① 神隠し
私が初めてその店を訪れたのは、霙まじりの小雨がぱらつく寒い日だった。
急に退職した人の替わりに時季外れの転勤でこの町へ来て、暫く経った頃だった。
元々転勤の多い業種だ、勤め始めてはや十五年、今更転勤自体に戸惑いはない。
が。
職場に少し慣れ、町にも少し慣れた頃に私は大抵、精神状態がやや不安定になる。
最初の緊張が解け、新しい職場での仕事が日常になり始めると、ふっ、と、我に返るような感じになる。仕事の合間の、集中が途切れた瞬間などにふっ、と、辞令ひとつで木の葉のように飛ばされてゆく我が身が虚しく、憂鬱になる。
初めの頃は真面目に悩んだ。
私にはこの業種・この仕事が向いていないのではないかという、誰もが一度は抱える、ありふれた、だけど当の本人にはそれなりに深刻な悩みだ。
しかし日常に押し流されていつの間にか悩みや憂鬱はまぎれ、いつの間にか平穏な、いつものフラットな精神状態に戻っている。何度かそれを繰り返し、どうやらこれは私の癖らしいと知った。
知ったが、だからと言って憂鬱でなくなるものでもない。油断しているとちょっとしたことで心が沈み、ため息をついてしまう時期。ちょうどそんな頃のことだった。
その日は休日で、私は、いつも持ち歩いている革のショルダーバッグにビニール製の買い物バックを折りたたんで忍ばせ、午前遅くに自宅を出た。
洗濯と、簡単な掃除はすでに済ませていた。
散歩がてら食料品の買い出しでもしようと思ったのだ。
良さそうな食べ物屋さんがあったのなら、お昼はそこで済ませてもいいかなとも思っていた。
この町は、どこにでもある中規模な地方都市の、どうということもない普通の町だ。今まで住んできた町と大差はない。私鉄のちょっとした駅まで出れば外食チェーンの店が幾つかあるし、昔ながらの定食屋さんや喫茶店なんかもチラホラある。そのうちのどれかに、その場その時の気分で入って食事をするのも悪くない。
この時期に心が沈むまま、面倒がってコンビニでおにぎりやカップ麺を買って済ませたりすると余計に心が荒む。
心だけでなく身体も荒む。
ジャンクフードは魔性の食べ物だ。
食べれば食べるほど餓える。決して本当には満足しない。
満足しないから更に何かおなかへ詰め込みたくなるけど、胃の容積は当然決まっている。欲しいままに貪っていると、満腹感が来る前におそろしい胸焼けに苦しむ羽目へと陥る。
恥ずかしい話だが、それで胃を壊したことが何度かある。
さすがにそんな馬鹿なことをしたくはなかった。残念ながら私ももう、若くはないのだから。
思うともなくそんなことを思いながら歩いていると、不意に陽が陰った。
立ち止まり、空を見上げる。
ぽつぽつ、と、顔に冷たいものが当たった。
雨粒よりも小さく、やや乾いた感触。
(霰?)
ダウンコートの胸元に、小さな白い物が落ちてくる。ややあってそれは溶け、小さな丸い染みになる。
(霰だ……)
ベランダに干してきた洗濯物のことが頭をよぎったが、戻るのにはいささか面倒な距離をすでに歩いてきていた。
(まあ……いいか)
ベランダにはひさしがある。風向き次第ではまるで役に立たないだろうが、雨ではないのだからそう神経質になることもないだろう。
思ったが、急激に気持ちが沈んだ。
パリッと乾いたパジャマとシーツで眠るのを楽しみに、今日は普段以上に頑張って洗濯をしたのに。
天候が崩れるなんて、朝の天気予報でも言ってなかったのに。
休みの日には当然、洗濯以外にもやりたいことが色々ある。霰になるのならそっちを優先したのに。
ぶつけようのないもやもやが次々と浮かんでくる。思わずため息が出た。
その時だ。
後ろから突然、小鳥のさえずりに似た口笛が聞こえてきたのだ。
私は思わず振り向いた。
口笛を吹いていたのは、私より十歳くらいは上ではないかと思われる中年女性だった。
カフェオレを思わせる柔らかな色合いのベレー帽、ノルディック柄のフリースジャケットにコーデュロイのパンツ。足元は帽子に似た色合いの、登山靴を思わせるごつい編み上げ。垢抜けているとは言いかねるが、暖かそうな装いだった。
『まるっ』とか『ころっ』などのオノマトペが似合いそうな小柄な人で、なんとなく私は、太ったどんぐりの実に短く切った竹ひごを刺して作った人形、を連想した。
くりっとした目の愛嬌ある顔立ちで、中年ではあろうが実際の年齢はよくわからない女性だった。ひょっとすると私と同じくらいなのかもしれないし、案外五十代とか六十代なのかもしれない。
彼女は私の視線などお構いなしに、聞き覚えのあるメロディーを高らかに口笛で鳴らしながら、元気に腕を振って足早に通り過ぎていった。吹いている曲は有名な古いアニメ映画の主題歌だと思う、タイトルはど忘れしてしまったが。
(か、変わった人)
日本人離れしたマイペースさだ。
角を曲がり、瞬くうちに私の視界から彼女は消えた。思わず私は後を追っていた。
道なりに彼女は進む。スキップでもしそうな楽し気な早足だ。
口笛は相変わらず響いている。素人の耳にも綺麗な、輪郭の際立った音だ。小学生の時、音楽の時間に鑑賞させられた『口笛吹きと犬』のピッコロの音を私は連想した。
やがて彼女は、飴色に輝く木の扉の前で立ち止まった。喫茶店らしい。扉を押すと、カランコロンと乾いた音がした。ドアベル。なんともレトロだ。
「どーも、マスター」
思ったよりも低くて落ち着いた、だけどよく響く声で挨拶をすると、彼女は店の中へとすべりこんでいった。
(つづく)
最初の解釈で、あってますよね 😅。
ひとつ思いますけど、恋愛スキルって、あんまり関係ないですよ?
オンリーワンの人が現れたら、きちんと向き合って大切に彼女を思いやるだけで十分でしょう。
それだけでいい、そう思います。
男性は基本、女心はわかりません(笑)。
女性も基本、男心がわかりません。
ただ、わかりたいと向き合うことは可能でしょう。
永遠に、わかりたいと思い続けることが唯一の道、かなぁ?と思います☺。
あと…「母親からチョコもらうイベントじゃなかったっけ」の発言について説明が長くなるので省いてしまった点が混乱を呼んだようで申し訳ありません。…さらっとこの言葉吐いたら、イヤミにしか聞こえませんからね
つたない、ラノベ風?情景描写ですが…この言葉の前後にはこんな感じの私がいました。え、下手くそって?…年1冊も読まないので…。
以下(友人視点)↓
チョコを渡されてありえないものを見たように目をパチクリさせている…。高二になっても130cmしかないチビッコにチョコくれる人はまぁいなかっただろうな。こちらとチョコを交互に見つつ、どうしたらいいのか目で懸命に助けを求めてくる…いや、自分で何とかしろよ。
とりあえず”良かったじゃん”と返してやる。市販品とはいえ女の子からもらった貴重なチョコ、感謝のひとつくらいちゃんと返せy…
「母親からチョコもらうイベントじゃなかったっけ!?」
思わず”えっ”と声がでる。周り見ずともクラス中の目線がコイツに集まっているのがわかる。いやいや確かにラノベの主人公とかそういう鈍感系男子はいるけど、それ小説の話な。てか俺の貸したラノベにそんな描写なかったし!
あ、ほら相手の子引いちゃってるよ。”これ食べていいの?”ってお前は本当に高2なのか!?…相手の子が”大丈夫だから!市販のチョコだから”となだめている。同世代のやりとりのはずが近所のお姉さんと小学生の男の子のやり取りにしか見えない…。
俺は”コイツの事は後で面倒見とくから”と流してその子には申し訳ないが席を外してもらった。目に見えてパニックを起こしているチビッコ一名に”次会ったらお礼言っとけ”と伝えて弁当を片付けた。
…今でも本当に…あのパニックは鮮明に思い出します…。今でこそ笑い話ですが、その場にいる全員からから”ありえない”と言う目で見られたのはあれが最初で最後です。…生まれつき恋愛のスキルが皆無なのかもしれない…と改めて想います…汗
天然発言じゃなかった?
うーん、男心は二重三重にムツカシイ。
ここまで入り組んでボケられると、わたくしごときでは理解不能に陥ります。
それこそ修行が足りません、モテねえ筈だぜ、はあ。
大変失礼致しました。
バレンタイン話。
クラスメートの方々、驚かれたかもしれませんが、折師さまは本気でそう思っていらっしゃったのでしょう?
だったら罪のない話ではありませんか(笑)。
わざと言ったとしたらあざといといいますか、白々しいといいますか。
今はイベントの内容を把握してらっしゃるのですから、問題なし、というところでしょう。
私の痛い話はすでにさらしました。
まだ無くもないですが、これ以上恥をさらすのもナンですし(しかしモテねえ女だな、我ながら)。
ア、そうだ。
これはマスターご自身、気付いてらっしゃるかどうかわからないのですが(な、なんで俺の話?とビビるマスター)。
マスターが人畜無害伝説のヒトである原因のひとつが『すんごい面食いだから』だと、ヘッポコ弟子は愚考致します(笑)。
つまりね。
かの方は美人以外の女性、そもそも女性だとは思っていらっしゃらないのです。
じゃあ ナニだと思っていらっしゃるかというと、子供とか動物、が、認識としては近いでしょうか?
美人なんてその辺にポコポコいるもんじゃありません。
そして普通の大人は、子供とか動物に色気を持たないし出しません。
慈しみのオーラしか出ないでしょう。
そういう状態で暮らしてらっしゃるから『人畜無害』オーラが発動するのだ、そんな気が致します。
フォロー?するとしたら、女と見ればモノにする(まあお下劣)ことしか考えないセクハラ親父より、ずっと人間として真っ当な方です。まあ、美人が現れたらどうなるのか知りませんけど(苦笑)。
しかし、青年期に『人畜無害』伝説に苦しまれたとしたら、半分はご自身の責任では?と、心密かにヘッポコ弟子は思うのであります(笑)。
お時間がありましたら『芹里菜』、読んでみて下さい。
美しい芹里菜を崇拝する主人公が出てきます。
そして芹里菜は女神だけどA子は家電製品扱いの主人公が、まったくの罪悪感なしに生きています。
怒り狂って二次創作までしましたよ、わたくしは(笑)。
えーと、何の話だったっけ?
皆それぞれ痛く、それぞれ愛しい人生を過ごしているようです。
わからない明後日明々後日をぼんやり期待しながら、楽しく今日を過ごしましょうか。
多少の創作はあるのかもしれませんが、人を傷つけずに安心して笑える^笑^いです。ジョークですね。
これだけで折師さん、あなたは人を心地よく楽しませる人なのです。
”堅物”という自己評価、それは誰よりも自分に近い評価、全く持って正しいのかもしれません。
その上で言いますとね、”堅物”は心が大海を怖がっているだけなのです。
もちろん私の体験からの話しですけれど、大海原に出て、これが自分だというものをつかんだら、それが壊れるのが怖い。だから自分を繕うことばかり考えてしまう。一滴の海水も入らないように自分を固めてしまう。これが堅物の正体だと私などは思うのですね。
笑うとタガが外れて海水が入ってくる。すると、おや、怖いと思っていた海水、案外塩気が効いておいしいじゃない^か^
堅物とは、芽吹く前の木の実の殻。殻から出るのを怖がっている心のことです。
その時が来たら芽吹き、外の空気を吸い始めます。
時が来たら、折師さんの堅物もその皮を破って素晴らしい唯一無二の価値を芽吹きます。
笑いは単なるおちゃらけではなく皮を破る水のようなもの。
本当の意味で自分を愛する姿なのです^よ^
堅物も木の実の殻もたまごの殻も、それは守るためにあって、そして一番重要な役目は、必ず壊されるためにあるのです^ね^
折師さんの堅物のタガが外れた。
その時はもう間もなくではないでしょう^か^
恋は劇薬…本当にそう感じました…。
…正も負もなく、エネルギーはただエネルギー…失恋のエネルギーが昇華したとはいえ…小説1本や今の絵に昇華するとは凄まじいパワーなのですね…。
誰一人恨むことなく、自らを癒し導く…それは凄いことです。
(恥ずかしい話ですが、私が軽めのうつ病その他もろもろを治した特効薬は”ふて寝”だったので。…寝られなくなるまで寝るひたすら寝る。)
自分を見つめて、自分に問うて、自分で動いて、自分の答えを…でしょうか(今の気分的な〆ですが汗)
改めて、助言に感謝を!!
…情けないことにずっと記事を見たまま考えてました…。(少し潤んでもいました、その優しさに。)
私は不器用で失敗ばかりで、真摯と言うより”堅物”と言うのが自己評価です(未だに治らない癖)…されどある言葉がそれを許してくれた。
「反面教師」…のしてんてん様のアドバイスにあった”-を+にするチカラ”。
自分の失敗を笑い話に。そんな生き方を目指して。
恋愛・結婚は実は”現時点での私のしたいことの優先順位として低い”という事を友人が彼女を作った時に散々考察しました。
むっちゃん様の言う通り、今日明日では変わらないけど明後日明々後日はわからない。
私なりにそれを(ひねって汗)考えたことは
「いきなり恋愛まではいかなくても、”恋愛したくなるきっかけに出会う可能性はある。”」
…友人が結婚決めるとか(妄想)、そしてこういった話を聞いて”縁とか信じてみる?かな?と思うとか”
…今回の一連の話はそれだけでも何かを引き寄せた?かもしれない(さすがにそれは妄想。)
改めて今回の件は本当に…ありがとうございました!!
最後に長文失礼…
…お礼?ではないですが、
「私が初めて親以外にバレンタインチョコをもらった時の話」(義理チョコです。)を。壮絶な不器用。
(見知らぬクラスの女子から大量購買用のチョコのひとつをもらって)
我:「え?これは?」
女の子(2人組)「バレンタインのチョコだよ?義理だけど」
我:「え?え?何で?」
女の子「そういうイベントなんだよ!」
我:「母親からチョコもらうイベントじゃなかったっけ」
クラス全員:「………。(友人は”えっ”って言ってました。)」
あれ、もしかして私はこの時から全く成長していない気が(〆)
それはこれで^す^
>のしてんてん様は性格、そして芸…本当に…本当に!魅力的なお方ですので…その方と比べられても…天を仰ぐ感じ
私のことをそんな風に云っていただけるのはうれしいことなのですけれど、実際はむっちゃんも知るただのオッサンです。
だから私をツッコミの封じ手を使ってまで引きあいに出したのですね。(怖いね~)
何せ、一方的な恋愛(片思いと言いなさい)は片手に落ちず、深手を負う恋も二度酸度、どれだけ胸を焼かれたことか。
唯一私のいいところは、誰一人恨むことはなかったということです。そのたびに虚無を味わい、穴の空いた心を自分で満たすしかなかった。教えられたのです。
思えば失恋のたびに小説を一本書いていましたし、人生最大の危機的失恋で絵に出会いました。その経験がなければ私は絵描きになっていなかった。これははっきり言うことが出来ます。
思えば今ある私のいいところ(折師さんの言うところのです^よ^)は失恋によって生まれたものです。
私にとって女性は最大の導師でした。
そして、むっちゃんの折師さんへの助言は本当にそうだと思います。
折師さん、ご自分を劇的に変える必要はないのですよ。むしろ変えようという意識よりも、今の自分を認めてあげる。否定しないでいいところを見るようにしたら、必ず運命の人と巡り合える。私はそう思います^よ^
まあそれはともかく、盛況でしたね。
文書の方も好評で何よりでした。2回目は次回27日掲載しますから叉よろしくお願いします。
それにしても3日間は長かったかもしれませんね。その点は様子を見ながら考えてみましょう。
それにしてもむっちゃん、何度も言いますが、ナイスホステスですよ。冴えています。
嬉しい疲れはいいものでしょ^う^
私の名古屋は、気が重くなりましたが・・
ういろうということは、尾張名古屋へ?
た〰いへんだったぎゃあ(にわか名古屋弁。地元の方に叱られるでしょうか、発音がなってない❗とか)。
関東圏で仕事している時、ヘンな大阪弁をよく聞かされて、イラ〰、としましたっけ?
大阪は日本じゃねえ、あそこは東南アジア(東南アジアに対しても失礼なのでは?下に見てる口吻でした)だとか、大阪に転勤させられるくらいならいっそ外国に転勤する方がよっぽどマシだとか、結構好き放題言われましたっけ?
大阪って……イメージ悪い(泣)。
お笑いとチンピラと厚かましいおばちゃんの町。
転勤トラウマのフラッシュバックはそのくらいにして。
お帰りなさいませ。
なんとかマスターの見よう見まねでカウンター業務、務めさせていただきました☺。
今後もお座敷?をあずからせていただける…とか。
大任ですが、がんばります。
では、お疲れの出ませんように。
何が一番うれしかったかと言いますとね、
-------------------------------
どうしていいかわからず
誰かの真似をしてもまるで合わず
合うまで努力する気概もなく
自分の魅力を伸ばそうにもわからず
嫉妬を覚えるも努力に変えられず
自らの怠惰を嘆くも具体案は浮かばず
援交を考えるもその勇気さえ持たず
風俗に行くような男気も生えず
「生物として…どうなんだろう。」
…今も探していたりします…産まれた意味を。
---------------------------------
という一文です
これが書けるということの素晴らしさです。そのことを自力で乗り切ったことがなければ書けないことですが、それ以上に素晴らしいのは、これだけのことを自分の中に見い出す心の豊かさです^ね^
むっちゃんが言ってますが、それは自分に真摯でなければできないことですし、自分では気付かない人間力のようなものだと私は思っています。
そして何よりうれしいのは、折師さんが今も探し続けているという前向きの思いです^ね^
私が言えるのは、ご自分で列挙した自分認識ですけれど、それを(-)と評価している点ですね。
おそらく、
これを(+)と思える地点(考え方)を見つけたときに私たちは産れた意味を見つけることが出来る。私はそう思っているのです。
折師さん、あきらめなければ必ずそれは見つかる。
同じ道をいく同志として、うれしいバレンタインとなりました^ね^
(あれ、どこにツッコミがあったの?)
ほれ、名物ういろうがお土産。
みなさんとおあがり下さい^ね^
大変でしたでしたね、3日間。けれど実にすばらしいおもてなし、名ホステス誕生ですね。特に男性諸子の心を柔らかに拡げて行く様は文書以上(ホンマかい)です。
しかも私の(指違った?)をそんな風に紹介してくれて(これツッコミ封じの業、反則です~)
真実を交えてツッコめばの眼が、ツッコまなければ真実に反する~
という訳で(意味わからないのに話変えない!)
かわかみれい個展、大成功でしたね。
もちろんこれから続きますが、このノリで、引き続きかわかみれい展はむちゃんマスターでお願いします^よ^(楽ちんだ^よ^)
ここらでお茶でも。
喫茶室でどうかと思いますが、日本茶が恋しくなりました。
さっぱり、緑茶でも。お仕事疲れの折り師さまもいかがでしょうか?
まあ、茶飲み話。聞き流しておいて下さい。
折り師さまはいい男ですよ。
喫茶室(コメント欄)のあなたしか存じ上げないですけれど。
その潔癖なまでの真摯さ、キリッとしていて。
強みは弱み、『キリッ』は時に、却って自分を傷付ける刃になってしまうのかもしれませんね。
今日明日は変わらなくても、明後日明々後日はわからない。
やっぱり、おばちゃんはそう思います☺。
緑茶もコーヒーも、苦みの後ろにほのかな甘みがありますね。
美味しいですねえ。
作家活動の再開ですか…と、かくいう私も紙工作活動を1年まるまる休止していた事が(…めっちゃ身近な話。)
・恋愛や結婚に関して
結論を先に言うと「私の不肖、全部自業自得&腐った精神」※本当です。
…なので報いは受けるしかない。”こいつと一緒だと幸せにはなれないと確信させるほど、ダメ人間。”
そんな不幸にパートナー巻き込むわけにはいかないですから。
現実を諦め、ネットを介して人生を残そうと足掻いている余生。
つまり未来を変えるためには自分が劇的に変わらなければ…恋愛・ケッコンといった未来はない。
…要は「お前、努力しろよ。しないならできるわけがないだろ。以上」
のしてんてん様は性格、そして芸…本当に…本当に!魅力的なお方ですので…その方と比べられても…天を仰ぐ感じですね(笑)
むっちゃん様のおっしゃることは本当に正しい。反面教師として太鼓判を押します。
…なら、その通りやってみるのみ!(え、その言葉は自分に言えって。)
金言に感謝と…痛みと。…ブラックコーヒーのような。…本当に格言なコメントには感謝を…それを生かせるか…が課題ではありますが。
まあ、批判されてナンボ、やりたくてやってるんだからからめげるな、そう己れに言い聞かせ、チマチマ続けております。
書かない時期も結構ありましたが、諦め切れないのだから腹をくくろうと思ったのがここ4~5年。
遅すぎるスタートです(笑)。
ご友人の方も、わかりませんよ?
四十過ぎて、いきなり昔取った杵柄を握り直す可能性も。
ここにひとり、おりますでしょ?
バレンタイン談義の続き。
それぞれに痛いけど、それぞれに愛しい。
モテればしあわせ、でもないし、そうでないのも辛い。
でも、折り師さま。
万人にモテなくとも、ひとりにモテれば十分しあわせ。
オンリーワン、を目指す道、あります。
人畜無害伝説を不滅のものになさっている(オイオイ俺の話かい、とマスターが目をむいております〰)のしてんてんマスターですが、とても可愛らしい、こりすのような雰囲気の奥様をお持ちです。
どうやって口説き落としたのかはサスガにわかりませんが、人畜無害風の我等が師・ヤブさん(と、当時の彼の教え子達は彼をそう呼んでいました)が結婚⁉エー、マジ?とセンセイションが巻き起こりましたっけ?
バカヤロー、そのひとりがいないんだ!そうお思いになりました?
でも、縁は異なもの。
何処にどんな縁があるかはわかりません。
自分の出来ること、自分のするべきことをコツコツ続けている人のこと、見ている人は見ています。
なんだか道徳の教科書的な鬱陶しい話ですが、これ本当。
加えて、好きなことに没頭している人間は基本、美しいです。
誰も俺のことなんか見やしない、とすら思わずに頑張っているあなたへ、熱視線を送る人が現れる可能性、
大いにあります。
今日明日、変わりはしないでしょうが、明後日や明々後日のことはわかりません。
コーヒーでもいかがでしょうか?
背筋を伸ばして頑張る男は、容姿を超越して美しい。
少なくとも私はそう思いますよ☺。
最後に書いた文を先に持ってきます。
「恋愛も結婚もない、それでも意味のあった人生の為に必死にあがいてはいます。」
もらうためにはある程度パートナーと思われなければならない…。
パートナーとして認めていただくためには女性を魅了しなければならない…。
その為には女性に魅力的な男にならなければならない…。
私はそれが絶望的に下手だった…。
どうしていいかわからず
誰かの真似をしてもまるで合わず
合うまで努力する気概もなく
自分の魅力を伸ばそうにもわからず
嫉妬を覚えるも努力に変えられず
自らの怠惰を嘆くも具体案は浮かばず
援交を考えるもその勇気さえ持たず
風俗に行くような男気も生えず
「生物として…どうなんだろう。」
…今も探していたりします…産まれた意味を。
修業、確かに修業ですね…そういった言葉を糧と思い、今も文章を書いているかわかみれい様は小説家としての熱意がとても強いと…。(かつて小説家を目指していた友人がいました。いろいろ言われた後…大学に行ってからは書くことを辞めてしまいましたが…。)
「文章をどう捉えるかはそれこそ十人十色かな~。ちなみに私はこのテンポが好み+今後の展開が気になる。」
(…文章に関しては一番の素人の評価で申し訳ないのですが…)
”心だけでなく身体も~私は思わず振り向いた。”までの文はスマホで見る場合ちょうどいい文量と感じました。スクロール読みしやすいと。(”ぽつぽつと、…”の文がちょうどスマホ横ぴったり。)
※これは表裏一体で…文庫にしたら”ライトノベル並みに軽い文の羅列という人もいます…。”
あとsure-kusa様も興味を持たれていましたが情景描写がいいと。
私はアンニュイな気持ちの情景で”悪天候+洗濯物”の自然なコンボが印象的でした。自分は絶対こういう文は書けないので(汗。そもそも情景を書けない…。)
次回も気ままに楽しく読ませていただきます!
”この世に唯一のしてんてん喫茶の小説”
…それだけでオンリーワンですし!
(主に興味本位が99%)
あんまりお褒めいただくと「ふんどりかえって」で済まなくなり、ひっくり返ってしまいそうです(笑)。
続きもよろしくお願い致します。
そろそろかわかみれい描写の『マスター』が、出てくるでしょう。
もちろん、リアルの『のしてんてんマスター』とは別人ですが、この喫茶室を主宰なさっているあの方の雰囲気を壊さないようがんばりました☺。
楽しんでいただけるのを祈りつつ。
>一文一文に情景を持たせる文
→ このフレーズを見て、あっそうかそうだ!って思いました。
何故か頭に、その情景がいつのまにかインプットされてるんですよね。
むっちゃんさま、ココアおいしかったです。
ありがとうございます。
( でも、何んでココアが好物だって分かったんだろう? )
ホットミルクの甘味に、アカシアはちみつを添えさせていただきました☺。
お好みでどうぞ。
お褒めいただき、ありがとうございます。
文章に関しては、マスターにもよく読んでもらっている(読まされている)友人にも『下手』『読みにくい』『プロの書き手さんの文章、書き写すところからやり直した方がいい』等々ボロカスに言われ、泣く泣く?練習を続けております。
その修行の成果が、少しは出てきている今日この頃……なのかもしれません。
今後とも修行を続ける所存ですので、何卒よろしくお願い致します。
かたい話はそれくらいで。
バレンタイン談義、熱く盛り上がりました。
男性目線のバレンタイン、大変勉強になりました。
バレンタインというのは貰う男性諸氏の心もかようにかき乱す、魔性のイベントだったのですねえ 😅。
折り師さまはどうですか?
ア、また余計な一言。
おばちゃんはすぐにズカズカ、デリケートな部分に踏み込むんだから(笑)。
ごゆっくり。
「こうしたシックな(個人的感想)文章、そして一文一文に情景を持たせる文を読むのは本当に久しぶりなもので…文章不得手でも”読みやすい一文の長さ、テンポ”は本当にいいなぁ…」と。
あ、今日はのしてんてんマスター様は休憩中でしょうか。かわかみれいマスター様、ホットミルクでお願いします。
(…耳をそばだてオトナの世界を学ばせていただきつつ、sure-kusa師匠とマスターのギャグと粋にクスりとしつつ…スマホをいじっている生意気が1人…※私も四捨五入で三十路ですが汗)
さすがにマスターのお師匠さま。
なにもかもお見通し、今後ともよろしくご指導・ご鞭撻を。
ココアなど、いかがでしょうか?
私のブログにも、さりげなくネタを優しく置いて行って下さいます。
そういうのしてんてんさまの優しさが理解出来る方々が、きっとここの喫茶店を覗きに来てくれるんだなぁと思ってます。
むっちゃんさまにおかれましても、のしてんてん様のお言葉に甘え、ぜひふんどり返って佇んで頂きたいと思っております。
慣れない場所とは存じますが、お留守番をよろしくお願いしますね、むっちゃんさま ♪
お褒めいただき、ありがとうございます☺。
楽しんでいただけるようがんばります。
ちょっとかたいでしょうか?
コメント欄、つまりこちらの喫茶室で結構好き放題やらせていただいておりますが、こう見えてマジメで小心、であります。マスターにいきなり「ふんどりかえって」おれと言われ、困惑しつつふんどりかえっております。
ちなみに…ふんぞり返って、デスヨネ、日本語的には。
ア、余計な一言。
わたくしも人畜無害伝説の女でありますので(笑)。
ごゆっくり。
こちら、かわかみれい個展に来ておられたのですね ♪
はじめまして。
今、のしてんてんさまに呼ばれたような気がしてやって参りました。
あらま、にわかママさまがカウンターの上で「 ふんどりかえって 」座っています^よ^
どういたひましょ? 見て見ぬふりしてちょっとココで座らせて頂きますで^す^
透明人間になって( ← 見つかったら逮捕されるぞ? )
……行っちゃいました。はあ。
ということで、にわかママになってしまいました。
何はともあれくつろいで楽しんでいただけるよう祈りつつ、ややビビってカウンター業務にあたらせていただきます。
皆さま方、よろしくお願い致します☺。
ほれ、さっそく褒めて頂いた、sure_kusa様その人ですよ。お礼は師匠にお願いします。でないと支障を来たすことになりますから^ね^
それよりむっちゃん、何も「こそこそ」来なくたって、ドーンと胸張って(これセクハラちゃいますから)カウンターに入っていてください。
絵描きの感覚でいうとね、ここはかわかみれい個展なのですから、大概作者がふんどりかえって座っています^よ^
ってことで私、中座しますんで、あとはよろしっく~
ありがたいお言葉をいただけた模様。嬉しく思います☺。
数少ない友人等(弟は読んでくれた模様)にこそっと宣伝しました。まあ、冷やかしには来てくれると思います。
では。
しかしマスター、最近オヤジギャグが冴えてますねー。
あれ?これって褒めてないのかな?
売上?
完売です!
もう一冊もありませ^ん^よ
乾杯!で^す^
そうそう、sure-kusa様がとても読みやすいと感心されていましたよ。
よかったです^ね^
私ごとではないのですが、お褒めの言葉ありがとうございます。
先ほど当人も評判を気にしてこそっと覗いておりましたので、おっつけ又やってくることでしょう。
しっかりお伝えしておきます^ね^
どんな按配でしょうか?
せっかくマスターのお店の軒をお借りしているのですから、売り上げ?に貢献したいのですが。
まあでも、作り手?がちょろちょろするのもいかがなものかとも思います。
喜んでいただけるのを祈りつつ、こそこそ帰ります。
失礼しました、後はよろしくお願いいたします、では(こそこそ)。
さすが、専門家の方だと。
もう、次回が楽しみです。
心優しいマスターと気さくな常連さん達が、
あなたのお越しを待っています☺
↑は作者(かわかみれい)さんからのキャッチコピーで^す^
この連載が決まったのはつい最近のことですが、この連載の日に合わせたような当喫茶室でのお誕生日パーティーとなりましたこと、
どんな偶然が重なったのかしれませんが、うれしい初日となりました。
一回分として、文字数が多すぎると思いつつ、しかしあまり短く区切るとイメージが壊れるという考えの折衷で落ちついた分量とお考えください。
ではでは、皆様、
「喫茶・のしてんてんへようこそ」をお楽しみ下さい。
この喫茶室から、将来の〇○賞作家の誕生を願いながらお届けいたし^ま^す^
えっ、遊びだって?(プレッシャーかけるんじゃないよって・・・)
まあまあ、夢があってこその遊びですから^ね^