徒然なか話

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奉行丸(ぶぎょうまる)随想

2016-02-18 20:46:53 | 歴史
 今日、市役所に納税申告の手続きに行き、天気も良いので熊本城の中をぶらぶら歩きながら通って帰った。3日後に迫った熊本城マラソンの設営も進んでいるようだ。ふと、3月から奉行丸「未申櫓(ひつじさるやぐら)」特別公開が行われることを思い出し、奉行丸を覗いてみた。数人の作業員による公開準備の作業が行われていた。奉行丸広場の真ん中に立って、しばし周りの風景を眺めた。思えば僕が初めてここに入ったのは、1960年の熊本国体の頃だった。ここはバレーボールコートになっていた。その後、バレーボールが6人制の室内スポーツに変わったことなどもあったのだろう、わりと早くスポーツ施設の役を御免となった。僕が再びこの地に入ったのはそれから50年も後の2010年だったと思う。ここは櫓門や塀などが復元され、お城まつりの会場となっていた。今や熊本城内のイベント会場の一つとして貴重な存在になっている。


▼奉行丸から天守閣を望む



▼バレーボールコートとなった奉行丸(1960年熊本国体の頃)



▼桜の季節の未申櫓




▼お城まつりにおける古武道演武



▼お城まつりにおける薪能



▼お城まつりにおける舞踊