姫川沿いの国道148号線でヒスイ原石屋さんをしているTさんの店舗にイローナ先生をお連れしたら、研究資料にとコンテナごと原石をプレゼントしてくれた。
研究者をお連れするとTさんは毎度のことながら気前よく原石をプレゼントしてくれる。
海ヒスイ、川ヒスイといった自然状態の原石と、バレル研磨した原石の見分け方などのレクチャーを受け、市場価格や客層、ヒスイ採集がどのように行われているかなど聞取り調査。
Tさんの店は大野区の姫川沿いのコンテナ店舗で、ヒスイ拾いの人の鑑定依頼や売買などで賑わっている。
ヒスイ原石もピンキリ。
縄文関係で訪れた人をご案内して喜ばれるのが、大和川地区にある看板屋「アテナ工芸」さんの火焔型土器の看板。長者ケ原遺跡入口のコンクリート製火焔型土器の型枠を作った会社である。
能生地区の白山神社裏にある湧き水の祠。白山神社もかっては奴奈川神社だった。
研究機関とは別次元の情報が得られるのが現場のフィールドワークの醍醐味で、私の得意な処でもある。
盛り沢山の3日間だったが、彼女の話しを聞いた市民やマスコミ関係者の中で広がった波紋が、どのようにカタチになるかが愉しみ。
ヒスイとヒトの物語は人の数だけある。