のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

「浄土」苦楽

2014-03-01 | 組作品「浄土」

今、心は至福感から遠ざかっている。

どんよりとした曇り空のようだ。

そんなときは、何を考えてもマイナスの方向に向かていく。

私がもし、いくらかでも成長しているのなら、今このときに、何か違いがあるはずだ。

わずかでも違いがあれば、そこに真実があるのではないか。

思えばいつも崩れていく心の中にいた。

それが今は、それを眺めている。

崩れていく心の中にいたころは、マイナス思考に不安が広がり、逃れようとして逃れられない苦悩を積み上げていた。

今はそれを眺めている。そこに違いがある。

崩れていく心をとめることはできない。

その変化をすべて許して、母のように見つめればいい。

崩れたらまた新しい心が生まれる。

その変を繰り返しながら心は成長する。

それを眺めていられる心、

ふるいにかけてそれが最後に残るものだ。

 

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