徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

野口雨情と熊本

2016-02-12 19:47:02 | 音楽芸能
 野口雨情の没後70年を記念するコンサートが、昨年11月、彼の出身地茨城県水戸市で行われ、その様子が、今日、NHK総合テレビで全国放送された。野口雨情は、北原白秋西條八十とならぶ三大童謡詩人の一人と謳われるが、全国各地を巡って、数多くの新民謡を作ったことでも知られている。実は熊本とも深い縁があり、県内各地を巡って20数曲を作っている。中でも五十四万石「よへほ節」などが有名だ。大正8年から児童文芸誌「金の船」の編集に携わり、童謡の普及にも尽力したが、大正14年8月に熊本を訪れた際には、「金の船」の投稿者の一人だった海達公子と面会し、指導している。

▼よへほ節



▼火の国育ち
作詞:野口雨情 作曲:大村能章
国立国会図書館・歴史的音源より