私のインスタグラムでの冒頭画面
作品(写真)だけが画面に並びます。あるのはそれだけ。気に入った絵があったら、そこをクリックすると、その絵だけの拡大画面になって、そこに数行の解説が書かれています。そこに様々な国を意識させてくれますが、あくまで主役は作品です。ただ眺めて心動かされたものに♥をつける。♡を押して♥にするだけです。(喜びを伝え合う)これが人の最も原始的な交流の形だったのではと思ってしまいます。
インスタばえという流行語と共に、何か浮薄な感じであまり意識していなかったのですが先月、友人に勧められてインスタグラムを始めて、その大きな効用に驚きました。
そんな私の体験を少し書いてみたいと思います。
やってみると分かったことは、写真だけを投稿するというシンプルなものです。数行の言葉をつけられますが、そこに意味を感じません。
ただ写真(私の場合絵画)を展示するだけ。
するといつの間にかいいねの♥マークがつきます。
その♥を辿っていくと、いいねを押した人のインスタにつながって、そこにはその人の作品が私を歓迎してくれます。気に入った作品に私も♥マークをつけて帰ります。
たったこれだけの交流ですが、それがとんでもない力を持っているということが少しずつ分かってきました。
最大の功は言葉を介さないで直接作品と作品がつながるということ。
つながる人は様々。国境がありません。
冒頭のプロフィールには様々な国の言語が並んでいますが、そんなものはあまり気にならずただ作品だけが互いの交流を実感させてくれるのです。
意思表示は、いいねだけ。悪いねがないのがまた素晴らしい。
心のつながりの、最もいい面が世界をつなぐネットの中で実現する。芸術の可能性がここにあったのだと、遅ればせながら今感じているところです。
芸術に心を寄せる人々が、作品で心を発信する。言葉のいらない世界は国もないということが現実に体感できるのです。
インスタで出会う芸術家たち、まだその作品群は小さな群れでしかないかもしれませんが、そこに地球人が生まれる土壌があると思えるのです。
実際、私の心はこの数週間の間に羽根が生えたように拡がりました。
こんな表現の仕方があるのか!
こんな見方が出来るんだ!
こんな技法見たことない!
新鮮な芸術の世界!!面白い!!
そんな発見が、食事の後のひと時炬燵の中で出来るのです。
どうしても言葉にかたよってしまうネット上の発信から、言葉のいらない交流へと可能性をひろげてくれたインスタグラムのいい面を皆様に伝えたいと思いました。
インスタグラムを活用して、のしてんてん絵画集を作り始めました。
順次作品を紹介していきますので、ご覧ください。
https://www.instagram.com/noshitenten/
ケースケは大好きなヨーコのためにお菓子のプレゼントを思いついた。
押入からお菓子を詰め込む大きな袋を外へ持ち出した。
そこへ突風がビュ~
袋は空高く舞い上がり、空から「 ケースケ こっちにおいで 」と言ってるようじゃった。
ケースケは追った。
裏山のさびれた神社を越え、林を超えだんだん森の奥に入ろうとした時、透明の沼があった。
袋はその沼にポチャン
ケースケが袋を取ろうと沼に近づくと小さな石につまづいてドボンっ
沼の底まで行くと袋は先に口を開けて待っておった。
「 ケースケ よくワシを追いかけて来てくれたのう 」
そして・・
「 ヨーコはな お菓子をもらえなくてもケースケがワシを追ってきてくれたような、そんなケースケの勇気と優しさが一番ウレシい、そう思うのじゃ 」
_____
左下から一つ上の御絵を拝見して、こんな情景が思い浮かびましたよ^ん^
沼の中でお人がお菓子を食っておる。
木こりが目をこすって、もう一度池を眺めた時じゃった。
かがんだすきに、腰に差していた斧が池に落ちたそうじゃ。
すると沼の中から女神さまが現れた。
その手に木こりの落とした斧と金の斧を持っておられた。
お前が欲しいのはこの鉄の斧か金の斧か?
そこで木こりが答えたそうじゃ
「女神さま、私が欲しいのはそのお菓子でございます。」
腹ペコの木こりを憐れんで、女神さまはおっしゃられた。
それは気の毒な、お菓子はもう食べてしもうたに、・・・ならばわらわが妻となって生涯食を賜ろうぞ。
そうして木こりは斧を沼に捨てて、女神さまと幸せに暮らしたということじゃ。
心が心を呼ぶ。
アートはつながるのです^ね^
つながる人は様々。国境がありません。
冒頭のプロフィールには様々な国の言語が並んでいますが、そんなものはあまり気にならずただ作品だけが互いの交流を実感させてくれるのです。
意思表示は、いいねだけ。悪いねがないのがまた素晴らしい。
心のつながりの、最もいい面が世界をつなぐネットの中で実現する。”
ここに全てが詰まっていると想いました…本当に。 youtubeの音楽動画に様々な言語での称賛コメントが贈られる…。
(※インスタ自体に登録をしていない為、ログインはできませんが)
英語で直球の称賛が届く
『言葉の壁、一切を取り払って…”プラスの感想を気軽に贈れる”』
こうして実際にやった結果を見て、インスタグラムと言うのを改めて芸術に関して「面白いツール」と想いました!
※ちなみに私は同じような事をtwitterでやって閑古鳥になりました。(笑 あれは文字メインのツールだったので笑)
改めてのしてんてん様、興味深い記事に感謝を!
追伸:ギャラリー由芽での絵画も面白く拝見させていただきました…重ねて感謝を…。
ネット社会はもはや後戻りできません。それなら悪い面を、良い面で克服する努力が必要だし、その努力の中から、新しい人間としての可能性が生まれてくる。
そう信じたいですね。
由芽に言って下さったのですね。
ありがとうございます。
今年は、龍の絵の頂上を目指す年と位置付けて頑張っています。
すると1月が長~く感じられて、今日最後の一月ですが、やることが一秒単位で詰まっている感じで、充実というのはこういうことを言うのかなあと思っております^よ^
ものづくり、折り紙の世界、そう思うと心の中で折師さんの姿が踊っています。
心より感謝申し上げます。