園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

西わらび

2014-05-22 15:49:19 | 日記

園長です。

 今日は雨が降っています。ここのところほとんど雨が降らなかったので、農家の方々には恵みの雨だと思います。ただ、寒い。気温が15度にしか上がらないので半袖から長袖に替えました。ほんと体調管理が大変です。

 さて、先日、妻とワラビ取りに行ってきました。私たちの数少ない楽しみの一つです。毎年2回くらい山へ出かけ、ワラビ、蕗などをとってきます。いつもは6月の初めくらいに行くのですが、今年は仕事が立て込んでいたので、「今でしょう。」という思いつきで出かけました。行先は秋田県堺の「白萩平」。ここは、私が中学3年生の時学校でキャンプが行われ場所で、いつ行っても懐かしい香りがする場所です。山にはところどころ雪が残っており、まだ早い感じがしましたが、いつもの場所へ直行しました。出初めのワラビがたくさん出ていました。妻はじっくりと腰を据えて背比べをしているワラビをとっていました。短いものは5センチくらい。しかし、根本はえんぴつより太いものが多く、食べごたえがありそうです。本当に小さいものが多く、10~15センチに伸びた若いワラビがたくさん採れました。採ったワラビは車に運び、持ってきた「草木灰」に根元をつけます。ワラビは痛みが早く、水分が抜けるとおいしくないのです。乾燥を防ぐために灰につけます。私の車にはこの時期、草木灰が常備されていて、いつどこでもワラビ取りが出来る準備が出来ています。今回のワラビは、4月に行った「銀河高原ホテル」で出された「西わらび」を作ろうと思います。なんと、いつ食べても新鮮採りたて、しかもしゃきしゃき・・・。目からうろこの西ワラビです。作り方はホテルのシェフから「企業秘密です。」という条件で聞き出したので、一度作ってから報告したいと思います。とにかく、びっくりの西ワラビなのです。

 西ワラビは、「西和賀でとれたワラビ」のことを言うそうですが、1年前のワラビでも新鮮、採りたて、しゃきしゃき感いっぱいの仰天ワラビです。地元でも「西ワラビ25年産」ということで昨年のワラビを売っていました。そのころはまだあたり一面雪が積もっていて、一面銀世界だったのです。今頃はあたり一面でワラビが発生していることでしょう。

 ということで、白萩平で採れたワラビは、厳選して「西ワラビ」と自家用の食卓ワラビに分けて調理し、西ワラビは大事に保存してあります。妻が採ったちびワラビは、灰で湯がいてあく抜きをしたあと「お浸し」でいただきましたが、ぬめりがある上にしゃきしゃきした歯触りで最高の味でした。お蔭でビールが進む進む。でも繊維質なのでメタボの私にはいい感じです。

 これから1か月くらい、道端のワラビがきになる季節です。実は先日、青森市へ用事で出かけたのですが、途中にワラビが生える場所があり、ちょっとだけ歩いてみました。枯草の中からやっと頭を出しているワラビがたくさんありました。その中から夕食分だけのワラビをいただき、持ってきました。ここのワラビは色が赤く、ずんぐりと太っていて最高の食感なのです。もう何年もとっていますが、今年は遅めのようです。来週も青森市へ出かける用事があるので、ぜひ立ち寄ってみたいと思います。春はいいなあ・・あ、そうそう、ここに行くときは、私の車には「味噌」が常備されていて、生のワラビに味噌をつけて食べます。もちろんその場で・・・。採りたてのワラビはアクもなく、かじるとさわやかな食感と適度のぬめり感があり最高です。不謹慎ながらビールが飲みたくなります。私のささやかな春の楽しみです・・・。

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