芸術というものを考える。
私が追求してきたものは何なのか。
定年までの半年で決めなければならないことがある。
自分を生きるということへの覚悟でもある。
家族への金銭的な責任から解放されるその日から、
私のこの命は
私の中にある可能性を掘り下げることだけに使うべきだ。
それは、芸術家として名声を得、成功するということも違う。
純粋に己の奥の奥にあるものをこの目で確かめることなのだ。
真の芸術家になること。
そのことだけに力を注ぐ覚悟だ。
それはプロでもなくアマでもない。
己を穿つことで人のあり方が見えてくる。
そこから生まれる芸術が、必ず深く人に伝わる。
それが求める人の救いとなる。
そんな覚悟が
私の腑の中に落とせるか。
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