いままで県外しか呼ばれなかった手作り楽器体験会が、今年はどういう訳か、糸魚川でたて続けに2度目の開催。
今回は糸魚川公民館主催の企画だから、工作道具も揃って必要経費と謝礼も頂ける嬉しい依頼・・・必要経費は謝礼の範囲、あるいは謝礼は交通費程度という依頼もあるのですよ。
ただの塩ビ管を吹くとプーという音、接続ジョイントで長くしたり太くしたりで形状を4段階に変化させて吹いていくと、最後は本物のデジュリドウと遜色ない野太い音が出るが、その過程を見せることが大事。
身近な物が楽器になる驚きは、工夫を愉しむ喜びに繋がる。
ただ楽器を作りました!というお子様ランチ的な体験ではもったいないのだ。
今回はフィイルムケース蟲笛、ストロー笛、ウナリ木を作って貰ったが、途中で失敗してがっかりする子供にリカバリー方法を教えると、哀しい顔が一転してニコニコ顔になった。
遊びに失敗はない。
失敗と諦めたら、様々な可能性の芽を摘んでしまうことになり兼ねない。
そこび学びはなく、そこからどう工夫するのかが大事なのだ。
ボール紙で作ったウナリ木。2枚重ねで振り回すと音は小さく、4枚重ねだとブンブンと恐ろし気な音がするのは何でだろう?うまく回転しないのは左右バランスが悪いから?それとも回し方が悪いのか?と個別にアドバイスしていった。
次回は来年2月、糸魚川では初の「忍者入門体験」
予告したら子供たちは参加した~い!と手を挙げてくれた。
遊びをすむとや生まれけむ?・・・イエ~ス、愉しいで~す!
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