縄文人(見習い)の糸魚川発!

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Imagine・・・トランプ大統領誕生の日に思う事。

2016年11月09日 21時56分16秒 | 記録しておきたいヒト・モノ・本・映画

私が小学校の頃の1970年代時は世界的なオカルトブームだった。

「ノストラダムスの大予言」や「日本沈没」といった近代社会が崩壊していく映画も流行しており、ゴジラ映画にもヘドラという公害怪獣まで登場するようになっていた。

 

リメイク版は観てないけど、映画劇場版1作目は仮面ライダーでブレイクしたばかりの藤岡弘主演だったので、最後に主人公が変身して日本沈没を救う変身アクション映画だと思い込み、いつ変身するのだ!と固唾を飲んで見続けていた、という笑い話もあった。連続ドラマのテレビ版もありましたな。

 

子供心に近未来への漠然とした不安を持っていたので、サバイバル入門や原始人入門、忍者入門といった類いの本を読み漁って来るべき日に備えていたのが、私が縄文時代に興味を持ったきっかけ。

幸いにも1999年に人類は滅亡するというノストラダムスの大予言は外れたが、地球温暖化が原因らしい世界的な天候不順や、深刻な原発事故と多発する地震など、何だかヘン!と誰もが思える時代になってきた。

私の世代なら読んだ人は多いハズ。「ファティマの大予言」てのもあった。

 

阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、そして今週は博多駅前の崩落事件、誰が想像できた?

この所、国際政治の動向もなにやら雲行きがおかしい。

今日はアメリカでトランプさんが大統領になったが、一体誰がその事を予測できた?

有り得ない事が起こり続けている。

トランプ大統領誕生で、安保や経済政策もアメリカ追随の既存路線が通用しなる?安倍さんは大慌てだろう。

もしかしたら日本が独立国家として自立するチャンスかも・・・良くも悪くも時代は転換期。

 

夕方のニュースで大阪に万博を誘致する準備委員会補足と報道していたが、こんな予測のつかない時代に何考えてんだか・・・無理でしょ。

私が学生時代の30年近く前の土木工学の雑誌に、首都圏の地下に埋設された上下水道インフラは寿命を迎えつつあるが、財源がなく放置されていると書いてあったし、東名高速道や東海道新幹線のコンクリート橋も劣化が深刻だが、場当たり的な補修しかできていないと警告してあったぞ。

温暖化や公共インフラの老朽化問題、原子力問題など、何時でも専門家は近い将来に予測される危機を警告はしている。

ただ政治家や行政は、耳を貸さずに華々しい箱物行政の実績を積みたがり、そのツケは誰が払う?

2020年東京オリンピックに金を使っている場合じゃないのだ。

50年後を想像してみる・・・福島原発は廃炉できている?お洒落な六本木ヒルズはどうなっている?北陸新幹線は誰が補修する?

老朽化が進んで直す必要があっても、人口減で税収減。さて、財源確保はどうなるのだ???

子孫に美田を残さず、と西郷隆盛は財産を残さなかったそうだが、現代社会は子孫に借金ばかり残している。

Imagine もっと未来を想像しなきゃ・・・トランプ大統領誕生の夜に想った。