のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

夢(わが家)3

2014-10-12 | 小説 黄泉の国より(ファンタジー)
「ちょっと怖い。」エミーが言った。そのとき、家の中から声がした。  「バックルパー、あなたなの、本当にあなたなの。」ヅウワンの声だった。  「母さん」エミーが身を堅くして呼びかけた。白いローブを着たヅウワンが姿を現した。  「母さん」エミーは涙声になった。  「エミー、エミーなのね。」  「母さん、」エミーはヅウワンの胸に飛び込んだ。  「おお、エミー、どうしてお前がこんな所に。」 . . . 本文を読む
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