藤原京のコスモス ~過ぎ逝く秋
この頃になると、やっぱり、コスモスを見に行きたくなるのは、春に桜を見たくなるのと、ほぼ同じ習慣である。
どこに行くか悩んだ末に、いつものように藤原京に出かけるのも私にとっては定番となった。
この地がかつて都だった頃、水はけの悪さが災いして、ついには屎尿の溜り場と化し、廃都にせざるを得なかったとは裏の古代史である。
その立地がコスモスには適地とは皮肉なものである。
風になびく一面のコスモス。
秋桜と名付けた人の感性に感服する。
大和三山に囲まれた藤原京。畝傍山がコスモスから、ポコンと顔を覗かせていた。
こちらは耳成山。
今年もあっという間に過ぎようとしている。
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