2016年、はるひ美術館での個展の話しを頂いてから、展示の構想を考えておりました。基本的には、出来のいい受賞作品と、他人の評価を考えず制作した、これまでの組作品「現世」と「浄土」を並べるというスタイルが頭から離れませんでした。美術館の壁面から考えると、組作品がもう一組並べられるスペースがあります。それをどうする?というのが残された課題だったのです。
ところが、ある日、わが師松田豐 . . . 本文を読む
ナウイズムの夢、次なる1/3のパーツは2013年から2014年にかけて描いた作品です。
心ひかれたお寺の境内に作品を飾りたいと思ったのが始まりでした。
その時の記事がこれです。↓
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2013-10-10 | 組作品 . . . 本文を読む
2008年第10回全興寺個展(大坂)
10年間続いた全興寺の瞑想絵画展の最終回。たくさんの〇を描きました。
全興寺の庫裏を貸していただいて開催した第1回の展示から始まった個展は、本堂、中庭とめぐり、最後は集会所にまでおよび、全興寺境内の全域で作品と対峙させていただく貴重な場となりました。その締めくくりとして描いた〇です。
この〇は、宇宙を意味し、天体と素粒子が同時に存在しているという実感 . . . 本文を読む
2007年、第1回ギャラリーアートズペース東山個展の案内状
京都ギャラリー賛の紹介で、その翌年から、アートスペース東山で個展を開催させていただくことになりました。
大きなギャラリーで、より大きな作品展示が可能となりました。
そこで、昨年の4枚組作品「人間」をさらに深めて、12枚組の作品に仕上げる構想が生まれ、1年をその作品制作に没頭しました
↓この . . . 本文を読む
2006年、ギャラリー賛(京都)個展のために制作。
人間とは何かという問いかけをテーマにした作品。
当時は「ナウイズムの夢」のような構想は微塵もありませんでした。
人は何故苦悩を生みだすのか。そんな思いだけで作品を創っておりました。暗中模索。ただ感じるままに描いていたように思います。
「のしてんてん系宇宙論」を本気で読んでいただいた当時、京都 . . . 本文を読む
展示会場のミニチュア、完成しました。
展示作品もほぼ固まってきましたので、
段ボールで作った会場の壁を白に塗って、
作品のミニチュアを貼りつけてみました。
どうでもいいことなのですが、2月6日~7日の飾り付けで、同じ場所から撮影した写真と比べてみたいと、幼稚な遊び心を躍らしています。
組作品「ナウイズムの夢」
44+2枚のピースを並べ、そ . . . 本文を読む
空間に向かう新たなる道を求めて、未知なる世界を探索する旅。
いかがでしたでしょうか。
しっかりと、上手にご案内できなかったことは心残りですが、いよいよ私たちは出発地点に戻ってまいりました。
気分の悪くなった方はおられませんでしたか。
スケール号の窓をご覧ください。すでに終着駅到着です。己に対する執着駅。
私たちはここから出発して、そして戻ってまいりました^よ^。
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食禅について、先日の続きです。
幽体離脱体験は何だったのか。その答えを求めて、意識の地平を見つけました。
「吾は空なり」
そこから導かれる、空間エネルギーの広がり。そのエネルギーは、極小から極大に至るスケールの世界に様々な異質の世界を創ります。そのままでは互いに認識不可能な世界ですが、たった一つの共通点があったのです。
それはエネルギー波の中心。
振動するエネルギーの中心にあるゼ . . . 本文を読む
ぐうたら瞑想法 またの名を食禅
今回の旅で発見した、一番有益な体験ではないかと思います。
どうして発見したのかから話を始めますと、先日の↓この話しからなのです
「吾は空なり」という達観は、己の本質がエネルギーだということを納得させてくれました。そしてこのエネルギーは、意識の地平で一直線につながっていて、私たちは宇宙と一体だと。そう理解したのでした。
  . . . 本文を読む
先日の続きですが、
私の体験した幽体離脱の現象を、納得できたのはつい最近のことです。
この記事を書きながら、行き当たった答えを書いてみたいと思います。まさに私の一人旅通信であり、私の実在以外に何の根拠もありません。
そのことは先に申し上げておきます。
「吾は空なり」それは見る眼を物質から空間に向けることだと何度も書きました。
つまり、意識を空間に向けると、私たちの認識する . . . 本文を読む