のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

名月や

2008-09-15 | 私の絵画論

期せずして15夜のお月様と一緒の個展となりました。
会場にもお5つの月様を並べます。



この絵はそのうちの1枚(M120号2枚組)です。
5つ並べると長さ10M近くの大屏風になります。
きっとよいお月見をしていただけるだろうと思っています。

無論半分は冗談です。ただの ○ だけを描いたのです。

円だけの絵です。
キャンバスに大きな円を下書きして、それだけでどれだけ絵を描けるのか、私の新しい試みです。

円は形態的に完成された形です。デッサン論 にも書きましたが、すべてが満たされた形なのです。

小学校低学年にいじめと不登校を体験した私は、どうやら人よりも負の感情に敏感なのではないかと思うようになりましたが、それを宝物だと理解したのはつい最近のことです。

円は負の感情なしには成り立たないのです。
それはいわば、重力のような働きをして、心を内側に向けてひきつけてくれるのです。そしてその力が円をつくる働きをします。
円はその内部で正と負の力がバランスよく引き合っているのです。


名月を こころにうつし コオロギの 

     満ち足りてこそ 声染み入りぬ



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