私は閉所恐怖症なのかもしれない。
震災で山崩れのニュースを聴くたびに、生き埋めになった人達の惨状を思い浮かべてしまう。
のしかかる圧力と息苦しさに、必死で救いを求めてしまうのだ。
その言い難い絶望と窒息感に私は絶えられない。
津波にのみ込まれた人たち。ビルの下敷きになったたくさんの命。許しがたい戦争や人災の悲劇。
そのただ中にあって奪われた無数の人々の心が叫んでいる。これは救いのない不幸 . . . 本文を読む
空体の話しの続きである
こういう話をすると
よく宗教の話かと思われてしまう。
しかしそれについては
明確に否定しておきたい。
私は宗教者ではなく絵を友にした探求者なのだ。
そもそも空体は
信じることではない
人が認識できる事実なのだ。
鏡の前で自分の顔を眺めてその染みに思いを巡らせる
でっぷりお腹をさすりながら考え事をする
これ . . . 本文を読む
新境地に向かって、、空を描く試み
現在インスタグラムに増殖する空間絵画を展開中です
その部分を切り取って紹介します。
空間とは何かという究極の問いかけと生まれてくる絵画を
延々とつなげていく試みです。
分かって来たことは、空は波によって
表現できるということです。
波に沿って心を動かすと空に出遭う
リアルな風景が見えて来るのです
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のしてんてん系宇宙(五次元宇宙)モデル(完成版)
前回までは、五角形のつながりを分かりやすくするために、五角形同志の接点を広げて組み合わせていた。しかし実際には全体に均等な間隔で広がっていると考えられるので、隣り合う黒点同士の間隔を可能な限り均等にしてみた。
五角形のつながりが分かりにくくなったのだが、これが五次元宇宙モデルとして、より正確だと思われる。
実際、この図をただ眺 . . . 本文を読む
五次元宇宙モデル
実はこれまで、五次元宇宙モデルの図案は作るのが面倒で、40年前に手描きしたのものをそのまま使用していた。ところがこの正月、邂逅展のさなかに図案をPCで作り直せという神命(?)が降りてきたのである。
まずは下描きが必要だが道具がない。その日思案して会場を抜け出し近くの100均に飛び込んだ。何かないかと探したらすぐに . . . 本文を読む
私の浅はかな心もちを暴露されて白紙に戻され、創作の機会を与えるに価値なしと下された和尚様の話しを、私は胃がよじれるような恥ずかしさで聴いておりました。
結局あなたは20年たっても交わらない立ち位置にいる。どこまで行っても平行線だと、心に響き渡る声でした。
もちろん和尚様がそんな露骨な言葉をかけるわけではありませんが、私の心にそう響き渡ったのです。
眠れない夜を無理やり眠り、朝。い . . . 本文を読む
スターウォーズ最後のジェダイ ルークとレイ
第一作目に興奮したのは大学時代、モテない野郎同志で時間つぶしに映画館に入って、出るときは完全に虜になっていました。
以来新作を観続けてきましたが、今回は初めて舞台裏が見えたような夢が覚めるようなシーンを感じてしまいました。
ルークがレイに、フォースを教えるシーンでこんな意味のことを言っていたのです。
フォースはお前の中にあるのじ . . . 本文を読む
龍の上の無限 天蓋の上の飾り結び
この飾り結びを見ていると、様々な思いが起こってくる。
輪と和がテーマだ。
最初の輪は、龍のように曲がりくねっている二本のひも
それは見事な対称性と左右を意識させる調和がある
ひもをくぐり、ひもを乗り越え、五つの円相を描いている
その真実は己をくぐり己を乗り越えていく人生であり
それは一匹の龍に他ならない
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(洗いさらしたハンカチの束、だれが使ってるのだろう・・・。手拭きはズボンの裾派)
重力波の観測成功と大きな見出し。
アインシュタインの最後の宿題が100年かかって完成したというドラマが人類に希望を与えてくれる。
「重力波を初観測」米中心の国際研究チーム 発表 NHKのウエブニュース。
頭の中だけの研究が実際の宇宙観察で実証された。100年かかっても、頭を技術が . . . 本文を読む
(影が・・・どんな小さなものに影がと思うと不思議。そう言えば夜も影なんだな。)
{問}五次元というのは、自分がどうして大きくなったり小さくなったりするのですか?どう考えても自分は自分のままです。それを勝手に想像して世界を測ると言いますが、それは本当の世界と言えるのでしょうか。それはみな一人一人が勝手に考えた世界ですよね。それと、スケールというのが時間と同じような世界を測る道具だと . . . 本文を読む