園長です。
今日は、嵐のような天気です。雨は降っていませんが風が台風のようです。「虎落笛」(もがりぶえ)が吹きまくっています。虎落笛というのは、俳句で言うところの冬の季語で、木の枝や電線に強い風が当たると「ぴゅーぴゅー」若しくは「ひゅーひゅー」と聞こえる音のことです。これは私が高校時代に国語の時間に作った俳句で使った季語で、国語の先生が読めなかった漢字です。こんな些細なことが優越感となって長い間記憶にとどまっているものなんですね。
さて、明日は今年最後の大イベント「クリスマス発表会」が行われます。わが園は子供たちの成長を定点観測的に保護者に伝えるため、運動会と発表会を行っています。この日のために特別なことをするということではなく、これまでの保育の積み重ねを見ていただくために行っています。わが園の「発表会のテーマ」は「一人一役全員主役」です。自分の声で、自分の力で表現をすることに主眼を置いています。また、異年齢児で行う「異年齢児3部作」(今年は3歳以上の人数が過去最高になったので4部作になりました)は発表、劇など職員と子どもたちが工夫して作り上げた楽しい出し物になっています。今年は年間テーマが「絵本」になっているので、絵本にちなんだ出し物が主になっています。お話キャラバン隊も出てきます。やはり子供たちにとって、非日常の出来事は思いのほか記憶に残っているようです。
また、第2部の「歌・合奏」では、年齢ごと(クラスごと)の編成で、年齢の違いを保護者に知らせています。毎年、年長の合奏を聞いて涙を見せる父兄が続出します。今年は1年間のスライドショーを1部と2部の間に行い、より感動を誘おうと保育士たちの狙いがあるようです。今年は感染症も少なく、全員が元気な姿を見せてくれそうです。今夜から未明にかけて強風と寒波が襲来する予報ですが、子どもたちの熱気に押されて少しずれくれればうれしいと思っていますが、どうやら雪が落ちてきたようです。さすが「雨男」、最近は「雪男」とも呼ばれていますが、天気が悪いのはすべて私のせいになっているようです。保護者の皆さん、開園は午前7時です。くれぐれも体調を崩さないようお願いします。明日はよろしくお願いします。
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