パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

ボケ日和

2023年02月28日 | 本・マンガ・テレビ・映画
2月28日(火)


矢部太郎氏の漫画が好きで、ツイッターもフォローしている。
新刊が出たようで、ダメ元で図書館に予約したらすぐ入手できた。
さすが鹿児島!と悦に入っていたら、読み進めども漫画に到達しない。
ん?と思い、よくよく見るとこれは同じ「ボケ日和」でも、表紙のイラストのみ矢部太郎氏で、中身は認知症専門医の長谷川嘉哉先生著のものであった。
ワタクシが欲しかったのは、この先生原案で、矢部太郎氏がマンガにした方だったのだが・・・
借りてしまったからには読んでみようとページを繰る。

「認知症」
なりたくない病気だ。そもそもなりたい病気というものもないけど。
長生きはしたいが、「認知症」になってしまったらおしまいと思ってしまう。
親が認知症になった友人達は口を揃えて「あたしは絶対ガンで死にたい」と、ガン罹患者のワタクシの前で言い放った。
それくらい怖い病気なのだ。
この本を読み進めながら、認知症に立ち向かう家族は、知識とか病院との関係、ドクターとの関係がつくづく大事だと思う。
今でこそ、介護者自身のケアを重視すべきと言われだしているけど、少し前まで、そう、ワタクシの両親が祖父母達の介護をするくらいの頃は今ほど介護施設も充実していなかったし、嫁の負担が大きかったりした。
ワタクシが小学生の頃、お隣のおばあちゃんが裏口から裸足でやってきて、ガタガタ震えながら「誰かが来た」みたいな事を言った。
母がうちに入れてあげて、布団敷いて寝かせてあげて、話を聞いてあげてたけど、
ワタクシは、そんなのんびりしてないで早く警察に連絡しなきゃ!泥棒が入ってるんじゃないの?と焦っていた。
しかし、少し笑いを噛み殺しながら、母が「大丈夫大丈夫」とワタクシに目配せした。
そして、お隣のおばちゃんが帰って来て、おばあちゃんを迎えに来た。
この時が、ワタクシが初めて「幻覚」を見た人を見た時だ。
幸か不幸か、祖父母達は介護に困るほどの認知症(その昔は痴呆症と言ってた)を患う事なく亡くなっていった。
亡父も最後はワタクシのことはわからなくなったが、それでも時々正気になっては会話が成立したりする程度だった。
老母に至っては、未だワタクシと同等レベルの記憶力を誇り、パワーはワタクシ以上である。
よって「認知症」の心配は全くしていない。
ただただ矢部太郎氏のマンガを読みたいがためが発端で、そこにワタクシの「ボケ」が炸裂してこれを借りてしまったというだけだった。

でも、読み進めると、ああ読んで良かった、知ってれば良いことってあるなあと思う。
気持ちも楽になれる。
少し反省もする。
優しい文章を綴られる先生だが、ただ、これはしない方がいいですよとおっしゃることが、「患者さんを試すこと」
あゝワタクシしょっちゅう父に「ねえ、あたしが誰かわかる?」って聞いてたわあ。
今日は何月何日?とかこの花は何?とかも聞かない方がいいと。
ただでさえ不安なのだから、情報を教えてあげるべきですと。
こういうのを読みながら、実家の裏のデイサービスで「今日は何日ですか〜」と聞いてるのを思い出し、プロですらやっちゃうんだからねえ、知っておくべきだねえと思った。
怒りっぽくなる症状が出た時には、それを抑える薬もあるし、時々お医者様でもご存知なくて逆効果の薬を処方される事があるとも。

親戚の叔父達や、友人の親御さん達に認知症が見られるようになってきた。
その渦中にいる人たちは余裕が無かったりするだろうから、サポートする際に少しでも介護するおばちゃんや友人達の気持ちを楽にできる情報を仕入れることができた気もする。
そして、これは、みんなが読んでおくべき本だなあと思うのだ。
幸か不幸か人生百年時代になって、親が、配偶者が、友人知人がこの病になる率は非常に高くなってきた。
(もちろん自分がなる可能性もあるが、その場合は配偶者や子供に丸投げになるけど)
そうなった時に、知らないより知っていた方が良いことがたくさん書かれている。
これを読み終わってから、マンガを読むと一段と沁みるだろうなあと思うことである。

昨夜映画「ドライビング Missデイジー」を見た。
全く知らない映画だったが、モーガンフリーマン氏が出てるから見てみた。
途中「グリーンブック」を思い出してみたり。
最近映画を見ても劇的に感動することがなくなっているのでそこらへんは年のせいとご容赦いただくとして、
印象的だった場面は2箇所。
主人公のデイジー、気難しい老女なのだが、近所のご友人の淑女達と麻雀をするシーン。
なかなかにカッコいい。
ワタクシ、麻雀も囲碁も将棋も挫折した。
いや、挫折というレベルにまで達していないし、今となっては並べ方すら覚えていない。
そもそも対戦型のゲームが苦手。
羽生氏や藤井君、中邑菫さん達につくづく感心する(・・・)
もう1箇所は、後半、デイジーに認知症が発症。
「ボケ日和」を読み終わったばかりのワタクシ、ついついそちらの方が気になって・・・
この映画は1989年のもので、映画内の設定は1948年から1973年。
そして日本だろうがアメリカだろうか人間が生きて死んでいくとはこういうことなのだ。
同じ人間なのに差別したり戦争したりテロを起こしたり、なんと愚かなことよ。
何もわからなくなってしまった時に「貴方は一番のお友達よ」と言える相手がいるだけで、何もわからなくなった人に会いに来てくれる人いるだけで、幸せなことだ。
未だに、ボケることも死ぬことも怖いワタクシだが、少しだけその方向性のようなものを掴んだような気もする。
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制作〜お菓子編〜

2023年02月27日 | 衣・食・住
2月27日(月)晴れ

ワタクシ、作れるお菓子と言えばバナナケーキ、チョコレートケーキ、チーズケーキの3種で、これのローテーション。
老母のお友達の評判もいいし、簡単なのでちょっとバナナケーキが多めか。
クッキーとかロールケーキは何度か失敗を重ね、もう諦めた。
そんなワタクシが今、三日と空けず作ってるのがビスコッティ。
ご存知?ビスコッティってお菓子。
ワタクシは知らんかった。
ツイッタ〜で我が敬愛する「ほぼ日の永田氏」が絶賛されておったし、簡単そうだったので作ってみた。
そしたら、歯が折れるくらい堅くて、そして癖になるお菓子が爆誕した。
あまりワタクシ作の菓子を食さない我が夫が、そして滅多に褒めない我が夫が褒めて、ガシガシ食う。
レシピはあの「なかしましほさん」のもの。
彼女のお菓子のレシピが、いとも簡単そうにツイッターに出回ってくるので気になっていくつかブックマークはしているのだが作るまでに至らずにいた。
しかし今回は永田氏ご推薦だ。
作らないわけにはいかないだろう。
そしてまぢで簡単で、あっと言う間に出来上がる。
だって粉100gに砂糖50gをぐるぐるぐるぐる混ぜて、卵一個投入して、たらりとオイル回して、砕いたナッツ80gと砕いた板チョコを混ぜ込んで、180℃オーブンで15分焼いて10分冷ましてから1cm幅にカットしてカット面を上に150℃オーブンで30分焼いたらいいの。
今、ワタクシ、スラスラとこのレシピを書きました。
もう暗記するほど作ってるから。
そして3度目からは、フードプロセッサーにぶち込んで混ぜ込んだ後、オーブンの天板の上で成型して焼きに入っている。
まぢあっという間の作業。
しかし、本物のビスコッティーを知らない初老夫婦が美味しい美味しいと食べているだけで、果たして正解なのか?
先日うちに来たSさんに、帰る途中にでも食べて!と差し上げる。そして合ってるか教えてと。
帰り着いたSさんから「ビスコッティー、美味しかった」とライン。
でもSさんは優しい人だからねえ「これはちょっと違うよ」とは言えないかもしれん。
Kemiちゃんちに魚のおすそ分けに行ったついでにビスコッティーも持っていく。
ビスコッティーにはコーヒーでしょ!とわざわざまた美味しいコーヒー入れてくれて、食べた後に「正解!美味しいよ。
あたしの好きなお店のビスコッティーと同じくらい美味しい」とまで言ってくれる。
これで確信する。
ワタクシ正しいビスコッティーを作れます。
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制作〜料理編

2023年02月26日 | 衣・食・住
2月26日(日)晴れ
ママ友Sさんからよくお魚をいただく。
彼女の弟さんが釣りが趣味で・・・と言っても趣味の域を超えている気がするくらいの頻度と大漁ぶりで、先日もずっしり大量にいただいた。
今回は鯛とイサキとヒダイ(←チダイのことか?)
すでに2枚や3枚におろしてあって、卵もあって、お刺身用の冊もあって、頭付きのままもあって、ヒャッホーウの気分。
老母や従姉kemiちゃんにもおすそ分けして、それでもまだまだたっぷりあるのでちょっと冷凍もして・・・
昨夜は鯛飯にする。
これがまたいつになく上手に美味しくできて、4人分の分量で作ったものがあっという間になくなった。
老母にも食べさせようと思い、今また炊いている(炊飯器でできるレシピなのだ)
できた!

炊飯器を開けたら湯気でレンズが曇るだろうから、開けてすぐにサッと撮ったらブレた・・・
まあ、鯛にジロリと睨みつけられるよりは少々ぼやけていた方が良しとしましょう。
卵は煮付けかしら。
大量にいただいてるのでドンと大皿で出したら夫から「なんかありがたみが薄れる」とクレーム。
そうよね、確かに魚卵の煮付けって小皿にぽちっと乗ってるくらいだわね。
って事で翌日は小皿に盛ってみる。
まだ残っている。
「揚げたら何でも5割増しで旨くなる」がワタクシの持論。
揚げてみよう。
煮付けたものだからもう味はついている。
衣つけて揚げてみる。
くーーっ!美味いっ。
しかし夫、またも「なんかもったいない気がする」
貧乏性か!
ワタクシは、魚卵の天麩羅が一番美味いと思う。
が、とりあえずはまた煮てみた。

イサキのお刺身がこれまた美味い。

そうそう!Sさんが「島ザラメ、いる?」と大量に、綺麗なお砂糖もくださった。
お嫁さんのお里が奄美大島で、お砂糖を春に配る風習があるそう。
毎年この季節になるとセメント袋でお砂糖が送られてきて、それをお友達に配って回るらしい。
ワタクシまで大量にいただいたのでこれまた老母と従姉kemiちゃんにおすそ分け。
この島ザラメが、とても綺麗なのだ。うっすら茶色でキラキラしてて。
でも、Sさん曰く「島ザラメいる?って聞くと若い人達は色が付くから要らないって言うのよ。白砂糖がいいって。」
はあ〜〜〜っ!!???
知らんのかっ!白いものは体に悪いのだよっっ。
煮物だって三温糖で煮た方が美味しいよねえ。
今でこそ、だいぶこだわりは無くなったけど、子供が小さい頃って味より安全を取って無かった?
まづいけどかんすい無しのラーメンとか、まづいけど添加物無しのマヨネーズやらその他もろもろ。
今なんて無添加のものも味が良くなってきているから羨ましいくらいだ。
もうこの年の初老夫婦となれば別に国産にもこだわらなくていいかなと思えるようにはなってきつつあるけど、どこかで中国産だけは避けていたり、この添加物だけは受け入れられないというものがあったり。
って事で、今夜はこの島ザラメでヒダイを煮付ける予定。
絶対美味しい。
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鍋キューブ「おでん本舗」

2023年02月26日 | 当選品&モニター&おタメし
2月26日(日)晴れ

モラタメさんでタメします。
ご存知鍋キューブの「おでん」版。
あごだし醤油味。
この鍋キューブ12袋が870円(税別)でタメせます。お得っ!

従姉で天才ユーチューバーのKemiちゃんとこに遊びに行ってたら帰りが遅くなりました。いつものことですが。
でも、大丈夫。
冷凍してた大根を下ゆでして、あとは蒟蒻、ちくわ、茹で卵、薩摩揚げであっという間におでんが出来上がりました。うふふ。


こちらは、おでんだけじゃなくて炊き込みご飯やうどんの出汁、お茶漬け、煮物等々、色々使えるスグレモノ。
H Pにレシピが載ってるから色々作ってみようと思います。
楽しみぃ〜
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上島珈琲店 レギュラーコーヒー

2023年02月25日 | 当選品&モニター&おタメし
2月25日(土)晴れ
風はあるけど、青空のいいお天気。
でも花粉が舞ってると思うと怖くて外に出られない。
こんな日は、うちにこもって制作制作制作。
音訳テープだったり、クラフトバンド だったり、お料理だったり。
そしてそのお供に美味しいコーヒーがあるとなおよろし。

って事でモラタメさんでタメします。

上島珈琲店ブレンド・W cracking Deep・Time to Bed この3袋が980円(税抜)でタメせます。お得っ!
Time to Bedはその名の通りカフェインレス。
でも、ワタクシはカフェインを欲する女なので、まずはW cracking Deepを開封。


あゝ立ち上がるアロマ。幸せのひととき。
朝はコレくらいパンチのあるコーヒーが嬉しい。

濃厚なアロマを満喫しながら朝のパソコンルーティーン。
ええ、遊んでるんじゃないの。
ゲームをしないとポイントが貯まらなくて抽選に応募できないからね。
立派な生産活動なのよ。
って事で、眠気もバッチ冷めて、今日も元気にいきましょう。
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クラフトバンド 作品集4

2023年02月16日 | クラフトバンド
2月16日(木)晴れ
花粉の時期は読書とクラフトバンド製作と音訳の録音に励むとします。
で、いっぱいクラフトバンド 作品が溜まりそうなので、その前に、今、完成したものをアップしておきます。
まずは、幼なじみもんちゃんご依頼のマルシェバッグ。
茶色をご所望。

久しぶりに作ったらまた下手に逆戻り。
ちょっと勘を取り戻すため、余りバンドでカラフルなものも作ってみた。


娘からはワインをあげる時用のバッグをまた作ってと言われたので作るも、これまた少しサボってると勘が狂うのよねえ。
不恰好・・・

赤バケツ青バケツという風情。
これもカラフルな柄の方が下手さが目立たない気がする。

ん?ちょっと遠いか。


東京のボランティア仲間からもワイン(それも赤ワイン指定)用バッグを請けているのだが、まだまだ送れるまでに至らず。
明日からまた頑張ろう。
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ウォーキング

2023年02月15日 | おでかけ
2月15日(水)晴れ

昨日今日といいお天気。
昨日は用事もなかったので、ふと思い立ち、庭の椿を一輪手折ってテクテク歩き始める。
目指すはお墓の中にある石像。
引っ越した頃、毎日この坂を下りてお花をお供えしようと思っていたけど、坂があまりに急すぎて即断念。
一年越しの実現。
どなたかがお供えした白菊に椿が映える。
今、白梅が綺麗で見とれる。
テクテク歩いてると今度は・・・

あゝ綺麗だ。
藪椿も竹林もクロガネモチも綺麗だ。

今まであまり大きなクロガネモチの木を見た事なかったから繋がらなかったのだが、ある日、それはそれは大きなクロガネモチの木を見た時、突然「もちもちの木」の話がブワッと浮かんだ。
これかっっっ!
じさまの急病で、臆病豆太が真っ暗闇の中を走ってお医者さまを呼びに行く。
その時、彼の道を照らすようにもちもちの木に灯が灯るというお話。
ものすごい急な坂を、そんなこと思い出したりしながらゼエゼエ息を切らし上がる。
供花はまた一年後だな・・・

30分ほどのウォーキングで気を良くしたワタクシ、久々にテーブルとチェアを外に出し、コーヒー読みながら本を読む。
楽しい1日だったわと思い就寝したのだが、
夜中、突然花粉症発症。
あゝ昼間の無防備過ぎた自分を罵りながらクシャミ鼻水ノドの違和感に苦しむ。
せっかくいい季節がやってくるというのに、花粉症のやつもやって来た。
しょうがないので明日からは当分インドアな毎日を楽しむことにします。
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ビスコッティは堅い菓子

2023年02月14日 | 衣・食・住
2月14日(火)晴れ

ハッピーバレンタイ〜ン
と浮かれるほどは盛り上がっておりませんが・・・
昨日、老母の友人達に差し上げようと思い作ったビスコッティが思いのほか上出来で、なおかつ思いのほか硬い。
ん?こういう時の「かたい」は硬い?固い?堅い?
なんにせよ83歳仲良し3人組に差し上げるには堅すぎる。
しょうがないので自分で食べ、夫にも食べさせる。
ハッピーバレンタイ〜ン♡

夫に、木工職人の夫に、収納棚の発注をかけましたら、早速図面を引いて、木材の調達に出かけて行った。
今日は久しぶりの快晴。
縁側のソファに座って庭を眺めると、目の前の森の、名も無き大木の葉が陽光でキラキラキラキラ。
海や池や川が陽の光でキラキラする様は知っていたし、木漏れ日が綺麗なのも知っていたつもりだったが、
木の葉がキラキラするのは知らなかった。
ずっと眺めてられる。
いや、ずっと眺めていてはいけない。
本も読みたいし、音訳作業も進めたいし、エッセイも書き溜めたいし、クラフトバンドも作りたい・・・
が、思わず本をとじて、見惚れる。
今読んでいるのは娘から送られてきた平野啓一郎著「本心」
まだ第1章だが、母と息子の話らしく、ちょっとドキドキする。
なぜ娘は母にこれ読んでみてと送ったのか。
母の本心を知りたいのか?
感想文はまた後日(分厚いので読了できるか少々不安)
ソファの隣には老猫イチ。

今年の冬も頑張って凌いでくれたセブンティーン。
目標は20歳!

今日の一枚は・・・
ビスコッティをご紹介するつもりで撮ったものの、ピントは本に合い、さらには奥の布団が写り込んでいるというワタクシらしい一枚でありました。
岩のようなビスコッティはナッツとチョコたっぷりでマヂで美味い。
こんな堅いお菓子を食べ続けられますように。
縁側からキラキラした木の葉を見続けられますように。
なるべく長く、隣にイチがいてくれますように。
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Bistro Do

2023年02月13日 | 当選品&モニター&おタメし
2月13日(月)曇り
モラタメさんでタメします。

鶏のガーリックトマト用 3個
鶏ときのこのブラウンソース用 3個
ボロネーゼ風炒め用 3個
鶏のポルチーニクリーム用 1個
以上10箱が、送料関係費980円(税別)でタメせます。お得っ!

余談ですが、四十年前、何も料理ができないまま進学した兄妹、ずいぶんとCook Doに助けられました。
料理上手な母ですが、田舎育ちゆえシャレた料理を知ってるわけもなく、ワタクシ達兄妹は茶色いおかずで大きくなった。
そして、勉強至上主義の父の教育の元、料理を、いやそもそも家事を手伝う事なく成長し、ぽんと家を出た。
外食三昧するほど仕送りはなく、夜、菓子パンを食べすぎて「いやぁ〜パン腹パン腹」とお腹をさするような日々。
ある日、兄が「中華を作る!」と宣言。
回鍋肉と青椒肉絲を作った。
これが驚くほど本格的で、いやそもそも本格中華を知ってたわけでもないが本当に美味しかった。
これがCook Doとの出会い。
そして中華との出会いでもあり、Cook Doのおかげで棒々鶏に干焼蝦仁、麻婆茄子(←茄子をチェズと読むことまで)を知った。
今でも一番自分の好きな料理分野が中華なのは、この時の名残と思われる。
そして、今や、Cook Doのお世話にならずとも豆板醤甜麺醤を駆使して激ウマ麻婆豆腐(・・・自己申告)を作れるようになったわけだ。
以上余談でした。

その後、中華だけでなく和風やアジアンなものにも広がっているCook Doシリーズ。
そしていよいよ満を持して洋風バージョン登場である。
その名もBistro Do。
これは、ワタクシへの挑戦ね。
「最近調子乗っ取るやないか。おまえさんちの夕食、中華、鍋、煮物、韓国料理もどき、カレーのローテーションやな。
ブイヨンとかバルサミコ酢とか使たことあるか?
アンチョビの缶詰も長いこと棚の奥底に沈んでるようやし、そもそもポルチーニとか知らんやろ。」
きーーーっ!どこから見てたの?賞味期限がとっくに切れたバルサミコ酢、ようやく思い切って捨てたとこなのに。

って事で、挑戦を受けて立とうではないの!いつの日か、自分でブイヨンまで作って見せるわ。

用意するのは鶏モモ肉としめじと舞茸。ん?これだけでよろしいのか?
鶏モモ肉を切って塩振って小麦粉まぶして、フライパンで炒めて焼き色ついたら、ほぐしたしめじと舞茸入れて蒸し焼き。

途中経過を写真に!と思ったらボワっとぼやけたので慌てて蓋閉めた。

で、Bistro Do「鶏ときのこのブラウンソース」投入。
手早く混ぜ合わせれば出来上り。所要時間たったの9分。

我が家のハーブガーデン(・・・)のパセリを散らして完成。
いただきます。
うまい!
野菜高騰の今、お助け食材であるしめじや舞茸が、高級感をまとってるのはポルチーニのおかげかしら。
そもそもブラウンソースをいちから作るなんて無理っ!
ちなみに、このソースのウリは「特製ブイヨンをベースにした、芳醇なポルチーニの香りと濃厚な肉のうま味が特長」
速攻白旗上げて完敗宣言。
美味しくいただきました。
濃い味が梅ブランデーと合う合う。
明日は「鶏のポルチーニクリーム」よ。
あゝポルチーニよ、こんな田舎なポツンと一軒家へようこそ!
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健康で文化的な最低限の生活

2023年02月11日 | からだのこと
2月11日(土)曇り

健康診断の度に、血中脂質の値が悪く、かと言って何か対処するでもなくただ結果表を見つめてはため息をつく。
そうやって何年もやり過ごしてきた。
同じ食事を食べている夫はもう数年前から薬を飲み出している。
老母もコレステロール値を下げる薬を飲んでいる。
体質は遺伝するらしいから、ワタクシのこの数値は母譲りかあなんて呑気に思ったり。
昨年夏に市の健康診断を受けた。
結果が来た。
鹿児島市の結果票は、基準値外だった場合「*」が付けられているのだが、今回、中性脂肪の数値の前になんと**、二つ付いている。
基準値の最大値の2倍以上の数値を叩き出しているではないか、ワタクシ。
悪玉コレステロールにも*付いてるが、何より**のインパクトは少なからずショックを与えた。
どげんかせんといかん。
とは思ったが、言い訳のように、それほど暴飲暴食、贅沢な食事をしているわけでもないのに、なぜだ?
体質だからだ、遺伝だからだ、ということにした。

一月中旬に、東京の娘のところへ遊びに行った。
1週間滞在。
車はもちろん自転車もない。
ただただ歩く。
食事は、まあまあいつもよりは贅沢した気がする。
滞在二日目の朝、左肩が痛い。
寝違えたか?いや、そういう痛みではない。左肩から背中にかけての痛みだ。
枕が合わなかったか?いや、そういう繊細さは持ち合わせていない。
滞在中ずっと左肩の痛みが気になっていた上に、お笑いライブの後の不調。
ここで蘇るは高校の同級生だった男の子の話だ。
左肩が痛いと病院に行くも原因がわからず、湿布薬もらって貼ったりしてた。
年が明けて5日目くらいの朝、いつもの時間になっても起きてこないので奥さんが起こしにいったら冷たくなっていた。
もう十年ほど前の話だから、まだ50にもなってない頃だ。
暮れの同窓会で会ったばかりだった友人達のショックは相当なもので、東京在住のワタクシにもすぐ連絡が来たくらいだ。
ラグビー部だったガタイのいい男の子だっただけに信じられない気持ちだった。
そして、それ以来「左肩の痛みには要注意」が骨の髄まで叩き込まれている。
さらには検索を重ねた結果、歯が痛くなることもあるらしい。
そう言われると、奥歯が浮いたような違和感を覚える。
あゝ中性脂肪値の悪化に対処する事なく見ぬふりした報いか。
でも病気の神様にも五分の魂で(・・・)愛する娘と楽しい日々を過ごしてから天に召してやろうとお思いなのか。

東京での楽しい一週間を過ごした後、健康診断票を持って病院へ相談に行く。
血液検査やら尿検査やらしてもらう。
薬を飲む事を忌み嫌うワタクシだが、背に腹はかえられぬ。
まだワタクシは死にたくないのだ。
まだ何も成していないではないかっっっ
って、まだ何か成す気らしい。
結果が出たようで、診察室に呼ばれる。
Dr.「市の健康診断って厳し目に設定してあるからねえ。」
ん?即、薬を飲み始めましょうと言われると覚悟していたワタクシ、先生のパソコン画面の検査報告書を見る。
中性脂肪値はギリギリ、まさに許容範囲の数値の最大値と同じではあるが、範囲内って事よねえ。
総コレステロール値に至っては楽々範囲内。
悪玉善玉共に範囲内である。
先生曰く「一度薬飲み始めると、数値が下がったからってハイやめましょうというわけにいかないから、しばらく様子を見ていきましょう。」
ここでワタクシ、ぢつはかくかくしかじか左肩が痛くてと不安を打ち明ける。
「肩こりでしょう。」とバッサリ。
「放散痛は、糖尿病の患者さんとかには見られるけど、まあそういう痛みじゃないよ。」
そしてやんわりと「色々検索かけたい気持ちもわかるけど、僕はあまりオススメしないね。
占いと一緒で、どれにも当てはまる気がしてくるでしょ。」とおっしゃる。
はい、その通りです。
ワタクシの欲しい言葉を全ていただいて、元気はつらつになって帰宅するのであった。

そして思う事。
なぜにこれほど血中脂質の数値が良くなったか。
それは、ちょうど1週間前、めちゃめちゃ歩いたからだ。
コークオンというアプリでスタンプもらえるくらい歩いた。
せっかく数値が下がったのだからこれを維持せねば!歩こう!歩くのだ!と思っている。
健康で文化的な最低限の生活を営む権利を有する日本国民であるワタクシ。
健康のために歩く事を今年の目標の一つに制定いたしました。

今日の一枚は・・・
めっちゃ歩いた東京の思い出。大きな観覧車。
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