徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

内モンゴル自治区の弾圧

2020-09-29 18:56:44 | ニュース
 中国ではチベット、ウィグル、内モンゴルなどの少数民族弾圧が激しくなっているらしい。民族の文化や言語も危機に瀕しているという。
 もう13年前のことになるが、中国内モンゴル出身の馬頭琴奏者リポーさんを熊本に招いて演奏会を開いたことがある。開演を前にリポーさんが熊本市長に表敬訪問をしたいというので、当時、市議会議員を務めておられた牛島弘議員にアポをとってもらい、市役所に幸山市長(当時)を訪ねた。何階だったか応接室に通された後、ちょっとしたハプニングがあった。テーブルの上に飾られていた両国国旗の一方がモンゴル国の国旗になっていることをリポーさんが指摘し、市役所担当者があわてて中国国旗に取り換えるという一幕があった。リポーさんはおそらく複雑な心境だったに違いない。後でそのことをリポーさんに問うたが、彼は多くを語らなかった。
 今、存立危機に瀕している内モンゴルの状況についてリポーさんは何を思っているだろうか。
※写真は幸山市長を表敬訪問した時のリポーさん

▼リポーさんが演奏する「スーホの白い馬 叙事曲」