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長崎県島原で漆器の展示販売会のご案内・・・輪島漆器義援金プロジェクト

2025年01月16日 08時22分26秒 | 災害(輪島漆器義援金プロジェクト・ボランティア・サバイバル)
長崎方面のかたは「在宅ボランティア」のチャンス!
長崎県島原市での開催は決まってますが、日時と開催場所は未定らしいので、興味ある方はお問合せを。
こちらで代行販売する漆器は、珠洲市で自宅と農機具がペッシャンコになっり、ビニールハウスでくらす9人家族の米農家のHさんの家財。
Hさんが仮設住宅を申し込まず自主避難しているのは9人家族の大所帯ということと、復旧作業をすすめたかったから。左端が4歳(当時)の男子で中央がHさん。写真は5月にテレビ局が同行取材をした時のもの。
 
近くの仮設団地にボランティアが物資支援をもってきたり、炊き出しをしてくれたりしても、自主避難者には連絡がいかず、善意のボランティアが疎外感や孤立感をおこしてしまう問題を目の当たりにした。
 
物資支援系のボランティアをするなら、事前に区長さんや地元に拠点をおくボランティア団体、社会福祉協議会と連絡を密にとり、仮設団地の周辺に自主避難者にも取りこぼしがないような活動をしないと不公平になると実感。それが年末の「寄りそう正月モチ」に繋がった。
真夏にはビニールハウスの寒暖計の針が50℃を振り切ったそう。冬は暖房できても結露がひどく、地面がむきだしなので湿気で底冷えがする。
 
米つくり再開に意欲をもって損壊した農機具の見積もりはとっていた。が、12月に支援物資と漆器の売上金を持っていった時は、個人では如何ともしがたい溜池と水源ダムが損壊しているのに整備計画は未定で来年の米つくりは絶望的とのことだった。
 
両親が現地にとどまり、若い世帯だけで金沢に転居することも検討課題にあがっているようだ。
漆器を一緒に洗うのは長崎県から来た漆器展示販売ボランティアの早崎さん(右端)
 
受験生を頭に5歳児まで5人も子供がいて、貯金を切り崩して生活しておられるので、義援金もふくめて応援してあげてくださいな。
 
ちなみにHさんは震災の時は倒壊した家の下敷きになって九死に一生を得たが、9月の能登豪雨のNHKニュースで繰り返し流れた、車を運転中に冠水して流されそうになって「無理無理無理!」と絶叫するスマホ映像もHさんで、1年に二度も死にかけた。
 
漆器をお求めいただくのも、口コミを広めていただくのも、立派な「在宅ボランティア」です!
 
 


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