仕事の気分転換に縄文オカリナの焼成。
懸案だった壊れやすい突起部を何とかしたかったのだが、縄文式そのままだと突起部は後付けなので壊れやすいのが難点。
試行錯誤の結果、一体成形に変更したら簡単に壊れなくなった・・・焼成後に「踊るハニワ」を落としてしまったら、もげやすかった腕が壊れず一安心。
一番人気は遮光器土偶オカリナで、ぬなかわヒスイ工房を除けば唯一の実店舗をしている京都の「民族楽器コイズミ」さんでは外国人が面白がって買っていくそう。
2番人気は合掌土偶オカリナ!国宝になって知られるようになったからねぇ~。
長野県岡谷市の海戸遺跡出土の「顔面把手付き深鉢」をモチーフにしたオカリナ!
秋田県能代市の「麻生遺跡」出土の土面モチーフのオカリナ。
丈夫に改良できたので自信を持って売れるし、納品までの歩留まりも向上。
私は山奥で縄文人みたいな生活をしていると思っている人が多いのだが、住宅地なので焼成はバーベキューコンロ使用!
黒っぽいオカリナは新聞紙に包んで燻し焼きしておりま~す。モデルは「ミミズク土偶」だが、個人的にはサザエさん土偶と呼んでいる( ´艸`)
奇をてらって縄文モチーフにしているのではない。
先日は石笛演奏家のノブさんも、ちゃんとオカリナとして機能することに驚いてたぞ。