園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

サッカーD級ライセンス

2010-09-20 20:04:57 | 日記
園長です。
 9月19、20日の連休はいかがでしたか。私は、この2日間、青森市へ「サッカーD級コーチ養成講習会」に参加してきました。これは12歳以下のこども達にサッカー指導を行うための日本サッカー協会が主催する講習会です。今回は青森県全体から32名が参加しました。私のように50歳を過ぎた参加者はほとんどいませんでした。まして講習会の数日前にサッカーシューズを揃えたりしたのは私だけのようでした。初めて履いたシューズは、なかなか履き心地は良かったのですが、履いた相手が悪かった。足を草刈り機でいためてからほとんど右足を使っていないのと、左足がの親指が「巻き爪」で痛いのと、運動不足のせいで、走れない、蹴れない、呼吸困難になるなど、散々の2日間でした。
 私は、小学時代から「野球」を選択していて、サッカーは保育園に就職してから、覚えたのでした。技術はなし、経験も無し、あるのは「負けず嫌いな性格」だけでした。保育園ではサッカー大会がありますが、最初に参加した年は、1点も取れず、一度も勝てず、4チーム中4位でした。私は「そんなもんだろう」と思っていたのですが、こども達は「悔しい」といって涙を流しました。野球しかやったことがなかった私ですが、こども達のために、見よう見まねで教えたのが功をを奏し、優勝できるようになりました。しかし、時代は変わりサッカー全盛の時代になり、クラブチームも増え、こども達も本格的な訓練をするようになりました。今までの園長の思い付きや口だけの指導ではなかなか勝てなくなりました。そこで今回は「正式な教え」を乞うためにD級ライセンスに挑戦したのです。54歳には「とてもきつかった」講習ですが、いろんな練習の仕方、ほめ方、楽しませ方を勉強してきました。私たちが主催する「幼児サッカー大会」の参加チームの田子保育園の保護者もいました。私みたいに「ど素人」は少ないようでしたが、私と同じく、体力不足で足がもつれたり、「こんなはずでは・・・」と顔に出ていた人も何人かいて少しだけ心強い思いもしました。この年になって、実技5時間はきつい。外で立っていても30分も持たない体には、拷問のような5時間でした。講義も5時間以上あり、体力と頭脳が久しぶりに少しだけ必要な2日間でした。最後は試験問題もあり無い体力、衰えた頭脳を呼び戻そうとしましたが、「ど忘れ」の域を超えた(若年性痴ほう症)の疑いがあることが判明しました。さっき聞いたことが覚えられない。今見たのに思いだせない・・・。「老化」という現実を目の当たりにしました。それでも何とか合格したような感じがしています。20問中12問で合格。私は17問は完ぺきにわかったのですが、3問は答えは書いたのですが「?」です。とにかく久しぶりに体と頭をフル回転させた講習会でした。これからこども達に楽しくサッカーを教えて行こうと思います。今回のライオンズ杯には間に合わないかもしれませんが、これからのこども達のことを考えると有意義な研修だったと思います。頑張ります。
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