ワンダースター★航星記

写真を撮るとは、決して止まらない時間を止めること。旅や日常生活のインプレッシブな出来事を綴ったフォトエッセイ集です。

展覧会 岡本太郎 ① ~黎明期「芸術が爆発する前」

2022-08-19 | 博物館・美術館

展覧会 岡本太郎 ① ~黎明期「芸術が爆発する前」

   40年の助走を経て、完成した大阪中之島美術館で開催されている「展覧会 岡本太郎」。

 今、何故、再び、岡本太郎なのか・・・

 開催にあたって、菅谷館長は次のように語った。 

 「いま、この場所で展覧会を開催する意味を考えたとき、浮かんだのが岡本太郎だった。

 《太陽の塔》がひとつの縁となり、大阪人にとって岡本太郎は非常に親しみのある作家。

  多くの不安や鬱屈を抱えるいまの時代、漠然とした何かと闘い続けてきた岡本太郎の姿勢やエネルギーを、この展覧会で感じてほしい」。

  あの万博から、半世紀を超えた今も、我々の心に息づく”Word”がある。 

  「芸術は爆発だ!」

  私は思う。「芸術家は名コピーライターだ!」。

 

 

   「夜」

  邪悪なものに立ち向かう少女。後ろに隠し持った短刀にしたたかさを感じる。

  初期の作品の中では一番、好き。

 

 

 エントランスに入った途端、「太陽の塔」の三つの顔のひとつ、「黒い太陽」が全面に広がる。

 過去の象徴である。

 

 パリ遊学時代の作品が続く。

 

 

 

 

 「痛ましき腕」・・・強く握りしめた、その腕は何を苦悩しているのか。

 

 

 

 

 まるで何かを挑発するように既に「黒い太陽」が出現する。

 

 「夜明け」

 

 「森の掟」

 弱肉強食は必然なのか。いや、チャックは不自然だ。暴力的なファシズムのこと?

 

 「駄々っ子」  自分自身のことか。周りが気兼ねしている。

   

 崖っぷちで狂気に惑う。

 写真撮影が可能な展覧会はこれからの時流になる。

 

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