パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

老人達の危機管理

2023年03月01日 | Weblog
3月1日(水)晴れ

月曜日。今年84歳になる老母とチラシの折り込み作業をしている時(今、彼女が戦力になってくれている。チョー助かる。)
母が「変な電話が来たのよ。」
聞くに、「鹿児島の○○デパートにいかれますか?」とかなんとか。
今、特殊詐欺事件絡みのニュース等でビビっている老母、さっさと切ろうとしたらしいが、ここがおしゃべりな母ゆえ、息子も娘もおりますので云々と余計なこと言っている。
まあ声でバレてるかもしれんが、これでまあまあの年寄りだとバレるやろ。
なんでそんな余計な情報を言うかなあ。
老母としては一人暮らしじゃないのよと言うアピールのつもりだったようだが。

チラシ配りをしていると、ああ高齢化社会だなあと思う。
玄関とかに介護保険で付けた手すりのあるお宅の多いこと。
子供の声なんて滅多にしない。
空き家も増えていく。
チラシが詰まっているお宅があって、う〜む・・・空き家には見えないが、いつ来てもポスティングできないなあと思ってたら、
そのお家の正面のお宅の庭におぢいさんがおった。
「こちらは住んでらっしゃいますか?ポストがいっぱいで入らなくて・・・」と尋ねたら、そのおぢいが「うん!住んでるよ。○○さん。
ゴルフ場でキャディーさんしてるよ。」とペラペラペラペラ教えてくれる。
いやいやそんな個人情報までは要らんのよ。
おぢい「あんまり取らないのかもねえチラシとか。」
そして、きっとそのおぢいはその○○さんにもチラシ配りの人が困ってたよくらいの事を言ったのか、その次あたりからすんなりポスティングできるようになった。
重ね重ね○○さんには申し訳ない気持ちになる。

愛想のいい人間の方がいいに決まってるが、なんでそんな余計な事喋るかなあと思うおじいおばあの多いことよ。
今、強盗のニュースが頻発しているから、防犯意識危機管理意識が高まってきたのはいい事だ。
我が老母も、さすがにセールスの電話などには塩対応できるようになっただろうと思った矢先・・・
変な電話が来た翌日、また家電が鳴ったらしく、出ると「消費者生活センターです。最近、変な電話がかかってきませんか?」
ここで我が母、一気にまくし立てたらしい。
「ええ、昨日、山形屋デパートに行かれますかとか変な電話が来たんですっっっ。(中略)
うちは娘も息子もいますからって・・・」
ここで切れたらしい。
老母唖然。
この電話もグルなのか???と。
老母「消費生活センターの人だったら「あれ?電話切れましたねえ」って掛け直してくるはずでしょ?それっきりなのよぉ〜なんかもう気持ち悪くて・・・電話が怖くなったわ。」
お友達はみんな携帯にかけてくるでしょ。
呼び出し音が鳴ると気になるだろうから、しばらく家電の電源抜いてたら?と言うと、そうするとのことだった。

その日の夕方。
また老母から電話がくる。
どうにも気持ち悪いと。
ご飯作ったけど、これ持ってあんたのとこに行こうかしらと。
いつも元気ハツラツな母の、珍しく弱気な発言に、思わず吹き出しそうになる。
って事で、すぐ迎えに行き、昨夜は老母のきんぴらごぼうや佃煮、牛丼、サラダをご相伴に預かりました。
さらには、いつもうまくできない鯛の味噌汁も、母に作ってもらい大絶賛しながらいただく事であった。
変な電話の主よ、ありがとう。ウソです。二度と実家に電話してくんなよ!!!
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