今もなお人は、心がどこにあり何であるのかという問題に答えを出すことが出来ないでいます。
胸にあるというものや、脳の働きだというものなどが一般的な考え方かもしれませんが、決定的なものはどこにもありません。
それでも私達は心を感じています。それがどんなものでどこにあるのかをたとえ説明できなくても私は自分を心そのものだと思うのです。
自分の目で自分の目を見ることが出来ないように、
自分の心で自分の心を見ることが出来ないのだと思います。
ただ精一杯感じてその心を生きるしかないのでしょう。
私達は他人の心を見ることが出来ないばかりか
実は自分の心さえ見ることが出来ないのです。
私が絵を描くのは、私の心の中に起こっている感じを忠実になぞることで、私の心を見えるものにしようとする試みでもあるのです。
この作品は今年の夏の北京オリンピック開催に先立って、故宮博物院で開催された日中芸術交流展に出品したもので今回の個展には出品しませんが、それよりもさらに新しい心の表現をお見せしたいと思っています。
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