やっと踏み出した一歩(のしてんてん龍)
狩野信政の龍と私の絵の違いを見ることはこの上ない教示となりました。
心に衝撃を受け、その筆致を辿るうちに、私の絵にないものが見えてきたと思いました。(邂逅展に向けて(八方睨みの龍))
その思いが本物かどうか
それは絵が答えを出してくれる。
何万語言葉を尽くしても意味はありません。百聞は一筆に如かずですね。
信政の龍は雲と龍。その線は完全に二つを結び付けている。そこにこの絵の大きさがある。
そんな私の理解を、自分の絵に再現出来るのか、
のしてんてん龍は闇と龍 ↑。
信政の雲が私の場合鉛筆の闇なのですね。闇と龍が分離している。ただ龍を描きましたというだけの絵。
意味が解らずただ不満だけがくすぶっていたのですが、信政のおかげでそれが今はよく分かります。
時を越えてお礼を言わねばなりません。
目標が定まると、行き詰っていた絵が一気に進み始めました。
闇と龍を一つにする。空間の中に龍を溶け込ませ、龍の中から空間を生み出す。そんな感覚で描き始めると、指向性を持つ光が生まれてきました。
そして初めて、自分の求めていた風景はこれだったのだという思いに至りました。
行き詰っていた絵と見比べて、あらためて思いました。
それはまるでストロボを炊いて撮影した写真だったということです。
行き詰っていた絵はまさにそれでした。
光にさらされて、消された闇がいかに大切な真実を持っていたのかが分かりました。
ストロボとは、私の絵の場合、理屈。思考の絵ということで、つまり思考にさらされた絵だったという訳です。
さて、これは自己満足だけなのかどうか、こればかりは私自身の目で見ることは出来ません。
これをごらんになっている皆様の眼に頼るしかありません。皆様にはどう写っているのでしょうか。
元の絵の方がいいと思われる方もおられるでしょうし、両方とも気に入らないという思いもあるでしょう。
どんな感想が生まれているのでしょうか。
差支えなければ是非、忌憚のないご意見を聞かせて頂けないでしょうか。
皆様の声を糧にして
さらに深く潜む龍を見てみたい。
そんな思いが今しきりに動いています。
結論から言います。
今の絵の方が私は好きです。
元の絵も、別におもちゃのような絵とは思いませんでしたが、今の絵のド迫力には及ばない、そう感じました。
先におっしゃっていた『境界ではなく空間を描く』が、私なりにつかめたようにも思いました。
『あらすじを説明するのでなく、物語を語れ』
『芝居の解説をするのでなく、芝居を演じろ』
に、通じる、のでしょうか?
全体図みんなを描くのではなく、指向性のある光に照らされた空間ごと、抱きしめるように描く。
真鹿子さんがよくおっしゃっているように、本日も学ばせていただきました☺️。
のしてんてん様
のしてんてん龍☆
踏み出した一歩♪
おめでとうござい^す^!
絵への思いは、
まさに何万語言葉を尽くしても意味はありません。
百聞は一筆に如かずですね。
この度は闇と龍との融合によるのしてんてん龍☆
ありがとうごさいます。
闇は人類には認識することができない。
宇宙95%以上の可能性無限大の宇宙空間
限りなく空に近い宇宙極微素粒子群エネルギーが、
流動(龍動)している宇宙空間が、そのまま画布に
出現しているかのよう、
闇の輝きが龍となり、
深遠なる龍の果てしなき奥行きが闇となり、
闇と龍との共鳴音が光響しています☆
これからいよいよ楽しみですね♪
むっちゃんさん!今夜も学ばせて頂きましたよ
むっちゃんさんからも学ばせて頂いています。
いつもありがとうございます。
秋の夜長、どうぞごゆっくり
素敵な時をお過ごしくださいませ☆
みなさまに感謝感激∞8∞
まかこ 拝
深み、絵を書くことを超えて存在を示すような進化、空間も含めたひとつの作品への昇華…勝手な思いつきを並べましたが…そんなことよりも
「この迫力、チカラが…とってもいい」と想いました。本当に百聞は一筆にしかず…作品が語る事が全てに感じました…。
またひとつ、いいものを見せていただきました。本当に感謝です!!
追記:むっちゃん様の、物語・芝居に関する言葉も学びになりました。こういう言葉に触れる機会がなかなかないもので。
真鹿子様の未知の闇(95%の未発見)も改めて学びになりました。
改めて、感謝を!!
心をこめて、コーヒーを入れさせていただきます。
むっちゃんさんの言葉も、まかこさんのお話も、折師さんの感性も、そして私の絵も、みな一つの方向に向っているように思えてなりません。
Unknown様からこんなコメントを頂きました。
「狩野の龍を見て、何かしらそうしたいと
思えたのであれば、それは、誘われたということですね。
誘うということは中動態です。
描かれる絵に、何かしら惹かれるもの、あるいは、気になるようなもの、観入ってしまうようなもの、絵を描くことはあくまで内発性であると思います。すなわち、そうせずにはいられない何かです。
描く側も、観る側も、何かが成立することが肝心なのだろうと思います。」
狩野信政に誘われてのしてんてん龍が見えた。
その龍を通して頂いた、ご感想もまた、内発する三様の何かですよね。
そしてその何かが、この喫茶室で互いに学び合うという自然の広がり。
これこそ、まかこさんの世界平和花火大会を実現する何かだと思うのです・・・
あれ!話がえらいところに脱線いたしました。黙ってコーヒー入れます^ね^