パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

夜明けのはざま

2024年06月30日 | 本・マンガ・テレビ・映画
6月30日(日)雨

町田そのこ著「夜明けのはざま」読了。
お客様の接待で浮かれていたら、図書館の返却日が迫っており、一瞬諦めかけつつページをめくってみた。

恒例ですが・・・自分では説明できないので、書評を引っ張ってみる
   地方都市の寂れた町にある、家族葬専門の葬儀社「芥子実庵」。
   仕事のやりがいと結婚の間で揺れ動く中、親友の自死の知らせを受けた葬祭ディレクター、
   元夫の恋人の葬儀を手伝うことになった花屋、世界で一番会いたくなかった男に再会した葬儀社の新人社員、
   夫との関係に悩む中、元恋人の訃報を受け取った主婦……。

   死を見つめることで、自分らしく生きることの葛藤と決意を力強く描き出す、『52ヘルツのクジラたち』で本屋大賞を受賞した町田そのこ、新たな代表作!
                     〜ポピラ社 書評より〜

5章に分かれている。
その第1章だけでも読んでみようと読み始め、もう何というか・・・すごいものを読んでいると思った(語彙)
これはもう絶対読み終わりたいと、一気読み。
途中辛くて、腹立たしくて、でも「あるある」だよなあと身につまされるのだ。
そして、読後感がいいのが好感度高し。

慌てて返却したのでもう手元に本がなくて、詳細を語れないのが残念だけど、今後、町田そのこさんの本は全部読もうと決意。
「52ヘルツのクジラたち」で彼女を知った。
あれもなかなかに辛いストーリーだったが、今回も、舞台が「家族葬専門の葬儀社」だからね、なかなかである。
「死」「死体」「死ぬ事」を極度に恐れているワタクシには、到底勤まらない仕事の筆頭にあると言ってもいい。
現にこの本の中にも、ワタクシのような「死恐怖症」の人たちも出てくるし、この仕事に偏見を持つ人たちも出てくる。
家族や恋人ですら、辞めて欲しいと思っている。
でも、彼女はこの仕事に誇りを持っている。
町田そのこさんの本を借りまくろうと図書館のサイトで検索して、数冊予約入れたのだが、その際、簡単な書評を読んで思ったことが、
彼女の話に出てくる人たちの、仕事への向き合い方が好感を持てるのだと言うこと。
52ヘルツ〜でも、皆それぞれに自分の仕事に真摯に向き合っている善人達と触れ合いつつ、主人公が生きていく未来が救いだった。
今回のこの本でも、自分の仕事に誇りを持つ人々が多く出てくる。
まあ、それゆえに、衝突も起きるのではあるが・・・
今のこの時代、女性も一生の仕事を持つのが当たり前になっている。
それは男女問わずと言う男女平等の教育の賜物であり、少子化等による世相のせいもあり、政策のまづさからくる若者の貧困のせいもあり。
それなのに、そこに結婚が出てくると、女性の負担、女性が何かを変えなければならないということが増えるのはなぜなんだろう。
男達の皆が皆、昭和の九州男児の長男気質のある男尊女卑思想支持者というわけでもないのに、まだまだそこには女が不利で、負担が増えて、我慢を強いられる世界。
そして、そういうのを嫌悪するはずの女の側にも、立場によっては強いる側になったりする。
あゝすごくわかる、と読みながら、こうべを垂れる。
もし、自分に息子がいて、結婚相手を連れてきた時、結婚した時、孫が生まれた時、自分はどうだろうかと。
そして、絶対に息子の思考になる。
その時に、息子が嫁と対等で、嫁の仕事生き方その他諸々を尊重して仲良くやってくれれば文句はないし、自分の教育が正解だったのだろう。
しかし、激務の息子が疲れ果てて帰宅して、同じく激務の嫁と喧嘩になった時、そんな愚痴を聞かされた時、冷静に諭す自信がない。
嫁が少し楽なパートに変わってくれれば、と思ってしまうだろう。
孫の世話には責任負いたくないくせに、「孫がかわいそう」とか言ってしまうかもしれない。
あゝ考えるだけでゾッとする。
息子がいなくてよかった。神様の采配に感謝である。
娘よ、楽しく生きろ!

何言ってんだか!
とにかく、これからワタクシしばらくは「町田そのこ読書月間」に入ります。
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鹿児島のどこに行った?

2024年06月27日 | おでかけ
6月27日(木)雨
今回来鹿のるい嬢をお連れしたところを一気にご紹介。
豪雨に見舞われた梅雨真っ只中ゆえ、全く期待してなかったのが逆に良かったのか、突如青空が見えた初日。
大慌てで、多賀山公園へ。
通常テレビや絵葉書の写真で見る桜島よりも、海抜が低く、なおかつちょっと近い位置から見る桜島。
ここでハッと気付く。
そう言えば、今、お休みになっている火野正平氏の番組「こころ旅」
鹿児島でのコースを少し辿ってみようって事で、寺山展望台から吉野公園へ。

その後、地元の温泉で汗を流す。

二日目。長島へ向かう途中の崖崩れ箇所。


長島と県本土を繋ぐ黒之瀬戸大橋。

下見の後で知ったのが、空中展望トイレなるものがあるらし。
なかなかいいアイデアなのに、広報と清掃に問題あり。
あゝワタクシが長島町民だったら、毎朝ここの清掃ボランティアをする。
そして、もっとアピールする。だって、こんな景色見ながら用を足すなんて楽しくない?

なぜに数多ある観光地の中から、長島になったかと言いますと、行程にA-Zがあるから。
大型スーパーA-Zは、鹿児島県内に3店舗あり、隼人店と川辺店はご案内済み。
残り阿久根店で見事コンプリートとなるからである。
車も売ってます。あ、ガソリン入れるからしばしお待ちを!
この高値の中、リッター159円は鹿児島最安値。

ショッピングをご堪能いただいてから、帰路につく。
途中、わが青春時代を過ごした場所を通る。
この海岸線に奇岩、人の顔した岩があるのよ。
車を停めて、しばし海を眺める。ををっ!サーファーがおる。
で、人形岩ってどれだったかなあ。

これじゃない?あそこが鼻で、右の岩は女の人よねえと盛り上がるワタクシとるい嬢であったが、看板を見ていた夫が「違う気がする・・・」

岩と岩の間にある小さめのものでした・・・

お笑いライブ「周る TKO」
るい嬢のおかげで、楽屋で写真撮影もしてもらい、85歳の老母、ご満悦。
しかし、ワタクシは密かに、果たして老母にコントが理解できるだろうかと危ぶんでおった。
鹿児島県民達を喜ばせながら、自虐的な不祥事ネタやら盛り込みつつ、流石のコント師たち、最高に面白かった。
興奮気味に老母が「面白かったねえ」と言うのも可笑しいやらホッとするやら。

これは、途中で、謝罪会見風に、シャッター音鳴らしながら観客達が二人を撮っていいシーン。

最終日は、2時過ぎの飛行機という事で、早い目に空港へ向かう。
またもや土砂降りである。
最大限にワイパー振り切りながら走る。
前々回、るい嬢来鹿の際、お茶屋さんのカフェで飲み物をテイクアウトしようということになった。
着いた初日、超過密スケジュールスタートしたばかりの時である。
抹茶スパークリングをオーダーした四人。
店内のお茶を爆買いする観光客2名とせっかちな案内人2名である。
遅い・・・カウンター内をのぞいでびっくりである。
1杯ずつ丁寧にお抹茶を点てておられるのである。
時間が、時間がないのです・・・と心で叫ぶ案内人達。
流石に丁寧に作られただけあってとても美味しかった。
それ以来、こちらのお茶屋さんには必ず立ち寄るようにしていたのだが、昨年レストランができたという事で今回はそこでランチ。

少し早いけど、空港へ。
時間に余裕があるので、足湯に浸かろう。

思ったより熱めで、じんわりと汗ばむほど。
なかなかよろしい。
足湯の隣には桜島のイラスト入りのタオルも売っておりました。良き!
ロイヤルでアイスクリームやらパフェやらドリンクバーやらを頼んで、最後のおしゃべりタイム。
ををっ!2時だよ。
じゃあまた来てね〜と手を振るのでありました。
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鹿児島で何食べた?

2024年06月26日 | おでかけ
6月26日(水)雨
るい嬢、今回が4回目の来鹿である。
ワタクシの知りうる観光名所、名物料理はご紹介し尽くした感があり、下見や試食が間に合わず焦る。
でも、彼女は、相手に合わせつつ面白がる天才。
前回は、鹿児島の蕎麦屋さんのチェーン店(そば茶屋)にお連れした時に、じゃあうどん屋さんのチェーン店(ふく福)にも行きたいわという事になった。
こういうところよ、彼女の良いとこ!!!
で、悪ノリするワタクシ、今回は鹿児島のチェーン店をご案内する事に。

あ、ワタクシ、常々申しておりますが、人様に料理を提供するのが苦手。
よって、全て外食となります。
朝食すら出ません。素泊まりです。
食事を提供するとなると、その事ばかり考えてしまうので自分が楽しめなくなるのです。
って事で、金曜日のお昼から外食三昧、スタートです。

初日、会ってすぐに向かうは鰻屋さん。
鹿児島の老舗「末よし」
ここはいつも行列ができていて、行列嫌いのワタクシは足を踏み入れた事が無かったのだが、さすがにこんな悪天候の、交通機関乱れまくりの日に鰻食べる人は少なかろう。
何組か待ちではあったものの、すんなり入れた。
メニューを見て、とりあえずは悩むでしょ、松竹梅、どれにするか。
でも、るい嬢の「鰻の値段じゃないですよコレ!」という悲鳴のような声に背中を押され「松」に。
しかし、ワタクシの風貌からか、お店の人の「え?竹ですか?」
松って言ってるちゅーねん!!!


夜は、鹿児島で焼肉と言ったら「なべしま」
あ、写真が一枚もない。
二人で焼肉に行くと、三種類頼んだ時点でお腹いっぱい。
こちらのCMは、鹿児島県民皆歌えると言っても過言ではない。
ダジャレ満載の、耳に残るCMソング、ぜひお聞きください。
いくつ焼肉屋さんのメニューが出てきたか、わかるかな?


二日目の朝は、九州発祥のファミレスチェーン店ジョイフルにて激安モーニング。
ワタクシはまた卵雑炊にしました。

お昼は、長島の「大陸市場食堂」にて。
ワタクシは海鮮丼。

夜は安定のそば茶屋
あ、これまた写真撮り忘れとる。
ちくわ天蕎麦をスルスルっと。   

三日目は、メインイベントのお笑いライブの日。
お昼を鶏飯の予定にしており、ライブの時間等考えて、朝は、前日たまたま見かけたもち吉で買った「おはぎ草餅桜餅」セットをおめざ的に。
おひいさまかっ!?
そして、鶏飯。

鶏飯ってご存知?
色々な具材をご飯に乗せて、鶏出汁スープをたっぷりかけて食す奄美名物。
ライブ前に、少し時間があり、さらにはるい嬢、ライブ用のお着替えがあるとの事で喫茶店に入る。
昔っからある喫茶店なので懐かしさと、さらには老母をあまり歩かせたくないという配慮の気持ちからのチョイスだったのだが、
キツキツの混み混みで、さらには喫煙オッケーでお隣の若者のタバコが臭かった。
夜は、夫も合流して鹿児島名物を食せる居酒屋に行こうと思うも、満員。
黒豚しゃぶしゃぶのお店いちにいさんへ。
あ、これも写真がないぞ。

最終日の朝ごはんは、鹿児島のパン屋さんと言えばここ!
ダンケンを予定していたが、るい嬢が「あれ?明日、定休日じゃないですか?」
えっ・・・
いや、コメダ珈琲とか普通にあるんですよ、パン屋さんもスタバも。
でも、今回は鹿児島のチェーン店巡りだったのよねえ。
で、チェーン店つながりで、軽羹でおなじみの「明石屋」でケーキを食すという荒っぽい事をする羽目になる。
安政元年創業の和菓子屋さんですが、洋菓子も美味しいのである。
さらには、店内で食すとコーヒーや紅茶の無料サービスがあるという素敵さ。
マンゴータルトにしました。なぜか写真がこれだけデカイ。

空港近くのお茶屋さんがやっているカフェレストラン 時でランチ。

ここでも楽しい事があって、旅の最後の最後まで面白かったわ〜

るい嬢がご所望されていた「ざぼんラーメン」は、また次回。
さらには、今回ライブで TKOさんが言ってたとんかつ「竹亭」とラーメン「小金太」もリストに加わる事に。
彼女が来鹿する事で、美味しいもの、楽しい事、色々な場所など新たな発見があってホント楽しい。
そして・・・体重計に乗らない4日間を過ごしたのち、またちょこザップに通う日常へと戻るのである。
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嵐の、まさに嵐の4日間

2024年06月25日 | おでかけ
6月25日(火)雨

ブログ仲間のるい嬢の数多ある「推し」の一つがお笑いコンビ「TKO」
彼らのお笑いライブが日曜日に鹿児島にて開催とのことで、るい嬢が来鹿。
先週の金曜日から月曜日まで滞在されたのだが、梅雨の真っ只中の鹿児島は警戒レベル4でスマホの警報鳴りまくり。
金曜の朝9時半到着予定なので、少し早い目に迎えに出ようと思い家を出て5分後に自分の甘さを知る。
県道ですらない脇道であるはずの我が家前の道路がすでに渋滞。
土砂災害警戒区域にある国道が封鎖され、高速道路も封鎖され、残るはわが町を通る県道しか無いという状態だった。
その超渋滞の県道から逃れてきた車による渋滞・・・
だが、市の中心部とは反対の空港へ向かうのだから大丈夫だろうと思い、ノロノロ進むも、ちょうど時間は通勤時間帯。
全く動かない。
ノロノロ数メートル動いては止まる。
この繰り返しをしている。
ラジオの交通情報を流すと「〇〇で崖崩れが発生し・・・」
怖っ。その〇〇は、普通の住宅地である。
これからワタクシが向かおうとしている空港までの道は、いつ崩れてもおかしく無いような山道である。
普段は可愛いワタクシの愛車だが、とんでもなく頼りなく思えてしょうがない。ひとたまりもない。
1時間かけて我が家からの坂を下りきったところで決意する。
リムジンバスで来ていただこう。これが何より安全。
裏道に逸れると、5分で帰り着いた。
1時間かけた下り坂を5分で登りきった虚しさよ・・・
るい嬢より「着きました」のラインが届いた時点で自宅にいる旨を伝え、リムジンバスに乗って〜と頼む。
日本全国津々浦々どころか世界を股にしている彼女ゆえ、こんな突然の変更は屁でもない。
即、状況を理解し、リムジンバス乗り場へ直行し、普通ならチケット買ったり手間取る所をピッピっとカード決済。
なんと10時発の臨時便バスに乗れたのである。
では、鹿児島市内のリムジンバス到着地点へお迎えに行こうと車を出すと・・・
へ?まだ、渋滞してるの?ここ。
我が家のすぐ下の道路からまだ渋滞。ノロノロ走ってやっとデパートの駐車場に入れた時に彼女から「降りました〜」
「三越の方に歩いて来てくれる?」
もう、ここからワタクシのポンコツぶりである。
鹿児島市にはその昔、山形屋と丸屋というデパートがあったのだが、丸屋が三越になり、三越が撤退して今マルヤガーデンズという商業施設になったのである。
でも検索した彼女は「ん?三越ってどこ?」と思うもロフトがあるって言ってたよなというささやかなヒントでマルヤに向かって歩いて来てくれ、無事に再会できたのであった。

いかん!会えたところまでの話で千字超えてもた。
とりあえず今日は、この4日間の行程のみメモ書きしておく。
観光したとこ、食べた物は後日ゆっくり。

初日は、会ってすぐ鰻を食べ、鹿児島銘茶やさつま揚げ、その他おみやげの下見、いや、もうこの時点でお茶の爆買いをされるるい嬢。
これよこれ、これを見たかった。この買いっぷり!!!
あんなに豪雨だったのに、青空が見えて来た。
今しかない!!!桜島の見える公園を転々とし、温泉行ってから、焼肉食べて1日目終了。

二日目は夫の運転で、以前下見していた長島へ。
もちろん豪雨です。
途中、崖崩れしてる場所もあったりとスリリング。
とは言え、豪雨の合間にうっすら日が差すような状況もあったりする不思議なお天気。
帰り道で鹿児島名物巨大スーパーA-Zへ。
3店舗コンプリート。ぱふぱふ!!!

三日目は、今回の旅のメイン、お笑いライブ「周る TKO」
当初の予定では、最前列はワタクシの友人知人家族で埋め尽くす予定だったのに、なぜか6人という少人数でちんまり観戦。
るい嬢のおかげで、楽屋でTKOのお二人と写真撮影までしてもらう。

四日目最終日。
2時の飛行機なのでゆっくりもしてられない。
朝ごはんはケーキというイレギュラーさ。
そしてもちろん豪雨。
空港近くのカフェレストランにてランチして、早めに空港へ行き、足湯に浸かったりしてからロイヤルでお茶。

という、大雨と、気まぐれな青空をちょいちょい見ながらの4日間であった。

今日の一枚は・・・
豪雨の合間の晴れ間に、大慌てで行った寺山展望台からの桜島。
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政治論国際論

2024年06月17日 | 本・マンガ・テレビ・映画
6月17日(月)雨

先日の、従姉で天才ユーチュバーのKemiちゃんとのおしゃべりの中で、ほおぉ〜そういう考え方をする人もいるのか!と驚いた事。
都知事選の話。
ちなみに、Kemiちゃんはユーチュバーであられるから、もちろんだいぶ前から安芸高田市の前市長石丸氏の事を、熱く語っていた。
おかげさまでワタクシも「へえ〜そういう人がいるのね」くらいの認識はあったので、今回の都知事選出馬を聞き「へ?都知事選に出るの?安芸高田市はどうなるの?いいの?安芸高田市民は納得してるの?応援してるの?」と思った。
それを踏まえて、テレビニュースとの温度差を感じた。
ニュースでは現職の小池氏と蓮舫氏の一騎打ち的報道。
まあ、いつも都知事選って、お祭り騒ぎのように、有象無象が出馬する。
が、石丸氏もその程度の扱いなのかと驚いた。
ワタクシ的には三つ巴くらいには善戦するのでは思っていた。
そして、ワタクシとしては、都民でなくなったからねえ、でも、もし都民だったらわたしゃ誰に投票するかねえと考え込んでしまう。
初めて小池さんが出馬した時、それはそれはものすごい緑の風が吹きまくっていた。
ワタクシも、緑のヘアバンドくらいしてもいいという意識だったように思う。
そして、今も、それほど悪くないんじゃない?くらいの認識である。
悩ましいのは、小池さんのバックに自民党がいる点。
一応の支持政党としてここ数年「立憲民主党頑張ってくれよ」的な立ち位置でいたので、ここで蓮舫氏の出馬をどう取るかという事だ。
ぢつはワタクシ蓮舫氏の事があまり好きでない。
それは、彼女の登場の仕方から気に入らないのだ。
ミスコンからの女子アナ〜と同じ臭いがしたのだ。
そんなこんなで、都知事選の選挙権もないくせに、いやあどうしたものかと困っていた。(困らんでよろし)
しかし、同じく蓮舫氏を推さないKemiちゃんだったが、その理由は全く予想してなかった。
Kemiちゃん「蓮舫って台湾人でしょ。」
へ?そこ?
まあ、最近Kemiちゃんは、日本国土を中国人が買い占めたりしている事を苦々しく思っている。
イーロンマスク氏の「日本は存在しなくなる」発言やら、川口市のクルド人問題等々も鑑みての事らしいが、どうにもユーチューブの影響が大きいようだ。
彼女曰く「もし自分が外国に渡ったとして、優秀だったとして、その国の政治家になったとして...その時、日本が有利になるように事を運ぶと思うのよね」てな事を言う。
う〜む。言わんとする事はわからんでもないが・・・
まさか人種の事を理由にするとは思わんかった(ちなみに蓮舫氏は日本国籍のみにはなっておられるよね確か)

ニュースを賑わせている、富士山とコンビニに群がる外国人、韓国人立ち入り禁止の対馬の神社、渋谷の路上飲酒、、、
対応が後手後手だったり、うまくなかったりで、ニュース見るたびに苦虫つぶした顔になる。
国粋主義者じゃないけど、迷惑を被る人がいるなら警察が取り締まるべきじゃないの?
観光業の為を思って強く出られないというのは間違っていると思うのよ。
お金だけ落としてくれれば、マナー違反の外人でもオッケーですなんて思ってないでしょ旅館の人やらお土産物屋さんも。
富士山を見えなくする幕を張るだなんて、みっともない対処をするから余計、インスタ映えしか考えないようなアホな観光客が押し寄せるんだよ。
渋谷だって、さっさと路上飲酒禁止にして、大々的に広めて、取り締まって、違反者はじゃんじゃん逮捕すればいい。
実習生と称して過酷な労働をさせたり、日本人がやりたがらない仕事(1次産業とか介護の仕事等)は外国人頼み。
お金を落とす外国人旅行客にはいい顔をして、労働力としての外国人には冷遇して、こういうのって国際的にどうなんでしょ。
難民を受け入れる環境にないなら、はなから受け付けなきゃいい。
難民申請を許可せず仮出所的な扱いの時には就労できないって、それはおかしくない?
やんわりと、帰国してくれって意味なの?
就労できなきゃ生活できないよね。
意味がわからん。

日本がなくなる、消滅する、という事象は、どういう事をいうのか。
純血種としてという意味なら、それはもうだいぶそうよね。
そして、それはそれで、いいんじゃないのという流れになってきているよね。
ただ、土地を外国人に売る事で、領土的な意味での「日本がなくなる」のは、もう少し考えたい。
お金さえ流れてくればいいという中間業者が立ち回って、中国人に土地が渡るような事をしているとしたら、それは国がちゃんと見極める方法を考えて欲しい。
こういうケースで揉めた時に「ほら〜だから蓮舫だと危険なのよ〜」と言いたくないのよ、ワタクシは、人として。
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気分転換

2024年06月16日 | 衣・食・住
6月16日(日)晴れ

昨日は、従姉で天才ユーチュバーのKemiちゃんちへラッキョウのおすそ分けをいただきに。
おしゃべりしてるとあっという間にお昼。
なんか食べに行く?
Kemiちゃんたら、今グルテンフリー生活決行中。
じゃあスシロー行こうか。
土曜日だし混んでるかもね、その時は流行ってないファミレスに行こう。
そんなこと言いながらスシローへ行くと・・・待ち人数0人。ヒャッホー。
炙りサーモンと焼きサーモンは何が違うの?とか、マグロがサービス価格100円だよっっっ!とか黒みる貝を1個ずつ食べてみる?とか楽しく食す。
デザートもここで済ますか、はたまた老舗和菓子屋さんでフルーツ満載のケーキと無料コーヒーにするか、、、
Kemiちゃん、はっと思い出す。
和菓子屋カフェみたいなとこ行こう!!!
外観は普通の民家なんだけど、中の設えや置いてある骨董品がいちいち素敵。

絶対我が家の方が年季は入っている古民家なのに、なぜにこうも違う???
センスが違うのです。

美味しいおはぎとコーヒーをいただきました。
テイクアウトのおはぎの詰め合わせがとても可愛くて素敵らしい。
今度、どこかに手土産持って行く時は、思い出せ、ワタクシよ。

と、結局丸々1日おしゃべりし倒し、夕方慌てて帰宅することであった。
今年は梅が少ないとはいえ、ラッキョウやスモモのいただき物で楽し忙しである。
スモモジャムはKemiちゃんお手製のをいただいたから、シロップ漬けくらいにしとこう。
残りはママ友んちへ押し付ける。
ラッキョウは、甘酢漬け、塩漬けにしてみた。
残っているのは酢味噌に混ぜ込んだり、豚肉巻いて焼いてみよう。
と、目先の楽しさだけに浮かれているので、大掃除をせねばならないという状況を先延ばし先延ばし。
明日から頑張ることにしましょう。
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お残しは許しまへんで〜

2024年06月12日 | 衣・食・住
6月12日(水)曇り

その昔、忍たま乱太郎というアニメがあった。
あ、今もやってるのね。
子供がいるとNHKの教育(Eテレの事です)にはずいぶんお世話になったものだ。
「おかあさんといっしょ」が始まるまでの朝の時間が待ち遠しくて。
夕方は夕方でこのアニメとか、まぢ色々お世話になったわあ。
「日本語であそぼ」も大好きだった。
いかんいかん、トオイメであの頃を思い出し始めてた。

この「忍たま乱太郎」に、きり丸という子がいる。
番組HPのキャラクター説明によると
   戦で家を焼かれ家族をなくしたが、アルバイトをしながらたくましく生きている。(中略)
   小銭が大好きで、音を聞いただけでお金の種類を当ててしまう!
   「タダ」「安い」という言葉に弱い
お顔は一番キリリとしてカッコいいのに、誰かが落とした小銭のちゃり〜んに反応する辺りが、可笑しさを通り越して哀れを感じていたのは、ワタクシが彼に似ているからだったのか。
ちなみに、今日のタイトル「お残しは許しまへんで〜」は、きり丸達が通う忍術学園の食堂のおばちゃんの名台詞。

鹿児島に帰ってきて、終のすみか探しをしていた頃、半分精神を病みながら雪の舞う中、てくてく歩いて物件を探したりしていた。
歩きながら、ただ歩くのってもったいないなあと思っていたところにポスティング員募集のチラシを見かける。
短絡的に「物件探しながらチラシ配ってお金になって健康にも良いなんてサイコー」と思いつく。
で、今、チラシ配っておるわけですが、まさに小銭稼ぎ程度だし、健康にいいどころか、毎年熱中症になる始末。
そして、変に律儀な所があって辞める事がなかなかできず。

今年に入ってからちょこザップに通っている事は、ここでもしょっちゅう語っている。
ひと月2980円で、いつでも気軽にジム通いができる。
我が家から一番近くの店舗まで車で15分足らず。
行ける時は週4で通うくらいのめり込んでいる。
週2で顔のエステなんかやっちゃったりしてる。
そんなワタクシ、ある日ふと目にしたのが・・・
フレンドリー会員なるシステムがあるとか。
フレンドリー会員とは、15分程度の掃除や軽作業をすれば、週1ペースだと1000円、週2ペースだと2000円割引になる。
ひと月2980円で十分安いと満足していたくせに、小銭好きのきり丸気質がむくむく湧いてきて、でも生来のビビリからとりあえずは週1ペースで申し込む。
で、見事に難関をくぐり抜け(知らんけど)任命された。
ちょこザップって、マシンを使う度に自分で消毒清掃して、使い終わったらまた清掃するという決まりがあるので、概ね綺麗である。
だから全くもって肉体的負担が大きいという事はない。
しかし、自分が「おつう」的気質も持ち合わせている事を忘れとった。
人がいる中で、何かをするのが苦手。
料理がその最たるもの。
掃除もなかなかの負担で、だから夫が在宅時には掃除しないくらいだ。
さらには変に責任感を持ち合わせているゆえ、トイレットペーパーの在庫が無く問い合わせてもなかなか届かない事がまた心理的負担になる。
誰かが良かれとトイレに清掃用のペーパー(水に流せないもの)を置き始めたのも気になるが、これまた撤去してよいかどうか
便器消毒用のつもりで置きました、拭いてから汚物入れに入れればいいんでしょと言われりゃそれまでだし。
と、何かと悶々としてしまう。
自宅からとりあえず1個ペーパーを持ち込みたいくらいだが、自前の掃除用具も禁止なのだ、余計な事はするなってことよね、悶々。
たった千円に目がくらんだ自分にトホホである。
楽しく通っていたちょこザップが楽しめなくなりそうで悔やまれるのだが、もう2回は掃除したのでこれで辞めると損した気持ちになるから辞めない(・・・)

この歳になると、現場から退くケースが多くなるのに、なぜこの歳になって、それも肉体労働的な作業に手を染めるのだろうか、ワタクシってば。
しかし、踏み入れてしまった以上は、チャリ〜ンという小銭の音を楽しむしかない。
って事で、今からチャリでチラシ配り、行ってきま〜す。

今日の一枚は、大好きな「海老出汁うどん」
食堂のおばちゃんに褒められるほど、汁まで飲み干します。
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鹿児島あちこち

2024年06月11日 | おでかけ
6月11日(火)曇り

色々お騒がせな鹿児島からこんばんは。
ずるずるずるずるみっともない不祥事続きで、隠蔽もしたくなるだろうねえと1ミリは同情しつつ、いやいや、ダメダメ、一番それをやっちゃいけないとこ!と思う。
全国ニュースで鹿児島といえば、桜島の爆発か台風や大雨の自然災害がほとんどなのに、やたらと鹿児島鹿児島聞こえてきて、昨日なんて小型機が不時着してた・・・
そんな中、夫が「鹿児島県警に行きたい」と言う。
ミーハーから対極にいる人ゆえ、今、騒動中の県警を見に行きたいわけではあるまい。
聞くと「焼酎を買いたい」
へ?
東京の友人に頼まれたとか。
日本警察の父と言われた人が鹿児島出身の「川路利良」警視正。
漫画「ハコヅメ」を描いた泰三子氏が今連載中の「だんドーン」は、川路大警視が主役。
その川路大警視の名を冠した焼酎が、鹿児島県警本部でだけ買えるらしいと。
老母の誕生日の祝宴会場(・・・)に行く前に、3人で静々と県警本部に行ってみる。
受付で名前書いて、番号札のプレートを受け取り、まっすぐに売店へ。
夫は二本買うと言うが、せっかくだし、腐るもんでも無いし、自分でも呑んでみたいし、って事で五本購入。


老母の85歳のお誕生日会は「天麩羅とお蕎麦のお店」へ。

天麩羅ってお腹にくるわねえ。
でもまあ、ここも候補に入れときましょう。

今週の日曜日は、所用があって出かける。
その帰りに...妻、ちょっと寄りたい所があるの。
今年の8月末で、再開発のため閉店するイオン鴨池店。
できたのは1975年。
動物園があった跡地にダイエーとして誕生。
一晩の突貫工事で店前の歩道橋ができたとか、何かと話題のショッピングモールだった。
屋上の駐車場に車を止めると、店内には螺旋状の通路で降りてくるというのも斬新だった。

広いセンターホールには大きなスクリーンがあって、学生時代に友人びっちゃんと何気にそこに映ってた「山口百恵の引退コンサート」を見始めてしまい、
最後まで見て、めちゃ感動したのを思い出した。
と、ワタクシのように、懐かしさで来店した家族連れのママが興奮気味に「この長いエスカレーターがドキドキしたのよぉ〜」と嬉しそう。
地方出身の夫は、思い入れが無いようで、温度差を感じる。
ラーメン食べて帰宅。

今、垂れ流しのニュースから聞こえるは、フィリピンの特殊詐欺の容疑者が逮捕。
鹿児嶋孝之容疑者。
え?ってなって画面見入ったわ。
と、話題があっちゃこっちゃ飛びましたが・・・
トップの写真は、鹿児島県警本部。
入り口のとこに川路警視正の銅像立ってます。
ここには、焼酎買いに来るぐらいがよろしいようで。
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謙虚

2024年06月06日 | 本・マンガ・テレビ・映画
6月6日(木)曇りのち雨

NHKの連ドラ「虎に翼」に毎朝泣かされ笑かされ、そして険しかった茨の道を踏み分けて来てくれた女性達に感謝している。
そしてドラマを見た後はついついXで#虎に翼を読み漁ってしまう。
だって、市井には自分をはるかに超える解釈力、知識、洞察力、を持った人達がいて、それを惜しげも無く披露してくださるのだもの。
それと、ワタクシはもう会社という社会の第一線を退き、家という社会のくくりからも退いた感を持つ。
「家」というか「嫁」ということね。
だけど、今まさにその第一線で戦っている女性たちの悲鳴が聞こえてくる時がある。
え?日本の女性はまあまあの位置まで来られたんじゃないの。
とらちゃんの時代を思うと、今、天国のようだわ〜と呑気にコーヒー飲みながら見た後に、今現在の会社の男女不平等の様をXで見て「まだまだだったのか」と驚かされたりする。
 
今週のキーワードのように出てくる「謙虚」という言葉。
ワタクシもコレに縛られていた気がする。
いい顔をしたい、いい人と見られたい。
まだまだ女子社員がお茶を入れるのが当たり前の時代だった頃、それに異を唱える女子社員も少なからずいた。
そういう人達のおかげで給湯器が設置されたり、お弁当時のお茶や3時のお茶制度がなくなっていった経緯も見てきた。
でも、ワタクシは「まあ、お茶入れくらいで目くじら立てずとも」という立ち位置だったし、異を唱える女子社員達のことは少し怖いオネエ様達と思っていた。
その後、いくつか会社を転々としたが、小さな会社が多く、女子はワタクシ一人、居ても派遣さんというケースだったので、お茶を入れる事に疑問も持たず、
なんなら仕事の息抜きになるわ、くらいに思っていた。
こういう意識が良くない、と今なら思う。
女子の足並みを狂わせるのは女子。
女の敵は女、とあの頃の若いだけでチヤホヤされ、八方美人だった自分を罵りたい。
テレビタックルという面白い番組があった。
当時法政大学の教授だったか「田嶋陽子先生」がよく出てらした。
彼女VS男性出演者という図になりがちだった。
他に女性の出演者がいても、あまりに田嶋先生が過激で、取り付く島もないほどで・・・
そう、ほかの女性達は、謙虚だった。
でも、今思えば、どんなに敵を作ろうと、田嶋先生は揺るがなかった。
上野千鶴子先生にも同じイメージがある。
こういう女性達が血の涙を流しながら、ちょっとずつちょっとずつ女性の立場をあげてくれた。
そんなことを思いながら、「虎に翼」に出てくる女性代議士役の伊勢志摩さんを見ていた。

数年前の医大の入試の男女比の件や、そもそもの給与の差、まだまだなんだろう。
夫婦別姓の件も、いつまで経っても進展が見られないのは、未だに「家」制度の崩壊の恐れからか。くだらん。
「虎に翼」を見ながら、男女平等のこと、戦争のこと、憲法のことを考える。
コメント (3)
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もったいない

2024年06月04日 | 本・マンガ・テレビ・映画
6月4日(火)晴れ

昨日、付けっぱなしのテレビから流れるは・・・
ヒロミ氏がDIYですんごい棚やら壁やら扉やら作っている。
食い入るように見入る木工職人の夫とその弟子n。
最近農作業が忙しく、木工から離れていただけに、創作意欲がモクモクモリモリと湧く二人。
郵便受けと一体型の、置き配用の箱を作りたいねえとか、
そう言えば、あたしの録音用パソコン机はどうなってる?とか。
夫が「なんでこの番組、今まで見てなかったんだろ」と不思議がる。
え?これって時々ある特番じゃないの?と言いつつテレビ画面右上を見て、あゝコレ有吉ゼミなのね。
ギャル曽根さんと大食いさん達が食べまくったり、激辛を食べたりする、あの番組なのね。
つか、最近、こういう感じのバラエティが多いよね。
昔はもっとテレビがわかりやすかった。
歌番組かクイズ番組、旅行、グルメ等々、一目見ればすぐに番組名がわかるような作りだった。
今は、特にバラエティがわかりづらい。
バナナマンかサンドイッチマンがMCで、ヒロミさんとか坂上さんとか指原さんとかいる番組、多くない?
ま、そんなことはどうでもよろし。
コレ見たおかげで、また木工職人が動き出すと思うと嬉しい弟子である。

そのままテレビ垂れ流していたら、引き続きヒロミ氏が出ている。
ほらね、色々似たような番組似たようなメンバーが多すぎんだよ。
「一攫千金!宝の山!」という番組で、
どうやら、売れそうなものを見繕ってきて、ヤフオクに出品し落札まで見届けるってやつらしい。
昭和の車三菱ランサーセレステ2000GTが、結構なボロボロ状態から生まれ変わる様を見る。
そしてヤフオク!
超高値が付く。
その後のブルーバードも。
可愛いイタリアのスクーターも。
こういうの、すごく良いなあと思う。
本職の方達の力を借りれば、こんなに綺麗に生まれ変わるのかという驚きもあるし、その前のヒロミ氏の木工を見れば我々だってという気持ちにもなる。
なんにせよ、古いものを再生するというのは良いことだと思うのだ。
なぜ、ワタクシが熱く語るかと言うと、常日頃、ワタクシ、山を切り開いている工事を苦々しく見ている。
少子化でどんどん人は減っているのだから、今ある住宅で十分まかなえるであろうに、なぜに造成して新築の家を建てまくる必要があるのか。
マンションも建ちまくって景観台無し。
人間の技術をもってすれば、中古物件も、ご希望あらば新築のようにできるし、古民家好きにはそれなりに古民家仕様にもできるであろう。
数日前に見たテレビでは、空き家ハンターなるアメリカ人のおっさんが、和風物件として外国人に斡旋する商売をしていた。
その中のお客さんで、素敵に内装をDIYして暮らしている外国人の言葉が沁みた。
「日本には『もったいない』と言う言葉があるけど、家に関してはその概念が薄い」ってな感じのこと。
ホント、おっしゃる通り!と思った。
我が実家の25軒くらい並んでいる通りにすら7軒の空き家。
我が家の近所にも空き家が数軒目に付き、「あゝワタクシが金持ちだったらこの家を買って、ワタクシ好みにリフォームしてから賃貸物件にしたい」と妄想する。
が、お金が無いので、日々朽ちていくのを見ては嘆き、ある日突然取り壊されるのを見ては嘆いている。
あゝもったいない。
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