“杭全神社・「御田植神事写真展」” ~区民ギャラリーにて開催!
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<シテ> 「世の中の良ければ、ほながの尉(じょう)も、たーれたれ」
<地方(じかた)>「大柑子(だいこうじ)を二つ並べて、福の種を蒔こうよ」
上記は去る4月13日の午後7時より杭全神社本殿で執り行われた「御田植神事」の中で何度も繰り返された一節です。
暫くは耳に付いて離れそうもない、魅力的な節回しでありました。
「世の中に疫病や飢饉がなく無事に繁栄することを願う」というシテの言葉に対し、「めでたいとされる大柑子(大きいみかん)を燦ケと輝く二つの太陽に例え、その下で稲を育てれば、豊作に違いない」という地方(じかた)の返しが大変、心地良く感じました。
「御田植神事」は、かつて、平野郷の七名家が中心となって約600年に渡って、奉納してきた神事で、地域の人々に「あーえん」と呼ばれ親しまれてきました。
猿楽を基調とした形式は数ある御田植祭の中でもユニークなもので、国の選択無形文化財に指定されています。
一時、存続が危ぶまれていましたが、現在では「平野の町づくりを考える会」が中心となって発足させた「御田植神事保存会」のメンバーが奉納しています。
今年の御田植神事の様子を区役所1Fの平野区民ギャラリーに展示される「御田植神事 写真展」で、ご覧頂くことができます。
展示期間
8月8日(木)から8月21日(水)
展示場所: 平野区民ギャラリー(平野区役所1F)
撮影者: 平野の町づくりを考える会 丹羽 玲 さん
(*この記事は平野区役所ホームページにも掲載して頂いています。)
<写真展・準備風景>
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左から、写真家、丹羽玲さん。「御田植神事保存会」代表、松村長二郎さん。今年の“シテ”役を演じた藤岡璋光さん。
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<シテ> 「世の中の良ければ、ほながの尉(じょう)も、たーれたれ」
<地方(じかた)>「大柑子(だいこうじ)を二つ並べて、福の種を蒔こうよ」
上記は去る4月13日の午後7時より杭全神社本殿で執り行われた「御田植神事」の中で何度も繰り返された一節です。
暫くは耳に付いて離れそうもない、魅力的な節回しでありました。
「世の中に疫病や飢饉がなく無事に繁栄することを願う」というシテの言葉に対し、「めでたいとされる大柑子(大きいみかん)を燦ケと輝く二つの太陽に例え、その下で稲を育てれば、豊作に違いない」という地方(じかた)の返しが大変、心地良く感じました。
「御田植神事」は、かつて、平野郷の七名家が中心となって約600年に渡って、奉納してきた神事で、地域の人々に「あーえん」と呼ばれ親しまれてきました。
猿楽を基調とした形式は数ある御田植祭の中でもユニークなもので、国の選択無形文化財に指定されています。
一時、存続が危ぶまれていましたが、現在では「平野の町づくりを考える会」が中心となって発足させた「御田植神事保存会」のメンバーが奉納しています。
今年の御田植神事の様子を区役所1Fの平野区民ギャラリーに展示される「御田植神事 写真展」で、ご覧頂くことができます。
展示期間
8月8日(木)から8月21日(水)
展示場所: 平野区民ギャラリー(平野区役所1F)
撮影者: 平野の町づくりを考える会 丹羽 玲 さん
(*この記事は平野区役所ホームページにも掲載して頂いています。)
<写真展・準備風景>
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左から、写真家、丹羽玲さん。「御田植神事保存会」代表、松村長二郎さん。今年の“シテ”役を演じた藤岡璋光さん。
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