園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

本日の給食2月№1

2021-02-09 10:23:32 | 日記

2月の第1週もあっという間に過ぎました。立春という節目の季節でしたが、1年で1番寒い季節、日中の最高気温が0度に達しない日が続きました。そんな中でも子ども達は頭から湯気を出して園庭で遊んでいました。寒気で雪が締まり、そり遊びにはうってつけだったのです。雪遊びというよりは氷遊びの方がしっくりきそうな感じでした。それでも日一日と日暮れが遅くなるのを実感しています。春はもうじき来そうな気配です。

2月6日(土)  今年度最後の年長組保育参加日がありました。新型コロナの感染が拡大する中、どうしようか迷いましたが、小学校に上がる直前の姿を見てもらいたく計画しました。例年は子供たちと共同で制作やクッキングなど行っていましたが、今回は2階を全部使い、文字の練習をしてから運動遊びとコーナー遊びに分かれて親子で楽しみました。給食は試食会なしで子ども達が食べる様子を見てもらいました。箸の使い方などチェックしていたようです。参加してくれた保護者は「給食を食べられないことが残念です」と言っていました。例年は親子で試食をしてもらっていたのですが、すべてはコロナが悪いのです。一日も早い収束を願うばかりです。本日の献立は「肉豆腐」と「ブロッコリーと菜種和え」がメインでした。肉豆腐は、見た目が「すき焼き」とそっくりですが、味付けと人参が入っているところが少し違います。ブロッコリーのことを「ブッコロリー」と言っていた子がいましたが、ゆで加減が絶妙でした。菜種とトウモロコシがさりげなく彩を添えていました。今日の味噌汁には「寒大根」が入っていました。千切りにした大根としっかり干された寒大根がなめこと交じり合い良い味を出していました。寒大根のしっかりした噛み応えは久しぶりに味わいました。やっぱり旬のものはひと味違うと思いました。

2月5日(金)  コロナ前だと金曜日の夕方になると心がそわそわする「花金」と呼ばれるゴールデンタイムがありましたが、コロナ禍の中では「ただの平日」になってしまいました。懐も心もとても寂しい今日この頃です。さて、我が園では給食に「麺類」が良く出ます。ラーメン、焼きそば、うどん、スパゲテイなどです。今日は「きしめん」がでました。私が小さい頃は「ひもかわ」と言っていた気がします。私の父は、方言も入って「ひぼが」と言っていました。北国は寒いので口を開けずに言葉を縮めて言うのです。日本で一番短い会話は津軽でいう「どさ」「ゆさ」(標準語:どこに行くのですか。お風呂に行きます)と言われますが、南部には「かァけ」「」(標準語:さあ食べなさい。いただきます。)という極めて短い会話があります。最近はあまり聞かない言葉ですが大事にしたい文化だと思います。話がそれました。きしめんはうどんを平たくしたようなものですが、食感はうどんより食べやすく、子ども達は大好きです。また、この「つゆ」がおいしいんです。昆布と煮干しでしっかり出汁を摂ったのでしょう。1歳児の子が食べ終わったどんぶりを顔にかぶせるようにしておつゆを飲んでいる姿が見られたほどです。麺の上には緑のほうれん草なるとが2枚鶏肉少々が乗っていました。白身のフライは「」でした。緑のレタスが彩を添えていました。ヒジキの中には人参、インゲン、さつま揚げ、しめじが入っていました。麺類は消化が良く、おなかがすくので、3時のおやつはアビニオンさんの「ホワイトラブ」が用意されています。調理員の工夫、苦労が良くわかる今日の献立でした。

2月4日(木)  日中の最高気温がマイナス4度。ここは本当に日本なのでしょうか。雪も散らつき節分で鬼を返してしまったのが悔やまれます。さて、昨日、市からメールが届きました。「新型コロナウイルスが市内において慢性的に感染者が確認されている」という情報でした。防御の壁はとても低くなっているようです。なんとかここでくい止めようと思いますが、どうなることやら・・・。

今日のご飯は「玄米」入りでした。いつもの白米より少しくすんだ色のご飯でしたが、その分栄養が濃くなっています。玄米は体に良いとのことですが、おいしく食べるにはそれなりの機会と工夫が必要です。我が園の炊飯器は玄米も炊ける優れもので、たまに入れて子ども達の様子を見ているようです。私は「玄米」と「」が入ったご飯は正直「苦手」です。特に麦飯は「とろろ」があるからおいしいので、好んで食べようとは思いません。私が小さい頃はよく「麦飯」が出て、母親と父親が麦の量で言い合っていたのを思い出します。麦の歯ざわり(きゅっきゅ、若しくはムニュムニュとした食感)が原因だったと思います。私も父親の血を引いているのだと思います。玄米は「固い」という印象があり、食べず嫌いの典型だと思います。子ども達は良く食べているなあと感心します。やはり「慣れ」のでしょうか。これから慣れたいと思います。鶏肉と根菜の煮物は今が旬の大根・蓮根・人参・ごぼうが入り、甘辛く味付けしてあります。玄米との相性は抜群です。胡瓜とめかぶの酢は、大盛りで食べる子が多く、人気があります。デザートは「白桃」の缶詰めでした。たまには缶詰もおつなものです。3歳児もだんだん食べる量が増え、おしゃべりも多くなりました。今日もにぎやかなランチルームです。

2月3日(水)  立春だというのに外へ出れば耳が千切れるほど気温が低い。今日の最高気温は-3度だという。北国の立春は暦の上だけのようです。当園では、毎週水曜日が「おにぎりの日」になっています。今日もお母さん方(若しくはお父さん、おばあさん…さすがにおじいさんは作らないかな)の愛情たっぷりの工夫されたおにぎりが沢山ありました。一番多いのが「海苔」と「ゆかり」です。海苔はいろんな形に切ったり透かしを入れたり、ほんとに知恵を絞った傑作が多数ありました。今日は「手裏剣」と「ウサギ」のおにぎりがありました。ウサギのおにぎり(写真2番目)は食べてしまうのがもったいないくらいの力作でした。でも、どんなに素晴らしくてもおなかの中に入れてしまえばおしまいですが、子ども達には自慢のおにぎりになっています。

今日のメインは「野菜炒め」。キャベツの緑豚肉橙色の人参こげ茶のきくらげ、そして万能野菜のもやしと玉ねぎが程よく炒められていました。野菜嫌いの子どもが増えているといいますが、当園の子ども達は野菜が大好きです。黄色い厚焼き玉子は焼きたてで少し味が付いています。醤油をかけなくてもおいしい一品になっています。味噌汁は寒い時期にはうってつけの「高野豆腐」、八戸ではこの時期「凍み豆腐」作りが盛んですが、食感はほぼ同じようです。栄養と味は、作り方を知っている分断然「凍み豆腐」に軍配を上げますが、値段も大量生産ができない分高めのようです。野菜炒めに入っている「きくらげ」は最近岩手県洋野町産が多く、シャキシャキと歯ざわりが良く、「刺身」でも食べられるということです。おにぎりと野菜炒め・・・これがおいしいだなあ。今日も完食です。

2月2日(火)  今日は「節分」。例年より1日早い節分です。私はてっきり3日だと思い、予定を入れてしまっていたので豆まきには参加できませんでした。明日はいよいよ「立春」です。暦の上だけですが、春が大急ぎで近づいてきた感じです。今年も職員が扮する「」は迫力があり、子ども達には「招かざる客」だったようです。姿かたちを見ただけで鬼の怖さがわかるらしく(ほんと、可愛いもんです)泣く子や逃げ出す子で大騒ぎのようでした。見ていないのですが、目に浮かぶようです。世の中、優しくなっているので、たまには怖い思いもしないと健やかな成長は望めません。今年は鬼より怖い「新型コロナウイルス」を退治することが重点だったのですが、鬼曰く「少し気合が入ってしまった」ということでした。こうして我が園にも春が訪れるのです。

さて、節分には「イワシの頭」と「柊の葉っぱ」が鬼退治には欠かせません。そこで、本日のメインは「イワシの竜田揚げ」。午前中からランチルームはイワシの匂いで充満していました。開いたイワシを小麦粉でまぶし、油で揚げたものです。イワシの頭でなくても結構なにおいがしました。でも味はみんなが好きな味付けでした。小松菜のお浸しには菊、人参、えのきなどが入り、彩り豊かなものになっています。つみれ汁には、つみれのほか豆腐、糸コンニャク、しめじ、人参などが入り、食べ応えのある一品になっています。写真の右端にあるのが本日の「おやつ」です。鬼の形を摸した蒸しパンで、髪はホイップチョコ角はとんがりコーンになっています。角は1本と2本の2種があり、各自で選べるようになっています。私だったら絶対2本の方を選びますが、子ども達はどちらを選ぶのでしょうか。3時のおやつの時間が楽しみです。遊び心満載の手作りおやつには調理員の愛情がたっぷり込められています。

2月1日(月)  今日から2月。なんとなく春が一歩近づいた感じです。しかし新型コロナはまだまだ真冬真っただ中。最近は身近に感染を感じることがあります。1月末には我が園の年長児が行っている課外授業の施設でクラスターが発生し、臨時休業になりました。市内の学校でも単発的に感染者が発生しています。今日は我が園と取引のある業者の職員が感染ということで会社がお休みになるという連絡が入りました。濃厚接触者と接触があったという園児の祖父母や会社で感染者が発生したので全員お休みになったとか、いつ・誰が・どこで感染しても不思議ではない状況です。そんな折、我が園では不測の事態を見越して他園との共助体制を構築しました。園同士協力し合ってこの危機を乗り越えたいと思います。詳しいことは後程お知らせします。

さて、今日は「豚肉と薩摩芋のトマト煮」がメインでした。豚肉と薩摩芋は意外と相性が良いのです。ジャガイモとも相性がいいのですが、トマトが仲立ちすることで何となくイタリアンな雰囲気になります。トマトの酸味と薩摩芋の甘さが一体となり、口に入れるとごはんが欲しくなる一品です。そして「切り干し大根」。先日たべたばかりなのにもう出てきました。きっと「切り干し大根が苦手だ」と先日コメントしたためと思われます。「今は切り干し大根が大好きです」と書いたらどうなるのか、明日も出てきたらどうしましょう。でも塩昆布とのコラボは切り干し大根の旨味を引き出しているようです。子ども達は残すこともなく、今日も完食です。

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