温泉逍遥

思いつきで巡った各地の温泉(主に日帰り温泉)を写真と共に紹介します。取り上げるのは原則的に源泉掛け流しの温泉です。

瀬見温泉 薬研湯

2014年10月23日 | 山形県
※今回は小ネタです。期待しないでくださいね★


 
義経や弁慶にまつわる伝説が残る山形県最上地方の瀬見温泉は、公衆浴場の「ふかし湯」が有名ですが、当地にはちょっとした野天風呂があると聞き、どんなものか見学しに行ってみました。まず「ふかし湯」がある公衆浴場と、隣接する温泉管理事務所の隙間を入ってゆきます。


 
両者の間には、「薬研湯 産湯を探して谷川を下った弁慶が、なぎなた『せみ丸』で岩を砕き温泉を発見した場所」と書かれた札が立てられています。この先にその薬研湯とやらがあるのでしょう。河岸の階段で小国川へ下りてゆくと…


 
階段を下りてすぐのところに、このような露天風呂がありました。これが薬研湯ですね。弧状の外縁は、コンクリと石でしっかり固められています。ここを弁慶がなぎなだでエイッと砕いたことによって、お湯が湧きだしたとされているわけです。つまり瀬見温泉発祥の地であります。


 
逆アングル(上流側)から眺めてみます。岸の真上は共同浴場。対岸には民家が立ち並び、国道をひっきりなしに車が行き交っています。ここで裸になって入浴するのは、結構な度胸が必要ですね。


 
外縁こそコンクリで固められているものの、お風呂自体は天然の岩盤であり、岩の隙間から湧きだした温泉が、表面の窪んだところへ溜まっているようです。いや、もしかしたら岩にこっそり配湯パイプが仕込まれているのかもしれませんが、岩から自噴していると信じたほうが義経弁慶伝説の世界観にマッチしますから、敢えてここでは給湯方法に関して深入りしません。

お湯が張られた岩の表面は濃い黄色に染まっています。湯面の上に手をかざしたらかなりの熱気を感じたので、火傷を防ぐべく温度計をお湯に突っ込んでみたところ、58.1℃という数値が表示されました。これではとてもじゃありませんが入浴できません。こんな熱いお湯を本当に産湯に使ったのかな…。


 

岩風呂のお湯がこぼれ落ちて川と混じるところならば入れるかもしれないと、その箇所でも温度を測ってみたのですが、川の水量が多く、また流れも一定しないため、温度計の数値は25℃から35℃の間をいったりきたり。しかも川の勢いも強いので、滑って転倒したら、川に流されちゃうこと必至な状況でした。このためここでの入浴は諦め、見学だけに留めました。

この薬研湯は瀬見温泉の公式ホームページでも紹介されていますから、当地を訪れた際には軽く見学なさってみてはいかがでしょうか。


JR陸羽東線・瀬見温泉駅から徒歩10~15分(950m)
山形県最上郡最上町瀬見温泉  地図
瀬見温泉・公式ホームページ
いつでも見学可能(川の増水時は注意)。

私の好み:評価せず

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コメント
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