ススキたなびく頃 ~大和葛城山
葛城山頂では、ススキが一面にたなびいていた。
山頂の秋は一足早く進んでいるようだった。
奈良盆地の眺望は見事である。
大和三山が望める。
大阪側に目を移すと大阪平野だけでなく、遠く神戸の和田岬や関空、淡路島まで見渡せた。
“あべのハルカス”が遥かに見えた。
頂上付近には樹木が殆どなく、草原状になっている。
ススキだけでなく、鵯花 (ひよどりばな)が群生していた。
鵯花は晩夏から秋にかけて、ヒヨドリが鳴く頃に開花することから、この名前になった。
女郎花も高原の風に吹かれていた。
金剛山を真横に望む葛城山は秋はススキに覆われるが、春には燃えるようなツツジの赤に包まれる。
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