昨夜のNHKのコント番組「LIFE!」で人気若手俳優の中川大志が「妖怪どうしてやろうかなん」に扮し、カッポレを踊ったので、弊YouTubeチャンネルの「かっぽれ」にも多くのアクセスがあった。
昨年の夏、静岡県掛川市伊達方地区の方からご依頼があり、舞踊団花童の中村花誠先生から「かっぽれ」の映像音源をご提供いただいてお送りした。同地区の皆さんはこの音源を使って「かっぽれ」の練習を重ね、秋の祭りでは見事な群舞を披露されたそうだ。
花童が踊る「かっぽれ」の振付は師匠の中村花誠先生がアレンジされたものだが、「かっぽれ」の踊り方は昔から基本的なものがある。江戸後期、願人坊主が門付芸として踊ったのが始まりといわれ、住吉踊り、伊勢の川崎音頭、鳥羽節などが融合したもののようだ。明治19年に河竹黙阿弥作の狂言「初霞空住吉 (はつがすみそらもすみよし) 」で九世市川団十郎が「かっぽれ」を踊ったことで全国的に知られたという。
明治44年12月に発行された「舞踊の手ほどき(町田桜園 著)」によれば下図のように踊るのが基本のようだ。
昨年の夏、静岡県掛川市伊達方地区の方からご依頼があり、舞踊団花童の中村花誠先生から「かっぽれ」の映像音源をご提供いただいてお送りした。同地区の皆さんはこの音源を使って「かっぽれ」の練習を重ね、秋の祭りでは見事な群舞を披露されたそうだ。
花童が踊る「かっぽれ」の振付は師匠の中村花誠先生がアレンジされたものだが、「かっぽれ」の踊り方は昔から基本的なものがある。江戸後期、願人坊主が門付芸として踊ったのが始まりといわれ、住吉踊り、伊勢の川崎音頭、鳥羽節などが融合したもののようだ。明治19年に河竹黙阿弥作の狂言「初霞空住吉 (はつがすみそらもすみよし) 」で九世市川団十郎が「かっぽれ」を踊ったことで全国的に知られたという。
明治44年12月に発行された「舞踊の手ほどき(町田桜園 著)」によれば下図のように踊るのが基本のようだ。
かっぽれの踊り方
掛川市伊達方地区の皆さんによるかっぽれ
舞踊団花童のかっぽれ
舞踊団花童のかっぽれ