ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

洛北・鷹峯の紅葉 ~真紅の煌めき

2014-11-26 | 花めぐり・紅葉~11・12月

洛北・鷹峯の紅葉 ~真紅の煌めき

              

 鷹峯には、かつて、私のお気に入りだった北山YHがあり、当時、20~30泊ほどしたろうか、このあたりはホームグラウンドとでもいうべき地であった。
 今はYHも廃業され、跡地には住宅が建ち、時の流れを感じずにはいられない。
 あの頃の鷹峯は、まだまだ訪れる人もまばらであったが、源光庵などは、今や京都の紅葉名所の上位にランクされ、大変な人出となる。

              

              

 源光庵の本堂には丸い「悟りの窓」と四角い「迷いの窓」があり、それぞれに仏意がこめられている。
 丸い窓は、何事にもとらわれないおおらかな気持ちを「禅と円通」の心で表し、四角い窓は、生きることや病、死ぬことなど日々のさまざまな苦しみの「人間の生涯」を表している。

                    (HPより拝借)

 今回は久し振りに、この窓を撮影するためにやってきた。
 それなのに・・・何と「11月中は撮影禁止」とある。
 小さなお寺に観光客が溢れるので、客が撮影するたび、立ち止まっては流れが滞ってしまうからだとか。
 こんなことを決める人は写真撮影に重きを置かない人なのだろう。残念なことである。
 これでは、とても、悟りは得られない。

               

 本堂の天井には伏見城の遺構で、落城の悲劇を伝える血天井が残されている。


              

              

              

              

                     

 源光庵にほど近い光悦寺は、徳川家康が江戸時代の芸術家・本阿弥 光悦(ほんあみ こうえつ)にこの地を与えたことが始まりである。
 光悦の一族や様々な工芸の職人らがこの地に移り、芸術家村(光悦村)として栄え、光悦が亡くなった後に屋敷は寺となった。
 光悦寺の参道は赤々とした紅葉が重なり合い、真紅のトンネルとなる。
 
              

              

              

              

 また光悦寺独特の竹垣「光悦垣」がある。

              

 土産物店でかわいい置物を見つけた。

              

              

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 そして、番外編は洛北・おススメお食事処。
 上賀茂神社横を賀茂川沿いに上がる「MKボウル上賀茂」内の「上賀茂バイキング」。
 食べ放題で何と、ランチタイム・・・550円。
 もともと、MKタクシーの社員食堂を一般に開放していたものを、このたび、リニュアル。
 種類も多く、終了時間前でも、どんどん、出来たてを持ってきてくれる。



              

              


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