自分のどこを見ても確かなものがない
不安と恐れに、
もがいてももがいても
闇から出られない、
息もつけない牢獄に閉じ込められたような感覚
どうしても自分を助け出せない
劣等と喪失感が
身動きできない私に覆いかぶさってくる
向っても向っても
水面から顔を出せないもだえるような苦悩
誰にも分かってもらえない心の中の現実
胃が焼け胸がつぶれ喉が干からびる
せめて心の現実を身体に負わせたら、苦しみがあらわになって楽になるだろう
そんな誘惑が闇から聞こえる
胸を突き刺す仕草
舌を噛み切る仕草
動脈を切り裂く仕草
私の欝はそこから先に行くその手前で止まった。
それを押し留めたものはなんだろう
死の恐怖だけではない
光のようなもの
私はそれを見つめてみようと思った。
ハッピーアートはきっとそこにある
不思議な確信が
生まれた。
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