「ラインの仮橋」を観た。高校1年生の時に観て以来だから45年ぶりだ。しかし、あの時の感動はちっとも色褪せていない。まさに珠玉の名作と呼ぶにふさわしい。今回観てひとつ気づいたことがある。この映画が作られた1960年にはもう1本、反戦映画の名作が作られている。イタリアのビットリオ・デシーカ監督の「ふたりの女」だ。この二つの映画はいろんな映画賞でも評価を競っていた記憶がある。その10年後、デシーカ監督は名作「ひまわり」を撮った。「ひまわり」が公開された時のコピーに「構想10年・・・」というフレーズがあった。ということは、ひょっとしたらデシーカ監督は「ラインの仮橋」にインスパイアされて「ひまわり」を作ったのではないか。たんなる推測に過ぎないが、いずれの作品も戦争の悲惨さを間接的に描いた名作であることにはかわりない。
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こちらで拝見してましたので、ちゃんと予約録画していたのですが、昨日、帰宅したら、デッキの残容量が30分ほどになっており、日曜は、まるまる、撮れてませんでした・・・(泣)。
録画うまくできませんでしたか・・・残念でしたね。BSは何回か放送しますので、次の機会にはぜひ!
世代的なものもあるんでしょうね。
私としては、感動というよりも、楽しめた映画でした。
それにしても、好対照な主人公を二人描き、それぞれを、交互に・・・、いや、平等に描いていくという手法は、斬新でしたね。
あの二人は、日本で言うところの、「武士」と「町民」であるように思えました。
もちろん、私は町民ですけどね(笑)。