瞑想するということは、瞬間の世界に入っていくということ。
その世界には時間はなく、ただ存在だけがある。
その大きさをイメージする方法がある。
それがスケールの軸。五次元の考え方だ。
上の図の「ヒト」の位置が私たちの場所を表している。
スケールの軸は、螺旋を描くように無限に極大と極小に向かって伸びている。
スケール軸には、大きさが違っても同じ(相似)形が繰りかえされる4つの系がある。
素粒子の系、細胞の系、組織の系、ヒトの系だ。
この4つの系をグルグル回りながらスケールの軸を極大、極小に向かう世界。
これが私たちが思い描ける瞬間の世界の姿なのである。
ヒト(私)の上に神人がいる。
神人は、私たちが立っている地球を単位にして身体を造っている。銀河は神人の細胞なのだ。
ヒト(私)の下に素人(もとひと)がいる。
もとひとは、私たちを創っている、素粒子の上に立っている。素粒子は素人にとっては地球なのだ。
この世界は瞬間の中に、同時に存在している。
素粒子がなければ私たちは存在しないように、この世界のすべては互いを必要として存在している一つの実在なのだ。
スケールによって、様々に見え方が変わる。
私たちが実際に目にする世界は、自分を中心に、ほんのわずかの世界。宇宙の星と、顕微鏡で見る細胞の世界。
しかしスケールは無限だ。
それを空想でおぎなった世界。これが五次元宇宙なのである。
それが、四次元と違うのは、この思い描く世界は、自分を中心に広がる実在の世界だということなのだ。
それゆえ、
四次元の認識では苦悩が生まれるのに対して、
五次元認識では、至福が体感されるのだ。
五次元の概念によって、自分の実在を宇宙の大きさで実感できる。
湯船に浸かって、くつろぐ心そのものが、
五次元の概念によって、頭脳でも理解できるようになる。
意識的に、疲れた心を癒す。
それはただ、スケールの世界を思い描くだけで充分なのだ。
ナウイズムは
己を宇宙そのものと認識する生き方のことだ。
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