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草剛、新垣結衣主演の時代劇「BALLAD 名もなき恋のうた』の製作会見が昨日行なわれた。TVスポットも流れ始めたようだ。多少なりとも制作に関わらせていただいた一人として、作品が具体的な姿を現わし始めると、他の映画のニュースには感じない特別の感慨がある。スポーツ紙やTVワイドショーなどでは、製作会見の場での剛クンのリップサービスに食い付いて「ガッキーに熱烈ラブコール!」などと、くだらない見出しを付けているが、もっと真面目に映画のことを紹介してくれよと言いたくなる。
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ところで、この映画の原作はアニメ映画の名作として評価の高い「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」だが、この原作にかなり忠実にシナリオ化されている。ボランティアスタッフ事務所に詰めていた期間に、シナリオを精読し、原作のアニメもDVDで観た。現在、編集中らしいが、山崎貴監督を始め、「ALWAYS 三丁目の夕日」のスタッフが、お得意のVFXをどのように使うのかが楽しみだ。