京都西山・光明寺 ~紅葉めぐり
京都府長岡京市の西山浄土宗の総本山光明寺は、承安5(1175)年に宗祖・法然上人が43歳の時に日本で最初に念仏の教えを説いた寺院で、京都の紅葉名所としても有名である。
光明寺は法然を慕い帰依した、弟子の蓮生(熊谷直実)が、建久9年(1198年)に当地に、念仏三昧堂を建立したのが始まりである。
のちにここで法然の遺骸を荼毘に付し、廟堂が建てられた。
法然の石棺から、まばゆい「光明」が発せられた。
四条天皇はそのことを聞いて、光明寺の勅額をあたえたという。
「もみじ参道」と呼ばれるゆるやかな坂道の参道は両側に楓が広がり、紅葉の季節になると、華やかで真紅の「もみじのトンネル」ができあがる。
また、200メートル続く参道の上にはもみじが敷き詰められた、散りもみじを踏みしめながら歩くのも風情がある。
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