のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

成長する心

2017-06-27 | 5次元宇宙に生きる(心)

 成長する心の図(のしてんてん)

 

 

心は喜びと悲しみを繰り返す

心は歓喜と絶望を繰り返す

心は極楽と地獄を繰り返す

心は至福と苦悩を繰り返す

 

だが心はけっして同じところにいるのではない

心は宇宙を巡礼する。進み続けているのだ。

 

永遠に無明の中で快感と不快感を繰り返す心は在るかもしれない

そんな心は、いつまでも苦悩にまみれたまま、己が進んでいるのにも気付かないだろう。

 

しかし本来、心は成長する。

心の進む軌跡は成長線となって、やがて無明の世界から覚醒の世界を貫く

そこには誰もが通る歴史がある。

無明は心を育む土壌

心の種はやがて、無明の土の中から芽をだして覚醒の空気を呼吸しはじめる。

心は己の思考と感性を、光と水のように融合させて、覚醒の世界に芽吹くのだ。

 

 

 

 

 

 

その成長を示す図を作成しました。

 

 画面を二つに分けました。

下に無明の世界(無意識の中で存在している、己と宇宙)

上には覚醒した世界(意識の中に現れる己と宇宙)

 人は無明の世界に生まれ、

生きるために快不快の波となって進み始めるのです。

この波は

心身に現れる波(脈動、呼吸、バイオリズム、思考等)

そして心身を取り巻く波(光、闇、気候、宇宙波等)

この内外の波が

今この瞬間ごとに「私」の中で合成されて一つになった波と考えます。

 

この波は、生まれて死ぬまで、一瞬の停止も停滞もなく無明と覚醒の空間を進んでいきます。

波の正体は、いのち。

いのちの躍動は

快感と不快感の間を揺れる振動であり、

その波は回転して螺旋をえがく。

銀河が螺旋をえがいて宇宙を巡礼するように

心もまた、螺旋波動となって無明から生まれ覚醒の宇宙に向かって旅をするのです。

この図を見ていると、

人は何故、一瞬の覚醒を得ても、再び苦悩にまみれていくのかが分かります。

人生は苦なり

そんな言葉も聞きますが、

しかし一方で希望も発見します。

延々と続く苦悩と思いますが、しかし一つとして同じ苦悩はない。

 

もし、ほんの一瞬、宇宙に覚醒する経験が出来たら、たとえば湯船に浸かって至福を感じたら、

それは心が健全に成長している証しだということが分かります。

せっかく得た覚醒が、次の瞬間苦悩に変わるのは、次の成長に向かっているからだと分かります。

 

苦悩を味わいつくしたら、

つぎに来る覚醒は、ほんの少し成長した覚醒になります。至福の質が上がっていくのです。

図示した波はモデルですから、覚醒と無明の間を進む波の数は、実際には何百、何千とあるかもしれません。しかし無限に続くわけではありません。

 

苦悩の中で、何度も何度も至福の瞬間を体験していくうちに、その至福の時間が長くなっていきます。

 

そしていつか、心は完全に覚醒の世界に入る。

それは思考と感性が統合された瞬間だと思うのです。

 

苦悩を恐れず、前向きに味わい尽くす

瞑想して、己の感性を眺め、至福を体験する

この二つの姿勢が

心の成長を促していくのです。

 

散歩中にふと出てきた図ですが、言葉以上に語ってくれる気がいたします。

みな様はどのような言葉を読み取られるでしょうか。

 

 

 

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2 コメント

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☆想像源泉湖☆ (真鹿子(まかこ))
2017-06-29 06:33:08
のしてんてん様

おはようございます!

『成長する心』ありがとうございます☆

確かに、ことわざにも、

『禍福は糾える縄の如し』

禍、福が撚り合わさっている縄のように、
禍、福が交互になって、
こちらも螺旋を描いていますよ
こころ成長過程の禍福螺旋ですね。

縄から連想的に『紐』を思い出しました。
主題から外れまして恐縮ですが、
以前、どこかで洞窟壁画の画像を観ていたのですが、


洞窟は神殿、儀式場でもあり、
描き手はシャーマン、祭司でもあり、
祈りの壁画、呪術、お祭り、謎の手形など、
いろいろ圧倒されましたが、どちらの壁画も
神秘界に誘われて行きそうで興味津々でしたけれど、
中でも印象的な壁画は、 
黒い長方形の楕円のような形態が、
ほぼ等間隔にならんでいて、 
これは一体なんだろう?と見つめていたのですが、
不意に「ひも」って閃きました。
黒い長方形の楕円は、こちら側の見えている次元のヒモの一部
となりの黒い長方形の楕円が見えない部分は、
あちら側の見えない次元に描かれているヒモだから見えないのであり、
筆触法のお陰でしょうか、

つまり、 
こちら側の見える次元、洞窟の神殿である次元と、
あちら側の見えない次元、祈りの対象である神聖な世界を
『結んでいるひも』なのではないかしらと、感じたのですけれど、
でも、洞窟そのものが神秘界、神聖なる世界と一体の  
聖域ですものね。

いずれにしましても、壁画を観賞させていただいていますと、
当時の方々は、現代のように三次元感覚が強固ではなく、
意識も多次元的にゆとりがあったように感じられます

のしてんてん画伯の絵画も、
神社仏閣、洞窟など聖域で
より気魂が放たれ輝く深遠なる絵画☆
素晴らしいで^す^

のしてんてんさんの記事は
いろいろな想いが沸き上がってきます。
想像の尽きることなき源泉
想像源泉湖でしょうか♪

いつものしてんてん心力をありがとうございます。
今日も素敵な時をお過ごしくたさいませね☆ 


感謝一念

まかこ  拝
  

  
返信する
なるほど!! (のしてんてん)
2017-06-29 08:32:27
ひもが螺旋をえがいてより合わさるのは宇宙の必然を表しているのかもしれませんね。

陰と陽、正と負、これら互いに補完し合うものは反発も必然的に生まれる。

それをうまくまとめるのは螺旋しかないのでしょう。

宇宙がひもでできてるというのなら、宇宙の起源は螺旋以外にありませんね。

螺旋なら、反発するものでも、うまくつなぎ止めてしかもその力を推力に変えることが出来るのでしょう。

「黒い長方形の楕円のような形態が、
ほぼ等間隔にならんでいて、 
これは一体なんだろう?と見つめていたのですが、
不意に「ひも」って閃きました。
黒い長方形の楕円は、こちら側の見えている次元のヒモの一部」

本当にそうかもしれませんね。
意識に上がる部分は、小さなものから成長してやがて小さくなって消える。

楕円の形ですよね。古代人が体験していた心のかたちだとすると、

まかこさんの推理通り、その心がひもの襞ということになりますし、

そうすると、私たちの心は、まさにこの古代人から変わらず続いてきているという証しなのかもしれませんね。

興味深いで^す^

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