お嫁入り
先日ガットネロ公演「茶色の朝とアンネの夜」が兵庫県立芸術文化センターで催されました。
その舞台のために作成した、のしてんてん絵画「アンネの窓」がアンネのバラの教会に納まることになりました。
ガットネロ主宰のシャンソン歌手松浦由美子さんの仲人で実現したもので、めでたいことです。
あいにく雨でしたが今日、松浦さんと娘(作品)を持って教会に持参。めでたく引き渡しいたしました。
アンネのバラの教会は、阪急夙川線の終着駅甲陽園から歩いて10分ほど。急な坂道を登ったところにあります。
坂本牧師さんが待っておられて、2階のステンドガラスの広間に案内されました。
雨に濡れた梱包を説いて、ステンドガラスの前に置かれたイーゼルに作品を乗せると、ドキッとするほど作品が生きてきて、このために描いたのだという思いで胸が熱くなりました。
その思いを共有していただければと、写真を掲載しました。
なんだか娘を片付けたような安堵感があって、今までの経験から見ても、作家として最高の気分を味わった気がいたします。
アンネのバラの教会はアンネ・フランク資料館としても日本有数の教会と聞きました。
その名の通り、教会の礼拝堂はアンネの隠れ家を模したつくりになっていたり、アンネの父オットー・フランクとの親交を通して贈られた、貴重なアンネの遺品が展示されています。
毎土曜日、1時から5時、資料館の一般公開もされていて、一度は訪れたいところです。
教会につけられたその名の通り、教会の前庭にはアンネの形見のバラがオレンジ色に咲き誇っています。
アンネのバラの教会について知りたい方は
http://www.annesrose.com/
(アンネのバラの教会で検索OK)
でご覧ください。見学には事前予約必要です。、突然行かれても観れないことがありますのでご注意ください。
作品を運ぶためガットネロで梱包準備をしている最中に、国際公募展アートオリンピアの事務局から携帯に連絡が入り、私の作品が実行委員会特別賞に入った旨の連絡がありました。私にとって晴天の霹靂のような感じで、いろいろ調べたところ本当のようで、一緒にいた松浦さんも喜んでくれ、昼食に入ったレストランでウーロン茶の祝杯を上げました。
こんな日もあるんだと思う一日でした。 合掌
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