縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

繋がれ!ボランティアの輪・・・長野災害ボランティア

2019年11月23日 08時58分46秒 | 記録しておきたいヒト・モノ・本・映画

千曲川河川敷の広大な果樹園でのボランティア活動は、濁流になぎ倒された果樹の枝に絡まった泥混じりの茅や流木撤去と、埋もれた寒冷紗などの撤去。

戦場のようになった広大な河川敷の果樹園。柿木の大部分は根こそぎ倒され、生き残った梅やアンズの樹にも3mほどの高さまでゴミが引っかかり、さながら偽装網を掛けたようなので、なおさら戦場の趣。

泥に埋もれた寒冷紗の撤去の際には、ホームセンターで300円前後で売っているノコギリ鎌で切ってから引っこ抜くと仕事が早く、農地ボランティアに行く人は各自必須。私のようにボランティアセンターを通さずに個人活動する人は手ぶらで来てはいけない。

大工さんが腰にぶら下げている「釘袋」に入れて持ち歩けば、紛失することはなく便利。


枝に絡まったゴミには、刃が厚く重たい鉈鎌なら固まった泥ごと一刀両断でき、依頼主も作業速度に驚いていた。

大工道具も持ってきたが、今回使った機材は農業土木系の道具類。中央左が大活躍した鉈鎌で、5,000円前後で買える。


延々と続く独り作業の途中から、南魚沼のハラ原人が合流して場が和み、調子の悪かったチェーンソウも元森林組合社員だった彼が調整してくれて大活躍。
驚くべきことに、ハラ君はチェーンソウの潤滑オイルに天ぷら油の廃油を使っていた。


本来は専用の鉱物系オイルを使うのだが、ある物を使う彼のライフスタイルに昔の日本人のバイタリティーを感じる。だからハラ原人と呼んでいたのだけど、このニックネームは何時に間にか普及したようだ( ´艸`)

アウトドアや災害では、彼のような存在が頼もしい。


ついに霜が降りるようになったので、瀕死の果樹を復活させるギリギリのタイミング。

人手が圧倒的に足りないが、石川県でフリースクールをしている友人の森さんからボランティアの要望が出てきた。

繋がれ!災害ボランティアネットワーク