パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

バラード

2011年06月24日 | おもいで
6月24日(金)晴れ

先日、友人のメールの中に、シカゴの『素直になれなくて』というフレーズ。
どわ~~~~っと懐かしい気持ちが溢れ出し溺れそうになる。
洋楽に全く興味のなかったワタクシなので、CMだったりドラマの主題歌だったりしたものしか覚えがない。
だから余計に、その時代限定で、思い出がよみがえるわけだ。
そして・・・ゆーちゅーぶスパイラルへようこそ・・・といきたいところだが・・・
悲しいかな、耳に聞き覚えはあっても、曲名を知らないから検索しようがない。
かすかな記憶をたどりはじめる。
『空』ってイメージだよなあ~Skyなんちゃらだったかなあ~いや違うなあ。
A-Haか?聴いて見る。♪Take On Me
いや、違うなあ。ちょっとは懐かしいけど、こういう弾む感じじゃないのを3曲ばかし聴きたいのだ。
ホール&オーツやワムに流れそうな自分を律し、せっせと一人連想ゲーム。
そして・・・やっと「Air Supply」にたどりつき『渚の誓い』を聴いて思い出に溺れる。
ごぼごぼごぼ・・・くっ苦しいっ・・・
似た感じの、綺麗な歌がもう一曲あったよなあ。
・・・クリストファークロスの「ニューヨークシティセレナーデ」でした・・・
あ~、すっきりしたっ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美白

2011年06月22日 | からだのこと
6月22日(水)晴れ

いやぁ~今日の暑かったこと!
ワタクシこの年になるまで、紫外線対策を含めた全ての『美の追求』がおざなりでした。
昔っから、どんな化粧品を使ってもかぶれることもなく、特にトラブルもなく過ごしてきたせいで、
お肌に気を使うということがありませんでした。
よって、基礎化粧品はアスカの通販(←こういうところがワタクシっぽいでしょ)、口紅は近江兄弟社のリップクリーム。
そして、日傘すら持っていない。
アスカの通販のおまけでもらったのがあったのだが、持ち慣れていないせいで2度ほど使って電車に置き忘れた・・・
自転車でどこにでも行くが、真夏には、ランニングいっちょに半ズボンで走っていた。
帽子はかぶるように心がけるが、でもポニーテールにしてしまうとかぶれない。
大きなつばのマダム帽に、長袖シャツ(あるいは黒長手袋)の人を見ると
「ちゃんと対策してるんだなあ~偉いなあ~でも暑そうだなあ~」と思ってしまう。
実際は、直射日光を直接肌に受けるより、一枚、布があったほうがいいのだろうが、
どうしても薄着=涼しいという感覚から抜け出せない。
そして、先月あった娘の高校の体育祭にも、半袖で出掛けた。
そして、ワタクシの前にいたママの日傘が邪魔で、心の中で悪態をついていた。
「なんで最前列で日傘をさすかなあ。後ろの人のことも考えろよっ(怒)
そんなに美白にこだわるのかっ!」
しかし、帰宅したワタクシの手、腕、首は見事に赤くなっており、特に手の老化がいっきに進んだ気がした。
日傘ママから、鼻で笑われてる気がした。
時同じ頃、新しもん好きの夫がなにやらiPhoneで顔の写真を撮ってなんちゃらかんちゃらってのをやりたがる。
興味がないのでシカトしてると、娘を撮って、二人で盛り上がっている。
「こういうのって、顔ちぇき以来だねえ~」と娘。
そういうのがあったねえ~確か、わたしゃ韓国の美人女優に微妙なパーセンテージで似てると言われたよ。
今回のこのアプリは、最後に、その写真をメーク顔にしてくれるらしく(by資生堂)、
夫の気持ち悪過ぎるメーク顔まで見てしまう。
娘が、嫌がる母の写真を撮って・・・
ここでワタクシ驚きました。
自分のアップの顔を見て。
シミだらけ。
若い頃はそばかすと思っていたものが見事にシミと化している。
汚すぎる。
高校時代、オシャレに目覚めはじめた同級生たちがせっせと日焼け止めを塗りまくる中
全く気にせず、とどめに海水浴で焦げるほど焼け、男子から「ちびくろさんぼ」みたいとほめてもらった。
その直後からぽろぽろ顔の皮が剥げはじめ、その同じ男子から「チョー気持ち悪いぞ、お前の顔」とののしられた・・・
呆れる原さん(仮名)から「女の色白は七難隠すって言うんだよ。」と言われたことをこの年になってしみじみ思い出す。
ま、それでも、いつもなら「しょうがないじゃん、それが年をとるっていうことさ」と思い、たいして気にも止めなかっただろう。
しかし、今年は、同窓会があるのだ。
同い年の集団の中で自分だけが老け込んでるのを感じるのは避けたい。
ただでさえ、バツイチだの再婚だのと、ちょびっと変則的な生き方をしている身である。
「nって、苦労してるのね」
「そうねえ~結構、苦労が顔に出てたねえ~」
と、後から囁かれるのだけは避けたい。
せめて「みんな、年取ったよねえ~がっはっは」と、言い合える程度であってほしい。
しかし、エステや高級化粧品を買うお金はない(・・・結構苦労しているもので)
ということで、夏日の今日、これまたアスカの通販のおまけでもらった黒手袋を初めて使った。
いつもならTシャツ一枚で行くボランティアの会にも、薄手の長袖シャツを羽織って自転車に乗った。
日焼け止めクリームを買った。
これ以上、シミを増やすのはやめよう。
手遅れ感は十分感じているが、何もしないよりはましだろう、ましだと思いたい。
どなたか、美白、シミ取り、シワ取り、若返り法をご存知のかたがおられましたら
是非教えていただきたい。
「正々堂々」をモットーに生きてきましたが、この際「こうすると、3歳分くらいはごまかせるよ」という卑怯な技でも結構です。
「3時間くらいしか持続しないけど・・・」という方法でも結構です。
どうせ二次会は暗めのお店でしょうから、なんとかなります。
問題は、煌煌と明るい大宴会場ですから。
なにとぞ、よろしくお願いします。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

落語会

2011年06月21日 | おでかけ
6月21日(火)晴れ

昨日は、近所のH田さんと区の落語会に行ってきた。
今回は、前座 柳亭市也で始まり、桃月庵白酒、林家たい平、入船亭扇辰、そして桂歌丸という顔ぶれ。
区の文化センターとはいえ、小ホールってことだし、
発売からだいぶ過ぎてから問い合わせてもまだチケット取れたし、ってことで、
小さなホールで、がらがらかもねえ~なんて思ってたら・・・
小ホールといえど、かなりの広さで、さらには、ほぼ満席。
老若男女ならぬ老老男女がぎっちり。
「飲食は禁止です。ホールを出たソファでどうぞ!」って何度も放送してるのに
みかんを食べだすワタクシのとなりのとなりのばーちゃん。
みかんの甘い香りがぷ~んと漂う。
落語の途中で、携帯の着信音が響いたのにも驚いた。
まだまだじーちゃんばーちゃんは携帯文化に慣れておられぬ。
もっとひどいのは、おしゃべりが過ぎるおばちゃんがいて、落語が中断した時もあった。
そういうマナー面は残念な感じだったが、落語会自体はとても良かった。
落語の知識がほとんどないので、この落語会に行く前に少々勉強をしておこうと思ったのだが、
なんせ予習が苦手なもので・・・
でも、ここでミラクルが起きるわけです。
落語会に行くと決まった翌日の夜、夫が録画してたテレビ朝日「落語者」を一緒に見はじめてびっくり!
「この人よ!今度の落語会のメンバーの一人。入船亭扇辰さんっ!」
風貌は、楽太郎さん、じゃなくて、三遊亭円楽さんぽい、シャープな感じ。
4人のうち、たい平さんと歌丸さんしか知らなかったので、ちょっとうれしくなる。
夫からは「君は、笑点に出てなきゃ落語家にあらず、だからな」
だって、それくらいしか接点のない世界なんだも~ん。
それから、夫のコレクションである、Podcastのポッド寄席を二人くらい聞いて・・・
いよいよ当日。
まずは、前座さんが『牛ほめ』
桃月庵白酒さんは『替わり目』
林家たい平さん『お化け長屋』
入船亭扇辰さん『麻のれん』
どれも有名な古典落語だそうですが、当然ワタクシは初耳です。
非常におもしろくてゲラゲラ笑いました。
そして・・・いよいよ桂歌丸師匠の登場。
『笑点』でお聞きする、あのお声に、あの語り口調。
感動する。
落語中級者のH田さんは、あんまり歌丸さんのことがお好きでないという話は聞いていた。
彼女曰く、「きちんとし過ぎてるからおもしろくないのよ!」
しかし「笑点」世代のワタクシとしては(?あれ?合ってる?もしかして、どの世代も「笑点」世代?)大喜びで聴き入りました。
さらに!!!ここでもミラクルが起きるわけです。
この、落語初心者のワタクシが、ポッド寄席でチョイスして聴いた「ねずみ」を
歌丸師匠がはじめられたのです。
うわ~っ、知ってるっ!この話。
左甚五郎の話でしょ。
大きな旅籠「とらや」を乗っ取られた父子が、その大きな旅籠の向かいで、小さな旅籠「ねずみや」をやっとるわけです。
そしてそこに、かの有名な彫刻師左甚五郎が泊まる。
そして、父子に同情して、小さなねずみを彫ってあげる。
その木彫りのねずみは、まるで生きてるように・・・タライの中で動くわけです。
そして、それが評判となり、どんどん客が増えていく。
憎々しく思った大きな旅籠や「とらや」が、有名な彫刻師に頼んで虎を彫り掲げると
それまで生きてるように動いてたねずみがぴたっと止まってしまう。
困った鼠屋の主人は、甚五郎に相談します。
甚五郎の目から見て、とらやの虎は、確かに立派なものですが、出来がいいとは思えません。
そこでねずみに聞きます。
一体、なんだって動かなくなったんだ、あんな虎が恐いのか?

浅草演芸ホールに行った人のブログを読んだ時、近くに落語の「オチ」をつぶやくオヤジがいてうざかったと書かれてたが、
そのオヤジの気持ちがわかる。
思わず、ワタクシも隣のH田さんに
『え? あれ、虎ですかい? あっしは猫だと思った』ってネズミが言うんですよって
耳元でささやきたくなったもの。
いや、さすがに我慢はしましたが、顔がにへら~~~っとなりながら聴いてました。
こういうことですね、落語の醍醐味って!
知らない話を初めて聞くのも面白いけど、オチまで知ってる話を聞く方が、もっとおもしろいってことですね。
楽しい夜でありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アナログ娘のつぶやき

2011年06月20日 | 子供ネタ
6月20日(月)曇り

父の日の昨日。
久々のお休みの夫、朝5時には起きて近場の緑道の紫陽花を見に行ったそうな。
もちろん妻はそんなこと知らない。
そんな妻でも、娘が塾の模試なので、渋々起きてお弁当を作る。
夕方は、先週のリベンジ『家族でバドミントン』大会開催。
前回よりいい場所を見つけ、いよいよ正式にチャンピオンが決まるかと思いきや・・・
夫VS娘の対戦の時、夫が「ラケットがおかしくない?」
見ると、娘のラケットのガットが数カ所切れて、気持ち悪くゆがんでいる。
さすが100均だ。
またも不完全燃焼のままの帰り道、娘が、「せっかくだから、少しだけいいラケット買おうよ。」
母「100均で十分でしょ!ただ、羽根だけはもう少しいい羽根が欲しいねえ~
あなた、学校から1個もらってきてよ!」
娘が「くすねて来いってこと!?」
夫、娘が、同時に「教材費も払ってないくせに」
ぢつは、またもや、教材費の引き落としに間に合わず(っていうか、連絡なしに引き落とすんだよ、この高校ったら!)
「引き落とせませんでした」のお手紙をもらってきたばかり。
ぐ~の音もでない母でありました・・・
そんな母にそっくりな我が娘。
アナログ加減まで似ている。
いや、さすがにイマドキのJKですから、母よりはデジタル化が進んでますが・・・
でも、マックのちらしの割引券を丁寧に切り取って財布に入れておき、
お友達とマックに行ってそれを使うと・・・
お友達に驚かれるらしい。
お友達は携帯で割引してもらうらしい。
ちょっと、笑えた・・・
我が家のトイレは、ワタクシのネコのコレクションの展示場であり、
「本の雑誌」の本棚でもある。
そして、暇に任せて手に取った「本の雑誌」で、気になった本をメモして図書館で予約するという流れなのであるが・・・
昨日、ふと手にしたそのメモ帳、いつの間にか娘の受験への決意のつぶやき場所になっていた。
最初のあたりは、志望校を書いてあったり、「勉強しよう」的なこととか「効率よく!」とか書いてあるのだが、
だんだん精神論になっていくのが笑える。
・・・18歳だよ やるしかないよ
・・・努力だけは絶対に裏切らない
・・・携帯=悪魔
・・・死ぬ気でやる 死なないから。
・・・努力の上に花は咲く
最後のあたりはもう演歌の世界のようになっている。
イマドキの子なら、こういうのを思いついた時にツィッターでつぶやくのだろうに、なぜにトイレのメモ用紙?
そして、いつから死ぬ気でやってくれるのか、バドミントンから帰ってきたらそのままお昼寝。
いっそ朝まで寝ちまえ~とほったらかしてると、夜10時頃に起きてくる。
「また変な生活リズムになっちゃうでしょ!」と叱ると「大丈夫!お風呂入ったらまた寝るから!」
そして、その言葉通り、ちゃんと寝た。
「自分自身に負けない」とかも書いてたけど、何よりもまず睡魔に負けないでいただきたい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

同窓会への意気込みを語る

2011年06月17日 | おもいで
6月17日(金)雨

今年のお盆に、高校の同窓会が開かれる。
これは、昨年のうちに、連絡が回ってきており、心には留めておいたのだが
先日、お知らせ兼出欠を問うハガキが届いて、いよいよ現実味を帯びてくる。
10年ぶりの同窓会である。
いや、これも連絡ハガキに書いてあったので初めて気づいたのだったが、
ほんの5年くらい前のことだと思っていただけに、時の流れに驚いたのだった。
でも、そういえば、前回の同窓会の頃は、まだ、ワタクシ、九州で会社勤めをしており、
同窓会の翌日は仕事だったことを思い出す。
田舎ゆえ、車で移動が基本。
よって、ワタクシは車で同窓会会場まで1時間半かけて行く。
翌日仕事なので、帰らなければならない。
よって、飲んではいけません。
しかし・・・同窓会は盛り上がり、二次会へとなだれ込み、三次会のおひらきは丑三つ時もとっくに過ぎた頃・・・
一滴も飲まずに、よくもまあつきあったものだと自分に感心しつつ、
明け方近い田舎道をGTR(自称)でかっ飛ばして帰り2時間ほど寝て仕事へ。
「今頃、悪友どもはぐーすかぐーすか安眠をむさぼっとるのだろうなあ」と思うと
眠い目をしょぼしょぼさせて仕事してる自分がかわいそうでかわいそうで(・・・後先考えない自分が悪いんでしょ)
かたっぱしから電話して叩き起こしてやろうかと思ったりしたものだ。
と、ワタクシが寝ぼけた頭で仕事のふりをしてる頃、和子ちゃん(仮名)は、
バッグの中にカラオケのマイクが入っていて呆然とした・・・という話を後日聞いて爆笑した。
どうやら、三次会のスナックのマイクらしい。
若い頃、カラオケの女王だった和子ちゃんらしいエピソードである。
今回もまた彼女の熱唱を聴きたいものだ。
今回は、翌日仕事もないし、存分に飲める。
ワタクシの場合、転勤族の親の仕事の関係で、高校の二年間だけ住んだ町なので、
その地に、実家があるわけではない。
泊まるところがない。
よって、ビジネスホテルでもとらなきゃと夫に言うと
「九州新幹線があるでしょ。それで帰ればいいだろ?」
あなた、同窓会は二次会からが盛り上がるものなのよ。
ましてや都会じゃあるまいし、最終電車(いいえ、あちらでは汽車といいます)何時だと思ってるの?
絶対無理!
前回のリベンジの意味も込めて、今回は呑むっ(ここで宣言されてもねえ~)
同窓会の会場は、その町の繁華街にあるホテル。
よしっ、会場のホテルなら、どんなに酔いつぶれても大丈夫。
二次会を外に繰り出すことになったとしても、繁華街の範囲はたかが知れている小さな町。
ってことで、このホテルの部屋を予約。
友人Jもホテルに泊まるというので二人分の予約完了!
ウキウキ感が高まってくる。
久し振りの、同級生たちとの再会がとっても楽しみ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

現実逃避

2011年06月13日 | 子供ネタ
6月13日(月)曇り

今、体育の授業でバドミントンに夢中の娘、突然バドミントンをやろうと言い出し、
昨日の夕方、家族でマンション下でバドミントン大会。
何年か前に一時期マイブームだった時以来だ。
ディフェンディングチャンピオンのワタクシとしては、負けるわけにいかぬ。
娘のスニーカーを履き、素振りをしながら適当な広場を見つけて試合開始。
ところが、風があって、どうにもうまくいかん。
結局、3人でそれぞれ対戦一巡して、終了。
どうにも不完全燃焼感がつのる。
今週末、またバドミントン大会開催するので、それぞれ自主練しておくように!

さて!先日、娘が、高校の図書館から有川浩著「植物図鑑」を借りてきた。
司書の先生から勧められたらしい。
有川浩さんといえば「阪急電車」を書かれたお方ではないですか!!!
母も読むっっ!と勢い込んで読みはじめ・・・すぐに放棄してしまった。
あまりに、出てくる男の子が草食系(まさに草食系なのです)過ぎて・・・
本の好みってのは、はっきりしてるなあと思う。
というのは・・・ワタクシと、娘の高校の司書の先生の好みは、合わない。
いや、正反対!とかじゃなく、びみょーにズレる感じというのが、かえって気持ち悪くてイヤ。
たとえば、彼女は、我が娘に湊かなえさんをイチオシしてた時期があり、
次から次へと、あのどんよりとした作品を読まされたワタクシは(いや、何もおかあさんに勧めたわけではありませんが)
うんざりした。
そして、湊かなえさんシリーズの一番最後に「往復書簡」を借りてきたので、懲りない母も読んでみる。
そして「読む順番って大事だなあ」と思ったのだ。
もし、ワタクシが、「往復書簡」を「告白」やら「夜行観覧車」の前に読んでいたら
ここまで湊かなえさんのことを毛嫌いすることもなかったろうに・・・
しかし、司書のセンセは「告白」だったんだろうね。「夜行観覧車」だったんだろうね。
そして、今、娘はセンセに勧められた「夜と霧」を読んでいる。
母は全くもって食指が動かないので読まないが、変に律儀な娘は、どんよりしながらも読んでいるようだ。
というか!!!
ここ最近、我が娘の読書量が倍増。
これって、大学受験という現実から目をそらしたいという、わかりやすい逃避なのか!?
昔っから、「勉強しろ」と言うといきなり部屋の掃除を始めるヤツだったが、
さらにその進化バージョンとしての読書なのか。
さらには、図書館に出入りしてるうちに「高校の司書さんって職業もいいなあ」と思いはじめている模様。
日テレの女子アナになって、広島カープの堂林くんと結婚するという華々しい夢はどうなったんだっ?
ま、どちらかというと、女子アナより司書さんのほうが娘のイメージにピッタリ!というのは、いくら親ばかなワタクシでも否定出来ないですが・・・
とにかく!読書も、たまの息抜きにはよいが、本分を忘れずに、将来、何にでもなれるように
今、頑張って勉強してくれ。

そうそう!「ちょんまげぷりん」はおもしろかった。
ワタクシのブックリーダーpさんおすすめに、ハズレはない。
「みをつくし料理帖」シリーズも、とても良い。
早く、予約本が回ってこないかなあ~
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小さなミラクル

2011年06月08日 | 本・マンガ・テレビ・映画
6月8日(水)曇り

月曜日の朝日新聞の朝日歌壇を楽しみにしている。
特に、松田梨子ちゃん(12歳)・わこちゃん(9歳)という姉妹の歌は、可愛くて大好き。
今週の月曜日にも、かわいい歌が掲載されていて、ワタクシ同様に彼女達のファンである娘としばし盛り上がる。
きっと、可愛いらしい姉妹だろうねえ~
時々、ママの歌も掲載されてるよねえ。
ママの影響で、短歌を作るようになったのかなあ。
きっと素敵な家族なんだろうねえ。
と、娘と想像した。
そして・・・昨日の火曜日の朝刊、文化面を見てびっくり!!!
『歌詠み一家 日常の歌集』というタイトルで、梨子ちゃん、わこちゃんちの記事が出ている。
パパママも一緒の家族の写真も出ている。
想像してた通り、とっても可愛いらしい女の子が二人、おそろいのオーバーオールを着て、にっこり。
優しそうなパパとママも一緒に。
入選作品などを収めた歌集を出したそうだ。
その名も「たんかでさんぽ」
4年ほど前に梨子ちゃんが作った歌
<五・七・五 くつで数えて立ち止まる ママとこのごろ たん歌でさん歩>
かわいいっ。
わこちゃんの作品も、かわいい。
<パパのいす げつかすいもく きんようび からっぽたいくつ どようびはまだ>
パパが単身赴任で、孤独な子育てを不安がっていたママが、姉妹を連れて散歩に出掛けて鬱を晴らしていたという。
そして、そのパパの短歌も、素敵。
<両腕に ぶらさがる子と たしなめる 妻がいるかな ノブを回せば>
あ~、愛が満ち満ち溢れている。
あなたっ!うちも、家族で短歌で作りましょう。
あなたの場合は、最悪川柳でも可!(・・・思いつき発言は却下します)

今日は、午前中ボランティアサークルの勉強会、午後からは久々の対面朗読。
N藤さんが出された本が「喋々喃々」
おーーーっ!先日浅草でお茶した喫茶店アンジェラスが出てくる「喋々喃々」ではないですかっ!
さらには、今日読み始める箇所は、ちょうど真ん中あたりからで・・・
さらには、ワタクシが読む箇所(対面朗読者は二人いる)で、ちょうどイッセイさんと栞さんが『アンヂェラス』に入り・・・
アンジェラスという名のケーキを食べ・・・
ワタクシが飲んだ梅ダッチコーヒーという名前も出てきて・・・
ワタクシは、読むのをやめて「この喫茶店、この前行ってきたんですっ」と言いたい気持ちを抑えつつ読み進める。
終了時間になり、じゃあ今日はここまで~となって、やっと
「さっき、出てきたアンヂェラスって喫茶店、この前行ってきて、そのケーキも食べてきたんですよ。
いや、ワタクシは全く覚えてなかったんですが、一緒に行った友人が『喋々喃々』に出てたのよって教えてくれて・・・」と話すと
N藤さんが「どんなケーキだった?」
ここで、悲しいのは、ワタクシの、食べ物を表現するボキャブラリーのなさ。
「小さいケーキなんですよ。昔なつかしい感じの。
ロールケーキの・・・あ、でも、今風のじゃなくて、昔の感じの・・・」
何もつたわらない・・・
もう一人の対面朗読者Oさん(男性)が
「浅草の、どのあたりにあるの?その喫茶店。」
ここで、悲しいのは、ワタクシの、場所を説明する能力のなさ。
「いや、だから、浅草・・・」
Oさん「オレ、結構浅草には行くんだよ。どのへん?」
n「・・・寄席行ったんですよ、そこから、アーケード街みたいなとこ抜けて・・・
いや、でも、ちょっとアーケードからははずれたか・・・
素敵なホームページがありますんで、検索してください。」
得意げに喋りはじめたわりには、何も伝わらなかったが、
でも、ワタクシ的には、すんごいミラクルを感じて、楽しい対面朗読だった。

そして、夕方は習字へ駆け込む。
ここでもミラクルが起きて、劇的に習字が上手に・・・ってなことはありませんでした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

しゃべれどもしゃべれども

2011年06月07日 | 本・マンガ・テレビ・映画
6月7日(火)曇り

先月、pさんと浅草の寄席に行った時、彼女から佐藤多佳子著「しゃべれどもしゃべれども」をお借りした。
寄席に行く日に、電車の中で読む本として、これ以上の本があるでしょうか!
そして、読みかけだったのに(いや、彼女は我が夫と同じように何度も読み返す主義)
ワタクシに貸してくださったのであった。
映画を先に見たので、どうしても登場人物を国分太一や香里奈、松重豊のイメージを持って読み始める。

いやぁ~すごくおもしろかった。
佐藤多佳子さんは天才だ!
「一瞬の風になれ」もすごく好きだった。
女の人なのに、どうしてこんなに魅力的な男の子たちを書けるのだろうか。
身近にそんなモデルがいるのか。
ワタクシが今一番お気に入りの漫画家羽海野チカさんの書く男の子たちもかなり魅力的で、
どの子と付き合えばいいのか迷ってしまう・・・おばちゃんの妄想・・・
イチオシはやはり、それぞれ主人公達であるが、脇役の、いわゆる世間一般的にはイケてない男の子たちもすんごく魅力的。
ん~~~っ、悩むけどやっぱり今昔亭三つ葉にしよう!
と、彼氏も決まったことだし、落ち着いて、今日の結論。
小説・漫画>映画
いや、原作が『大なり』ということを言いたい。
たまに、映画とかドラマが先にあって、そのあとそれが漫画になったり小説になったりするケースは
その脚本が『大なり』と思う。
あくまでワタクシの個人的感想ですが・・・
ワタクシのなかで、原作を超えた映画は「夜のピクニック」くらいである。
これは単に、小説では一昼夜歩き続ける過酷さに自分の学生時代のマラソン大会を思い出し気持ち悪くなっただけである、
映画は多部未華子ちゃんであって、ワタクシではなかったので、歩いても歩いても疲れなかったが、
小説は乗り移ってる自分が歩いているので、吐くかと思うほど気持ち悪かった。
それと、ハリーポッターシリーズは、第一作目の10ページくらいで挫折して映画に手を出してしまい、
もう、小説には戻れなくなった。
きっとすごくおもしろいのだろうが、もう小説にはもどれん。
ハリーもハーマイオニーも、こんなに大きくなってしまってるのだもの・・・
その二冊以外は、原作を超えた映画はない!と思う。
映画の「しゃべれどもしゃべれども」も良かったのである。
でも、小説は、その100倍良かった。
ここは泣くところじゃないだろう?というようなところでも泣けるほど
じんわりと、じっくりと、味わいのある話だ。
決して、奇をてらったような大事件が勃発したり、悲しい事件が起きたりするわけではない。
普通の、いや、少しだけ「生き辛い」と感じてる人間達が、もがきながらも前を向いて成長していく様が描かれている。
読み終わって、「自分も成長したい!」「頑張らなきゃ!」と思えるのである。
明日からは「ちょんまげぷりん」に入ります。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人生相談

2011年06月05日 | 本・マンガ・テレビ・映画
6月5日(日)晴れ

夫は今日もお仕事、娘も塾へ行った。
妻は・・・ネット三昧。
早く衣替えを終わらせろ!と、自分につっこみ。(ひと月以上かかってまだ終わらん)
夫よ!一応自覚はあるので、ご安心を!気力がないだけです。
来週中には、衣装部屋に、『足の踏み場』を作るようにします。

さて!
昨日のことですが、日刊イトイ新聞の小ネタ劇場「となりの珍名さん」にワタクシの投稿が載りました。
だいぶ前にも「珍名さん」コーナーには掲載されたことがあり、名前研究家としては満足満足。
ふと、前回のことを思い出したりしながら、二度の投稿内容が両方とも下ネタに近いことに気づく。
いや、その、お名前の方々には申し訳ないのですが、「おもしろいっ!」と自分のアンテナが反応するのは下ネタ系なのかと驚いたもので・・・
自分の中では、下ネタは大嫌いで、そういう系で笑わせるお笑い系も嫌いなのに、
これは一体どういうことか。

と、そんなことはどうでもいいことでありました。
昨日の、朝日新聞土曜版beの『悩みのるつぼ』は、とても良かったと思う。
相談コーナーなのだが、今回の相談者は14歳女子。
クラスの嫌われ者女子A子との関係で悩んでいる。
A子はKYで協調性がなく感情の起伏が激しい。
学年の女子ほとんどから嫌われている。
この相談者も、彼女のことが苦手だけど、無視や意地悪はしないから、A子から頼られている。
今年同じクラスになってしまいA子は喜んでるが、相談者は悩んでいる・・・
まず、相談内容だけ読んだとき、良くありがちな状況で、なおかつ難しい問題だなあと思った。
自分なら何と答えるだろうか。
大人の、くそ分別で(言葉を慎みなさいっ!)「A子を見捨てたら自分が後悔することになるよ」ってなことを言うんだろうか。
でも、もし、自分の娘が相談者だったら、きっとそんなアドバイスはしないだろうな。
なんてことをぐだぐだ考えながら読み進める。
相談相手は評論家の岡田斗司夫氏。
すごくいいアドバイスだったと思う。
人間を大きく四種類に分ける。
『バカ正直&お節介』『バカ正直&弱虫』『ズル賢い&お節介』『ズル賢い&弱虫』
そして、今まで『バカ弱虫』タイプだった相談者に、残り3種類に変わる究極の選択をさせる。
その合い間で「あなたは弱虫のくせに今までバカ正直にA子に付き合ってあげた。
よく頑張りました。(中略)きっとA子も他の友達も、あなたの『弱虫だけどバカ正直』な部分が好きなんですよ。」
そしてその上で、他の友達を巻き込んで、A子も巻き込む方法をアドバイスする。
「A子もあなたも大事なモノを失うのは同じ。
見捨てるしかない。A子も、自分の一部も。
生まれ変わりなさい。生き残るために。」
上手くまとめられん。全然伝わってないでしょ。是非朝日新聞をとって読んで下さい。
とにかく、かんどーした。
さすが相談に答える人だ。
だてに何十キロも痩せてないっ!・・・この人だよね、ダイエットに成功した評論家って・・・
ついつい綺麗事を言いたくなるワタクシとしては、たとえ70歳、80歳になっても、
人さまの人生相談にのることはできないなあ~としみじみ思った土曜の朝でありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

連想ゲーム

2011年06月03日 | 夫ネタ
6月3日(金)晴れ

夕べの夫のお帰りは11時。
それでも晩酌は欠かさない。
「呑まずにやってられるかっ」ってとこらしいが・・・
そんな夫と、垂れ流しのテレビから聞こえてきたCMの歌のことで連想ゲームが始まる。
夫「今の歌、マストの人じゃないの?」
妻「♪お部屋探しマスト♪って歌?いや、違うと思う。あの人の声じゃないよ。
えっとねえ~そうそう!ジブリの猫の映画の主題歌を歌った人!」
夫「本名陽子!」
妻「誰、それ?」
夫「カントリーロードの・・・」
妻「それは、『耳をすませば』でしょ。猫だよ猫、猫の映画・・・えっとぉ~猫の恩返しだ!それの主題歌の人!
ひらがなの名前だと思う。
5文字くらい・・・」
ワタクシの衰えかけた海馬が、真っ赤っかになっていろんなところに線を繋げるがもう一歩のところでズレているようだ。
妻「かじめいこ、いや違うなあ」
夫吹き出し「梶芽衣子とはまた古いねえ~恨み節ですか。」
妻「何、それ?」
とうとう夫にiPhoneで検索させると・・・
夫「を~っ!ひらがな5文字ってとこは合ってるよ!」と言いつつ、答えを出し惜しみ。
変なヒントを出してきては、ますますワタクシを混乱させる。
土曜の夜、質問する人は?ユースケサンタマリア
じゃあその人のアシスタントは?は?最近目覚ましやめた女子アナ。あ、名前が出てこない・・・
妻「もう早く教えてよっっ!」
夫「○○○○○でしたぁ~」
妻「は?さっきのヒントは、どこに繋がるの?」
ちょびっと名前が似てるだけでした・・・
で、正解は誰か。
ワタクシと同じ苦しみを味わっていただくため、伏せ字にしてみましたぁ~
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする