魔のソーダ、緑の海(4)
スケール号は緑の海に飛び込みました。
今まで真っ白だった世界が突然緑の世界に変わったのです。
閉ざされた部屋から外に出て、空気のきれいな森にやってきたときのような気分で、みんなの心は明るくなったのでした。
けれどもそんな気持ちは長くは続きませんでした。
突然ぴょんたが悲鳴をあげたのです。
「ヒエーッ!艦長、前から大きな星が飛んできます。ぶつかる!」
見ると、すい星のような巨大な星がまっすぐこちらにやってくるではありませんか。
その表面は虹色に輝いて、お月様のような大きさのシャボン玉のようです。
スケール号はばい菌の大きさにまで縮んでいるのです。
まともにぶつかってしまったらバラバラになってしまうかもしれません。
ゴーッ!大きな音がスケール号を震わせます。
「スケール号、右に回りこめ」
艦長は早口で命令しました。
「ゴロニヤーン」
スケール号は急カーブを描いて旋回しました。
何とか大きな玉の攻撃をかわしたのです。
「艦長!またやって来ヤす、シャボン玉がすぐそこでヤす」
ほっとする間も無く、次のシャボン玉はすぐそこまでスケール号に迫っていました。
ゴーッ!不気味な音が迫ってきます。
「スケール号、下だ、したにもぐり込むんだ」
「にゃンゴー」
スケール号は頭を下げて下にもぐりこみ、体を反転させて4本足でシャボン玉の上を歩くようにして何とか体をかわしました。
でもそのとき、すでに別のシャボン玉がスケール号に襲い掛かってきたのです。
「左だ、左によけるんだ」
「にゃンにゃ―」
スケール号はとっさに動きましたが、シャボン玉の方がはるかに大きかったのです。
とうとうスケール号はよけきれずにシャボン玉に足をとられて跳ね飛ばされてしまいました。
スケール号はクルクル回転し、操縦室の中は大騒ぎです。
乗り組み員達はみんな自分の身近にあるものにしがみついて体を支えました。
もこりんもとっさに何かを握り締めましたが、それは自分のつるはしの柄でした。
あっという間にもこりんは床に叩きつけられました。
やっとの事で起き上がったとき、事態は最悪になっていたのです。
スケール号が回転してはじき飛ばされたそのとき、いくつのもシャボン玉が一斉に襲いかかってきたのでした。
ちょうどスケール号が背中を向けたその背中に向ってシャボン玉が迫って来たのです。
ゴゴゴオー!
ガクン、スケール号に大きな衝撃が伝わりました。
「ギャオオ―ン」
スケール号が悲鳴をあげました。
スケール号の全身が巨大なシャボン玉に飲み込まれるようにのめり込み、押し返されてつぶされてしまうように見えました。
スケール号の中は、まるでジェット機が衝突したような激しさで乗組員は一人残らず壁に叩きつけられ、体はバラバラになって、元の姿もわからないくらいにつぶれてしまうはずでした。
でも、そのとき不思議な事が起こったのです。
魔のソーダ、緑の海(5)
全員が壁にたたきつけられて死んでしまったと思ったその体は、不思議な事に傷一つ負っていなかったのです。
恐る恐る目を開けて皆が目にしたのはもう一つ信じられない光景でした。
まるで新幹線にぶつかったような衝撃を受けたはずの体が、壁から数センチ離れたところで止まっているのです。
全員の体がふわふわと宙に浮かんでいるのでした。
「どうなったんだ」
艦長が誰にともなく声をかけましたが、誰もそんなことを考えている余裕はありません。
スケール号は巨大なシャボン玉の表面にめり込んだまま上に上にと押し上げられているのでした。
その圧力に押さえられてスケール号は身動き一つ出来ないのです。
目の前に白いクリームの森が見えてきました。
そのときスケール号にぶつかったシャボン玉が突然大爆発を起こしたのです。
星のようなシャボン玉の破片が四方に吹き飛びました。
スケール号はその破片と共にクリームの森の方に吹き飛ばされました。
クリームの部屋をいくつも突き抜けて、そのクリームの壁にめり込むようにしてようやくようやくスケール号は止まりました。
そのあいだ中、スケール号の乗組員たちは操縦室の真ん中にふわふわ浮かんでいました。
ようやくスケール号の中が静かになった時です、奇妙な声がみんなの耳に聞こえました。
「チュウスケチュウチュウ!」
それはチュウスケの呪文の声だったのです。
その声と共にみんなの体がゆっくり床に下りてきました。
「魔法使いだったのか」
艦長が驚いて聞きました。
「隠していたわけではないのでチュが、私は魔法使いのチュウスケと言いますっチュ」
いつ着替えたのか、チュウスケは黒い三角帽子をかぶり、黒いマントをつけて、右手には魔法の杖を持っているではありませんか。
確かにどこから見ても魔法使いそのものでした。
「おかげで助かりました」
艦長はチュウスケにお礼を言いました。
「なに、旅はみちずれだチュ。お互いに助け合って早くばい菌Xを探しだしましょうチュウ」
チュウスケは黒いマンとをひるがえして、胸を反らして言いました。
「魔法のおかげで助けられたけれど、何だか気にいらないな」
ぴょんたは心の中で考えましたが、その他にチュウスケの事を不審に思うものはいませんでした。
「それにしてもさっきのシャボン玉のような星の攻撃は何だったんだろう」
艦長が言いました。
「あれはきっとソーダ―水の泡だスよ」
ぐうすかが目のあたりを眠そうにこすりながら言いました。
スケール号が静かになったのでもう居眠りの準備をしているのでしょうか、ぐうすかの頭には枕が張り付いています。
「そう言えばソーダ―水はいつも泡が出ているでヤす」
もこりんはそんなぐうすかを無視して自分の考えを言いました。
「なるほど、それにちがいないですよ艦長」
ぴょんたが耳をぴょんと立てて言いました。
「ソーダ―の泡はいくつも生まれてくるチュ、あの泡にぶつからずに下に行くのは不可能だチュ」
「せっかくここまできたのに、残念でヤす」
「何かいい方法はないのか」
艦長がぐうすかの方を振り向きました。
ぐうすかは鼻からちょうちんを出しています。立ったまま寝ているのです。
そのときスケール号のスピーカーが鳴りました。
11 ばい菌X発見(1)
スピーカーの音と共に、テーブルのスクリーンにのしてんてん博士の姿が映し出されました。
「どうした諸君、何かあったのかヒックヒック」
シャックリ混じりの博士の声が聞こえてきました。
艦長は博士に今までのことを話しました。
どうしてもソーダ―の海を通り抜けられなくて困っている事を知った博士は言いました。
「では一度ヒック、戻ってくるのだヒックヒック。いい考えがあるヒックヒック」
「えっ、ばい菌Xを捕まえるのをあきらめるんですか」
「いやヒックそうじゃないヒックヒック、とにかく帰ってくるんだヒック。それからヒック説明ヒックするヒックヒック」
「わかりました、ここから脱出します。それより博士、そのシャックリ何とかなりませんか、何を言っているのかわかりませんよ。とにかくシャックリ止めの薬を博士に届けましょう」
「そうしてヒックれたらありがたいヒックヒック。気をつけてヒックなヒックヒックヒック」
スクリーンの博士は今にも倒れそうでした。
一刻も早く薬を届けなければ博士は死んでしまうかも知れません。艦長はとても心配になったのです。
「スケール号、帰るぞ、上に飛び上がれ」
艦長は急いでスケール号に命令しました。
「ゴロニャ―ン」
スケール号は一声なくと、柔らかなクリームの壁をけって一気に上昇し始めました。
いくつもいくつもクリームの部屋を突き抜けて、やがてスケール号はクリームの森から脱出して外に飛び出しました。
「元の大きさに戻れ」
「ニャオーン」
クリームソーダ―から離れると、スケール号はどんどん大きくなり始めました。
それにつれて、操縦室から見えていた富士山のようなクリームソーダ―はどんどん小さくなっていきます。そしてとうとういつも見慣れたクリームソーダ―になったのです。
でもそれはクリームソーダ―が小さくなったのではありません。
小さくなっていたスケール号が元の大きさになっただけなのです。
それでも隊員たちは、自分が大きくなっているのには気付かないで、クリームソーダ―の方が小さくなったように見えるのでした。
「やっぱりクリームソーダ―はこの大きさに限るダす」
いつのまにか目をさましたぐうすかが、よだれをたらしてテーブルに置かれたクリームソーダ―を眺めています。
「よヒックくヒックかヒックえヒックったヒックヒック」
よろよろと杖を突いてのしてんてん博士が出迎えました。
今にも倒れそうです。それにシャックリは一層ひどくなっています。
「博士、早くこれを飲んでください」
艦長は挨拶もしないでシャックリ止めの薬を博士に渡しました。
「おおヒック、あヒックりヒックがヒックとヒックうヒックヒックヒック」
博士は震えながら薬を受け取りました。
手が震えてなかなか飲めませんでしたが、やっと一口それを飲み終えると、
博士のシャックリは嘘のように止まりました。
「助かった、ありがとう。君たちのおかげだ」
博士はお礼を言うとさっそくばい菌Xの話に入りました。
みんなは一斉に博士の方を向いてイスに座りました。
ばい菌X発見(2)
「ところでばい菌Xは確かにこの中にいるのだな」
博士は机に置いているクリームソーダ―のグラスの底の方を指差して言いました。
「はい、間違いありません。途中で助けたチュウスケがばい菌Xに出会っています。
確かにばい菌Xはソーダ―の中に逃げ込んだのです」
「私は運良く皆さんに助けられまチュたが、確かにばい菌Xはこの中に逃げ込んだのでチュウ」
クリームソーダ―はグラスの中でさかんに泡をあげていました。
スケール号を襲った巨大なシャボン玉の正体はこれだったのです。
こんなかわいらしい泡のために大変な目にあったなんて誰も信じられませんでした。
今だったらこの泡はとても涼しげで気持ちよさそうでおいしそうです。
つい飲んで見たくなって、ぐうすかなんかもうよだれがいっぱい出ているぐらいです。
それが小さなばい菌の大きさの世界では、まるで悪魔の海のようにスケール号に襲い掛かってくるのです。世界はなんて不思議で一杯なんでしょう。
「ところで博士、どうすればソーダ―の海を通る事が出来るんですか。いい方法があると言っていましたが」
艦長が思い出したように言いました。
「ここを通っていくのだよ」
博士はそう言いながらグラスのそこを指で叩いて見せました。
「えっ、このガラスのところですか?」
「そうだ、ここを通り抜ければ真っ直ぐソーダ―水の海の底までいけるだろう」
「でも穴なんてどこにもないでヤすよ」
もこりんが驚いて聞き返しました。
「それがあいているのだ」
博士は笑いながら答えました。
「でもそれはおかしいだス、
穴があいていたらソーダ―水がみんなもれてしますだスよ」
「なるほど、それももっともだ」
博士はうなずいて話を続けました。
「ところで物はみな小さな粒が集まって出来ているという話は聞いたことがないかな」
みんなは、ぽかんとして博士の顔を見上げました。
「このグラスも目に見えない小さな粒が集まって出来ているんだよ」
「あっ、なるほど、だからグラスは透明なんですね、だって見えない粒が集まって出来ているんじゃ、見えないのは当然じゃないですか」
ぴょんたがうれしそうに言いました。
「ちょっと違うなぴょんた。 グラスが透明なのはその小さな粒が網の目のように規則正しく並んでいるからなんだ。ほら、透けて見えるだろう」
博士は実験に使う金網をみんなの前に出して言いました。
「でも博士、ソーダ―水はどうしてその穴から漏れないのですか」
「とてもいい質問だ艦長、その答えは、ソーダ―水をつくっている粒はこの網目よりも大きいからなんだ。ほら、これをご覧」
博士は金網の上に緑のビー球を転がして見せました。
ビー球は金網の目から落ちないで、その上をころころ転がっています。
「分ったかね、諸君、このとおりだ」
「なるほど」
ぴょんたが感心したようにつぶやきました。
「スケール号に乗って、小さな粒よりもっと小さくなると、みんなの目にはグラスがこんなふうに見えるはずだ」
博士はもう一度金網をみんなの目の前に差し出しました。
そして金網の目に指を突っ込んでみせながら話を続けました。
「スケール号はこの穴の中を通っていくんだ」
(つづく)
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今日あたり、疲れが出てきそう
はるひ美術館による北籔和展(ナウイズムの夢)2日目
2017/2/8~2/26
学芸員ブログなどあります
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一瞬、美術館の事務長の話を思い出した。今日、このあたり一帯は国府宮(こうのみや)裸祭り一色になる。学校も休校になる。ということだったが、これかと思ってカメラを向けた。
切り倒したばかりの竹を担いで裸男が練り歩く。まあこんなものかと思って美術館に入る。
年に一度、神男が選ばれ、3日間身を清め全身の髪をそって、その裸体を奉納する。この神男に触れると厄が落ちるといわれ、数千人の裸男が群がり、神男を守る男たちをかいくぐり神男に殺到するそうだ。
行ってきなさいと、事務長に薦められた。先ほど見た一団が各地から集まって裸の大群衆になるのだそうだ。
たまたまKさんが京都から来てくれて、絵を見ながらそんな話になって、では見に行こうということになったのです。
Kさんがタクシーを手配してくれたので、客足の途絶えたころを見計らって、国府宮に行ってきました。
5時過ぎ、参道は黒山の人だかり。空には取材のヘリコプターが何機も飛んでいる。
人盛りの中央から、もうもうと湯気が立ち上っている。あの真ん中に神男がいると沿道の人が教えてくれた。
裸男の群がるエネルギーは半端ではない。異様な興奮が渦巻いている。とても人垣をくぐることができない。こんな祭りは初めての経験。岸和田祭りなど変え愛らしく思える。
今日はそんな生のお祭り情報でした。
この体験は絵になりそう。
美術館での話も、勉強になりましたが、今日は祭りが一番。
おはようございます!
裸祭り☆
なかなかユニークな出会いです^ね^♪
ご友人も京都から旗揚げ展に
駆けつけてくださり、
有り難いことです☆
でも裸祭りって全国的に開催されていますね。
神戸の方、姫路にも裸祭り、
灘のけんか祭りがありますよ
神輿どうしがぶつかりあうけんか祭りです。
個展2日目も大変充実した素晴らし1日でうれしいかぎり♪
国府宮の裸祭りがのしてんてん画伯の絵画となり、
お祭りエネルギーの渦巻き乱舞が踊り出る日が楽しみで^す^
今日もどうぞ善き日をお過ごしくださいませ☆
感謝∞8∞八方拝です!
私の頭にあるのは、落ちてくるお札を取り合う神事。
何千もの手が空に向かって群がっている映像を見たことがありますが、人体の神秘と力をじかに感じますよ^ね^
機会があれば神戸も覗いてみたいものです。
おはようございます!
裸祭りですけれど、
言葉足らずですみません。
神戸の方ではありますが、
播州播磨の姫路
神戸のお隣のお隣です^ね^
私は今神戸の一番西の西区の
伊川谷というところの高台におりますが、
窓から明石海峡大橋が眺望できるぐらいですから、
ほとんど明石、現に昔は明石だったところなのですが、
姫路は明石のお隣です。
灘のけんか祭りは、ずうっと以前に
ニュースで見たことがありますが、
やはり神事ですから、独特の雰囲気、
時空を超えているような盛り上がり、
うねり、興奮、活気の渦が頂点(頂天)になっていました^よ^
秋祭りですから、10月です。
ぜひ、いらっしゃってください^ね^♪
人のエネルギーは時として一つのかたまりとなんてうねりになる。
まさにそんな印象を受けますよね。
10月、
体験してみたい神事です^ね^。
伊川谷というと、どこかで記憶が引っかかかってくるのですが、良き眺望のところなのでしょうね。
いつも本当に
ありがとうござい^ま^す^。
こんばんは!
伊川谷、引っかかりますでし^ょ^
今夜は長文になりまして申し訳ございませんけれど、
伊川谷関連のお話をさせていただきますね。
わたしはその頃、
お家賃ができるだけ安くて、
治安が良い地域で、
しっかりしたワンルームのお部屋を探していました。
そして、神戸の元町の不動産屋さんをお訪ねしたのですが、
担当の方はとても感じがよくて、
親身になって探してくださいまして、
現地に車で案内してくださったのですが、
いつしか凄い山の中を走っていまして、
2時間近く山の中を走っていたでしょうか、
こんな山奥に住めるかしらと目を丸くしていたのですが、
やがて、町並みが見えはじめ、
バスは西に行きますとJRの明石駅、
東に行きますと地下鉄の伊川駅とうことで、
1時間に1本ぐらいですが、
なにしろ、お部屋に案内していただき、
バルコニーからの素晴らしい眺望に魅了されまして、
即契約させていただくことにしました。
私はもともと神戸生まれの神戸育ちですが
その頃は佐賀県の唐津市の神田というところに
移住しておりまして、神田も良いところだったのですが、
諸事情ゆえ神田から神戸へ戻って来たわけですが、
伊川谷町、私もどこかで聞いたような地名でして、
何か不思議な伝説でもありそうと、散歩をしていましたら
ある時『子午線通過点、東経135度日本標準時』という
標識が目に入りまして、驚嘆いたしました@_@
子午線の町に住んでいるんだてって、感動!
それ以上に驚きましたのが、
旧、明石郡である神戸市西区聖地の
宇宙エネルギー降りそそぐ神出(カンデ)町ですが、
実は、我が家のバルコニーから見えているのですよ
我が家のバルコニーは西から北西、北、北東と
眺望できるのですが、ちょうどバルコニーの中央、
まっすぐ前が神出町の円錐形の雌岡山(めっこさん)です。
神出町は、神々のご降臨伝説の町ですが、
不思議な遺跡や遺物も発掘されていて、
シンボルのお山雄岡山(おっこさん)と雌岡山(めっこさん)が
鎮座しておられます。
そして、雌岡山(めっこさん)の頂上が神出(カンデ)神社でして、
なんと、子午線が通っております!
つまり、神出神社と伊川谷は子午線で結ばれているということ☆
わたくしもまた常時、子午線と結ばれてているというと!
どうしましまし^ょ^う^
私が伊川谷にいるのは偶然ではないでしょうね。
必然だと感じています。
私が為さなければ成らないことがあるのでしょうね。
神出町、神出神社はパワースポットとされていまして、
UFOの目撃も多いいそうですが、
私も引っ越してきました夏に不可思議体験
未確認の飛行物体が携帯に写っていましたが、
やはり、円錐形のお山の上空で写っています^よ^
まずはしっかり神出町神出神社を
勉強しなければいけませんね。
長文お付き合いくださいましてありがとうございます。
もうおやすみかもしれませんね
素敵な夢が訪れ(音連れ♪)ますよう☆