
瞬間を意識すると実在が見えてくる
自分は感覚のかたまりだと分かる。
己は気の流れそのものだと分かる。
私たちの常識は、
瞬間とは、過去のつながりのなれの果てだと考える。
瞬間とは、次の瞬間(未来)への中継ぎだと考える。
これが四次元の考え方だ。
今、この瞬間は、ただの通過点で、かえりみなくても社会の中で自分の人生は見えてくる。
人は、この常識の中で、成功しようと努力する。
四次元の人生は、成功か失敗だ。
成功の夢の中にいるものは幸いだが
失敗の夢の中で、燃えきらない心を持て余すのは不幸なことだ。
残念ながら四次元人生では、全員が成功の夢を見ることは出来ない。
成功するためには、失敗者を作らなければならないからだ。
失敗がなければ成功はない。
人はその人生の悲喜劇を見て心を動かす。
泣き笑いを繰り返して、時を過ごす。
夢から覚めることはない。
本当に、瞬間は、時間軸の中継ぎなのだろうか。
本当に、瞬間は、人生のとるに足らない時間なのだろうか。
瞬間の中に意識を向けることは、忙しい人生の道草なのだろうか。
この四次元思考の感覚を捨てられない人は、
本当に得をしているのだろうか。
なるほど、あなたは、幾万の敗者の上で巨万の富を手に入れるかもしれない
なるほど、あなたは、勝者の足元で、それでもよき人生だったと納得するかもしれない。
しかしそれで、本当に得をした人生と言えるだろうか。
あなたは、瞬間の意味を知らないままだ。
巨万の富も、ゲームのような人生も、死によってリセットされる。
あなたの手には何も残らない。
その時、瞬間の意味を知らないあなたは、大損をする。
全てが無駄に終わったのだ。
瞬間の意味を知るには
時間のつくる妄想から意識を解放するしかない。
瞬間の広がりを知るには、スケールの概念を手に入れることだ。
五次元思考を手に入れれば、
瞬間は無限に広がる実在宇宙だということがわかる。
五次元に失敗者はいない。
全員が実在の至福を得る。
得るのではない。
人はみな、至福を持って生まれてきているのだ。
己が持って生まれてきた至福に気付かずに、
人生を終えるものは大損をする。
人生を棒に振ったのだ。
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