【宮平保】超危険な蹴り!斧刃脚の使い方から禁断の「斧刃脚破り」まで徹底解説!
「ドラゴンへの道」の決闘場面で、ブルース・リーがパワーで圧倒する強敵に対し、膝裏をローキックで戦闘力を奪っていく場面がある。
が、この動画で繋ぎ技にとどまらない一撃必殺の斧刃脚(ふじんきゃく)という、中国武術の殺し技であることがわかった。
澁谷の安藤組の構成員だった作家の安部譲二氏の著作に、実在したステゴロ(素手の喧嘩)無敗の小男が紹介されているが、戦法的にはまさしく斧刃脚。小男相手と侮って襟首を掴もうと迫ってくる刹那、スネを蹴って折るのだそうだ。
NHKの武術解説番組「明鏡止水」に様々な護身術が紹介されるが、術理を理解する鍛錬が必要なので素人向けとはいえず、斧刃脚だけ練習しておけばいいのではないか。
動画では基本は膝を狙うとあるが、大男であってもスネは「弁慶の泣き所」なので、攻撃範囲の広いスネ狙いでいいと思う。相手からは下半身が死角になる小柄な女性や子供の方が有利ということも、心理的に優位にたてる。
後ろから抱きつかれたら、カカトで爪先をふみつける、後頭部で顔面に一撃!
宮平保先生は沖縄を拠点にする本物の中国武術家。わたしが護身術を習うとしたら宮平先生、体術と居合、剣術なら黒田鉄山先生だな。