の中にたくさんあったアケビですが、最近は雑木林が少なくなり、アケビを見つけることがなくなりました。食べるところは中の甘い部分だけかと思っていましたが、意外に外側の皮にひく肉を詰めた「肉詰め」が美味しいようです。種が大きく食べづらいアケビですが、工夫すればおいしい秋の味覚になりそうです。ちなみに春のアケビの新芽は山菜でも有名で「アケビの巣ごもり」という山菜料理になります。山菜を湯がいて鳥の巣状にして、卵の黄身を乗せて食べるようです。味付けもちろん「醤油」です。
今月の14日は「食育の日」と称して、せんべい汁(せんべいは前日に子ども達が焼く予定)を作り、サンマ、鮭、野菜、肉を焼いて食べる予定です。今年はキノコが不作だったのでキノコ汁はあまり期待できませんが、南部名物「せんべい汁」を堪能しようと思います。
10月1日(土) 今日から10月がスタートしました。衣替えの時期ですが、今日は日差しも強く夏のような暑さで、子どもたちはほっぺたを赤くし、汗を光らせながら遊んでいました。年長組の子どもたちは、いつも散歩で行っている根城の広場で行われた『史跡根城まつり』に参加してきました。コロナウイルスの流行により、様々なイベントや交流会などが中止になる中、初めてのお客さんの前での発表に少し緊張しながらも、笑顔でステージ発表をしていたようです。詳しい内容はトップページをご覧下さい。 さて、今日の給食は『きしめん』でした。小松菜・ねぎ・蒲鉾・お揚げなどカラフルにトッピングされていました。子どもたちは麺にツルリと逃げられながらも、モリモリ食べていました。『手羽中の塩焼き』は手で骨をつかみながら、みんなかぶりついて食べていました。「ライオンみたい!」と言いながら食べているお友だちもいて、可愛らしかったです。(若江)
9月30日(金) 今日は9月生まれの誕生会でした。7月、8月にコロナで参加できなかった子もお祝いしました。今回は「手話」のダンスも織り交ぜ楽しい時間をすごしました(詳しくは9月誕生会かわら版で)。我が園には調理員が4名います。誕生会の日はいつもより忙しく、さながら戦場の様相になります。 さて、誕生会のメニューは普段と少しだけ違うメニューになっていますが、今回は「タイ料理」の「カオマンガイ」がメインでした。料理名からは中身が想像もできませんが、ご飯の上にタイ風に味付けされた鶏肉の切り身が乗っており、意外にさっぱりした味付けでおいしかったです。「海老とはんぺんの春巻」は、調理員が総出で巻いたそうです。エビやはんぺんよりも顔を利かせていたのが「豆」でした。緑色の枝豆のようでしたが、巻くのが大変だったと思う一品でした。味はまあまあで食感はパリパリではなく、もっちりでした。シーザーサラダはどこがシザーかよくわかりませんが、野菜とチーズが良く混ざっていて食べやすかったです。 今日で9月も終わり。明日からは秋ど真ん中の10月です。早速、根城の広場で「史跡根城祭り」が行われます。我が園の子ども達も短時間ですが出演します。大勢の人に囲まれるのは久しぶりなので少し心配していますが、いつもの姿を見せてくれればいいなぁと思っています。
9月29日(木) 今日は久しぶりに気温が上がり、園庭に出した麦茶のジャグがあっという間に空になっていました。朝夕はだいぶ涼しくなってきましたが、汗をかきながら遊んでいる姿も見られるので、上着で調節しながら、体調管理に気を付けていきたいと思います。 さて、今日の給食は『豚肉と茄子の味噌炒め』でした。今シーズン最後の、保育園の畑で採れた茄子も入っていたようです。ピーマンに茄子と、子どもたちの苦手な食材が入っていましたが、みそ味で食べやすく味付けされていました。『ドイツ風サラダ』は、ポテトサラダにスライスしたリンゴが入ってるのですが「今日のサラダにリンゴがはいってるよ!ラッキー」と喜んで友だちに教えている子がいました。人気でモリモリ食べていましたよ。すまし汁にはそうめんが入っていたので、麺好きの子どもたちは、あっという間に食べていました。(若江)
9月28日(水) 9月は根城連合町内会の「あいさつ運動」が行われました。毎週水曜日4回にわたり我が園からも職員が根城中学校の交差点で活動しました。園では、いつもは玄関で行うあいさつ運動ですが、この期間だけは園舎の前に出て行います。本日は3歳児、4歳児の連合チーム9名が活動しました。園の周囲は余り歩行者はいませんが、自動車の中から手を振ってくれる方もいて、子ども達に元気をくれます。あいさつは習慣で身に着きます。この期間だけではなくご家庭でも「おはよう」のあいさつを継続して行うよう心掛けてほしいものだと思います。 さて、本日は水曜日、おにぎりの日です。各家庭から心のこもったおにぎりが持参されます。メニューには関係なくおにぎりが一番最初になくなります。今日のメニューは「鱈の野菜あんかけ」と「牛蒡の炒め煮」でした。これからが旬の鱈は軽く油で揚げられていて、たっぷりの野菜の餡がかけられていました。淡白な白身の鱈と筍、玉葱、人参が良く似合っていました。体に良いとされる「牛蒡の炒め煮」は甘辛い味付けで好評だったようです。秋は食欲が進みます。食べすぎに注意しながら食事を楽しみたいものです・・・飲みすぎも。
9月27日(火) 「今日はカレーライス」と朝から楽しみな子ども達。我が園のカレーは「肉・野菜・魚」と種類があり、カレー自体は10種類くらいあると思います。月に1回から2回、カレーの日がありますが、私が一番好きなカレーは「カツカレー」です。やや薄く切った豚肉をカツにしてカレーをかけるだけですが、調理員の魔法の味付けが美味しさを際立てます。今日は「チーズカレー」ということで普通のカレーの上に角切りにした「チーズ」を振りかけたものですが、カレーの味が2段階くらいおいしくなります。海藻サラダといえば海藻がもりもりみたいに感じますが、ほとんどが野菜です。わかめが控えめに混ざっています。野菜スープには、ニラ、もやしが入っていました。今日は天気が良く、園庭や根城の広場でたくさん汗をかいてきたようで、ランチルームはお代わりで大賑わいでした。「空腹」は最高の味付けと言いますが、まさにその通りだと思います。
9月26日(月) 今日の献立の一品は、ランチルームに入るとすぐわかりました。強烈なにおいとねばねばの食材・・・納豆です。我が園では「ひきわり納豆」を主に注文しています。子ども達が食べやすいようにとの配慮ですが、私は断然丸ままが良いです。特に「大粒」が大好きです。納豆独特の味が口の中でじんわりと広がり、納豆の持つ優れた栄養価が全部取り入れられるような気がするからです。たまにチーズなどが入りこともありますが、これは栄養的にはお勧めです。匂いがきついのが難ですが、体にはとても良いようです。もう一品の「鶏肉の中華炒め」は鶏肉が油で揚げてあるのでとても食べやすかったです。筍、椎茸、パプリカなども入り、おいしい一品に仕上がっていました。今日の味噌汁は普通においしかったですが、おかわりをしている子がたくさんいました。やはり味噌汁は日本人の味覚の原点ではないかと思います。9月もいよいよ最終週になりました。おいしい給食をたくさん食べ、頭と体を鍛えようと思います。とりあえずは「ライオンズ杯」と「根城史跡祭り」ですかね。頭と体力は連動しているのです。食べる子は育つ・・・寝る子は育つだったかな?