2月~3月に行われた尾道四季展(コンクール)に、義母の絵「失われた尾道」が
何と、コンクール初挑戦で奨励賞を射止めました。
義母の長旅が難しいので、私が会場の尾道市立美術館に出向いた次第ですが、同行してくれたポラン亭のご夫妻が、四季展観覧の後、
大林監督の映画尾道三部作の聖地巡りをするというので一緒について行きました。
それがなかなか印象的でしたので、写真レポートいたします。
まず腹ごしらえに入ったのが広島やきの店、そのお好み焼きにまずびっくり
キャベツの山が半端ない!私の目は鉄板の上に釘づけ。写真では印象半減ですが、私にはありえない風景に思えるほど常識はずれの大きさでした。
で、こんな仕上がりに。
お味は大阪風お好みとは触感の違う世界を主張する存在感あり。広島:大阪のお好み対決の勝敗はあなたの舌で確かめてください。
おもしろかったのは、向島に渡るフェリー
時刻表には始発と最終しか書いてなくて、その間は渡航者が来るたびに出航する待ち時間なしの運行らしく、住民の都合で動くフェリー船というのが、何かしんみりと心に残りました。
わずか2~3分の、日本一短い船旅(自慢している看板あり)を体験して、その向島にはこんな建物
ロケ用の本格建物で、撮影後ロケ地からこの場所に移設したとのこと。窓から中を覗くと映画が見えてきます。
その後、尾道鉄道の踏切や陸橋、猫の細道やタイル道などを巡り、(結構歩いた)最後に行ったのが一番印象に残った階段おちの聖地御袖天満宮の階段でした。
どうです?ここを二人が絡まり合って転げ落ちたのですって
この階段、全て一本の石を切りだして作ったものですが、一本だけ登り切った最上段がこのように(写真手前)真ん中で継いでいるのです。
違う方向に興味がそれるのですが、しかしそれがなんとなく、映画の二人を表しているような・・・・そんな気がしました。
下から眺めると
門の向こうに見える階段がそれで、門まで上がるとこんな風景↓
きれいな階段に思わずカメラが向きます。
そこで見た一番の掘り出し物がこれ、
階段を登った境内に
見慣れた見猿聞猿言猿象・・と思って見過ごしていたのですが、なんか変?と違和感にしばらく見入っていました。
おお!真逆じゃないの!!
そうです
見てご猿、聴いてご猿、言うてご猿 お見事。
よき旅でご猿ました。
奨励賞受賞、おめでとうございます。
以前拝見した時も感動しました。
陽に当たる壁の板の温み、錆びた鉄板の匂い、頑張る丸太の支柱、チャポチャポと井戸端会議の水の音・・
自分もこんな絵が描けたらいいなぁと思いました。
”コンクール初挑戦で奨励賞”、納得の素晴らしさだと、写真越しですら凄さが伝わる作品…素晴らしい義母様を。
”御袖天満宮の階段”
こちらも想いますが、凄い。こう、「芸術と呼べる技能の何たるか」そうしたものを感じます。
のしてんてん様の絵もそうですが、『いずれも一線を越えたものを感じます』※これは一個人の感想です笑 そうしたものを産み出せる事に憧れを感じます、本当に。
感想文みたいなコメントご容赦を。そしてこうした写真をまとめた記事に、のしてんてん様に感謝を!
義母の絵は本当に力があるのですが、本人はあまりそんな意識をしておりませんで、今回少し気付いてくれたようです。
その意味でこの受賞は良かったと私も喜んでいます。
sure_kusa様、描いてくださ^い^
奥様の寝姿など恰好の風景
忘れていた〇〇心を想いだすかもしれませんよ。
って、度重なる失礼をお許し下さい。決して他意なく純粋なる芸術でございます^故^
美術館の中は撮影できませんので、全体の様子をお見せできませんでしたが、私の目から見ても力があると思いました^よ^
大林宣彦さんは尾道生まれだそうで、現地を歩くと、自然にその風景から物語が生まれてくるような空気を感じました。
西に旅行される機会がありましたら、立ち寄ってみる価値はありそうです^よ^
最近Eスポーツという言葉をよく聴くようになって来ましたが、折師さんには身近な話材なのでしょう^ね^
面白そうな展開・・・かな。